「信じられないほどのエネルギーが必要」 ボーンマス監督退任のハウ、25年過ごしたクラブを離れた理由明かす
2020.11.24 17:59 Tue
昨季までボーンマスで指揮を執ったエディ・ハウ氏がクラブを去った理由を明かしている。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。
2015-16シーズンのプレミアリーグ昇格から実に5シーズンにわたり、イングランドトップリーグにとどまらせたものの、昨季は18位フィニッシュで降格決定。チャンピオンシップ(イングランド2部)降格の責任を取る形で、シーズン終了後にハウ氏も監督を退任した。
イギリス『スカイ・スポーツ』に出演したハウ氏は、選手時代を含め25年の時を過ごしたクラブを離れた理由について明かしている。
「私はクラブに愛着を持っていたし、全身全霊で愛していた。だけど、去るのは正しい決断だったよ。クラブを今の地位にまで引き上げ、そこへ留めておくには、信じられないほどのエネルギーが必要になるんだ」
「ボーンマスのため、自分自身のためこの決断をした。家族と一緒に家で過ごしたかったんだ。子供たちの成長を見たかったんだよ。もし機会が与えられ、そのときの自分が望めば監督業に復帰するつもりだ。だけど、それには本当にやる気を起こさせてくれる何かが必要だね」
また、ハウ氏は自身のキャリアを振り返り、監督として成功するのに必要な要素をいくつか明かした。
「監督は選手の誰もが同じアイデアの下、プレーしていくように戦っていかなければならない。選手にはそれぞれ夢や野心、モチベーションがあるし、エージェントなど外部からの興味も多々あるからね」
「私はメディアの声にあまり耳を傾けないようにしていた。雑音から遠ざかるのはとても大事だし、それよりもスタッフの声に耳を傾ける必要がある。そして、どんなクラブで指揮をとっているにせよ、クラブではなく町の資産を管理していると知る必要があるんだ」
「監督は順応性を持たないといけない。ある瞬間には選手の前に立ち、ある瞬間にはメディアの前に立ち、その都度気分を変える必要がある。加えて、問題が起こる前に因子を見極める深い知性も必要だね」
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選手時代からボーンマスに籍を置いていたハウ氏は2008年当時、リーグ2(イングランド4部)の同クラブで監督としてのキャリアをスタート。一度クラブを去ったものの、2012年に再任して以来、昨季まで指揮官として辣腕を振るい、就任当初4部に所属したクラブをプレミアリーグにまで押し上げている。イギリス『スカイ・スポーツ』に出演したハウ氏は、選手時代を含め25年の時を過ごしたクラブを離れた理由について明かしている。
「私はクラブに愛着を持っていたし、全身全霊で愛していた。だけど、去るのは正しい決断だったよ。クラブを今の地位にまで引き上げ、そこへ留めておくには、信じられないほどのエネルギーが必要になるんだ」
「(退任してからの)回復には長い時間がかかったよ。クラブ、仕事、選手、スタッフ、クラブに関わる全ての人への愛が日々の糧となっていたのに、それがなくなり、誰とも連絡を取らなくなった。突然何もない状態になるのは、精神的にも非常に難しいことだ」
「ボーンマスのため、自分自身のためこの決断をした。家族と一緒に家で過ごしたかったんだ。子供たちの成長を見たかったんだよ。もし機会が与えられ、そのときの自分が望めば監督業に復帰するつもりだ。だけど、それには本当にやる気を起こさせてくれる何かが必要だね」
また、ハウ氏は自身のキャリアを振り返り、監督として成功するのに必要な要素をいくつか明かした。
「監督は選手の誰もが同じアイデアの下、プレーしていくように戦っていかなければならない。選手にはそれぞれ夢や野心、モチベーションがあるし、エージェントなど外部からの興味も多々あるからね」
「私はメディアの声にあまり耳を傾けないようにしていた。雑音から遠ざかるのはとても大事だし、それよりもスタッフの声に耳を傾ける必要がある。そして、どんなクラブで指揮をとっているにせよ、クラブではなく町の資産を管理していると知る必要があるんだ」
「監督は順応性を持たないといけない。ある瞬間には選手の前に立ち、ある瞬間にはメディアの前に立ち、その都度気分を変える必要がある。加えて、問題が起こる前に因子を見極める深い知性も必要だね」
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