FA会長も危機感露わ 「クラブやリーグを失ってしまう危険がある」
2020.04.08 10:00 Wed
イングランドサッカー協会(FA)の会長を務めるグレッグ・クラーク氏がクラブやリーグの存続危機を口にした。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。
打ち切り説も加熱するなかで、経営的打撃も表面化しつつあり、数クラブは財政圧迫の緩和を目指して、選手やスタッフの給与カットを決行。従業員の一時帰休に乗り出すクラブも現れている。
FA会長もその苦しい状況を「危機」だと認めた。7日の評議会でこう語っている。
「財政崩壊を受けて、クラブやリーグを失ってしまう危険に直面している。立て直しのチャンスが皆無に等しい状況下で多くのコミュニティから心のクラブがなくなってしまう恐れもある」
「我々はシーズンの完結させる決意があり、この計画が不要であるのを願っている。だが、そうした緊急時のプランを用意していないのも愚かだ。フットボールはチームゲーム。今こそ共闘が必要なときだ」
また、注目点であり続ける今季の完結有無に関しても、次のように見解を示した。
「ロックダウンがどれだけ続くのかなんて、誰にもわからない。政府は今、人命の危機を警告しており、慎重になるのが我々にとって唯一の賢明な選択肢だ」
「我々は昇格と降格、優勝者の問題を解決すべく、シーズンの完結にコミットしている。しかし、フットボールは我々の優先事項じゃなく、完結できない場合もある」
「パンデミックがより発展するにつれ、政府の指示に従うことになる」
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世界的流行が続く新型コロナウイルスの影響を受け、完全停止に追い込まれているフットボール界。イングランドも例外でなく、再開の目処が全く立っておらず、3日に無期限延期を決定した。FA会長もその苦しい状況を「危機」だと認めた。7日の評議会でこう語っている。
「財政崩壊を受けて、クラブやリーグを失ってしまう危険に直面している。立て直しのチャンスが皆無に等しい状況下で多くのコミュニティから心のクラブがなくなってしまう恐れもある」
「この前例なき逆境において、全利害関係者は存続のために立ち上がり、痛みの共有が必要だ。今季が失われ、来季が危機に瀕するとしても、イングランドフットボールが壊されないプランが求められる」
「我々はシーズンの完結させる決意があり、この計画が不要であるのを願っている。だが、そうした緊急時のプランを用意していないのも愚かだ。フットボールはチームゲーム。今こそ共闘が必要なときだ」
また、注目点であり続ける今季の完結有無に関しても、次のように見解を示した。
「ロックダウンがどれだけ続くのかなんて、誰にもわからない。政府は今、人命の危機を警告しており、慎重になるのが我々にとって唯一の賢明な選択肢だ」
「我々は昇格と降格、優勝者の問題を解決すべく、シーズンの完結にコミットしている。しかし、フットボールは我々の優先事項じゃなく、完結できない場合もある」
「パンデミックがより発展するにつれ、政府の指示に従うことになる」
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