リバプール移籍のチアゴを惜しむコマン「彼はレヴァンドフスキと同じくらい重要だった」

2020.10.23 19:55 Fri
Getty Images
バイエルンのフランス代表FWキングスレー・コマンは、今夏にリバプールへ移籍したスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラを惜しんでいる。ドイツ『シュポルト・ビルト』が伝えた。
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チアゴは昨シーズン、7年間を過ごしたバイエルンで三冠獲得に大きく貢献。特にコマンのゴールによりパリ・サンジェルマン(PSG)を1-0で下したチャンピオンズリーグ(CL)決勝では、特筆したパフォーマンスを見せた。その後は残り契約が1年を切っていたこともあり、新たな挑戦を求めプレミアリーグ王者のリバプールに、移籍金2700万ポンド(約37億円)で移籍。
バイエルンでチアゴと5年を共に過ごしたコマンは、イギリス『デイリー・メール』のインタビューに対して、スペイン代表MFがクラブにとってどれだけ重要な存在であったかを語った。

「彼(チアゴ)はバイエルンのために多くのゴールを決めたわけではない。でも、彼のプレーはロベルト・レヴァンドフスキの50ゴールと同じくらいチームにとって重要なものだったんだ」

「僕はバイエルンで毎日チアゴと一緒にトレーニングをしていた。だから、彼の資質についてはよく知っている。リバプールは彼の様な偉大なサッカー選手が加入して、幸運だと思うだろうね」
コマンはインタビューの中でCL優勝を決めたゴールについて聞かれ、「人生最高の瞬間だった」と打ち明けている。

「(ゴールの瞬間は)スタンドにファンがいる状態なら聞くことができないような、チームメートの悲鳴(のような歓声)が聞こえたよ。とても特別な瞬間だった」

「僕の人生には悪い瞬間も良い瞬間もあった。でも、CL優勝はそのすべての中でも最高だったね」

また、コマンは昨シーズンの三冠に満足することなく、今度は大勢のファンがいる中での優勝を望んでおり、「ヨーロッパの王様のような気分になりたい。今年も(優勝に向けて)頑張るよ」と意気込みを見せている。

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