ローマ、選手やフォンセカ監督が4カ月分の給与返納! CEO「団結を証明」
2020.04.19 21:56 Sun
ローマは19日、トップチーム所属選手とパウロ・フォンセカ監督、コーチングスタッフの3者から申し入れられた今シーズンの4カ月分の給与返納を受け入れることを発表した。
そして、今回ローマでは財政面でクラブを支援するため、3月から6月までの4カ月分の給与返納を自ら提案し、クラブ側がこの申し出を受け入れた。また、クラブの経営陣に関しても同様に給与の一部を返納する。
さらに、前述の3者は給与返納とは別に、イタリア政府のセーフティネットに参加した一部のクラブスタッフが給与全額を受け取るため、差額を一括して支払うことになるという。
なお、今シーズンが再開されて無事完了した場合、3者にはスポーツ面の目標達成に応じて幾つかのインセンティブが支払われる予定だ。
「私たちは常にローマの連帯に関して話し合ってきました。その中でプレーヤー、監督、コーチングスタッフは自発的に今シーズンの残りの給与を返納する申し出を行い、私たちが常に団結しているということを証明してくれました」
「エディン・ジェコをはじめとするすべてのプレーヤーとパウロ(・フォンセカ)は、このクラブがどのような存在であるかをよく理解していることを示してくれました。同様に、このクラブの従業員のために素晴らしいジェスチャーを見せてくれたすべての人たちに感謝しています」
「私たちはASローマ、ローマ・ケアーズ主導の下、ウイルスによって困難に見舞われている人々を支援するためサポートを継続することを改めてお伝えします。フォルツァ、ローマ!」
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新型コロナウイルス(COVID-19)による非常事態が続く中、サッカー界では多くのリーグやクラブが活動中止を余儀なくされ、財政面における深刻なダメージを受けている。その中でセリエAでは、ユベントスとパルマの選手らが給与返納という形でクラブを支援していた。さらに、前述の3者は給与返納とは別に、イタリア政府のセーフティネットに参加した一部のクラブスタッフが給与全額を受け取るため、差額を一括して支払うことになるという。
なお、今シーズンが再開されて無事完了した場合、3者にはスポーツ面の目標達成に応じて幾つかのインセンティブが支払われる予定だ。
ローマで最高経営責任者(CEO)を務めるグイド・フィエンガ氏は、クラブを大いに助ける重要な申し出を行ったトップチーム所属選手とパウロ・フォンセカ監督、コーチングスタッフの3者に深い感謝の意を伝えている。
「私たちは常にローマの連帯に関して話し合ってきました。その中でプレーヤー、監督、コーチングスタッフは自発的に今シーズンの残りの給与を返納する申し出を行い、私たちが常に団結しているということを証明してくれました」
「エディン・ジェコをはじめとするすべてのプレーヤーとパウロ(・フォンセカ)は、このクラブがどのような存在であるかをよく理解していることを示してくれました。同様に、このクラブの従業員のために素晴らしいジェスチャーを見せてくれたすべての人たちに感謝しています」
「私たちはASローマ、ローマ・ケアーズ主導の下、ウイルスによって困難に見舞われている人々を支援するためサポートを継続することを改めてお伝えします。フォルツァ、ローマ!」
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