神戸が大会初制覇! 両軍計6ゴール、9人連続失敗PK戦の末に横浜FMを下す《FUJI XEROX SUPER CUP 2020》
2020.02.08 16:30 Sat
FUJI XEROX SUPER CUP2020の横浜F・マリノスvsヴィッセル神戸が8日に埼玉スタジアム2002で開催。神戸が3-3でもつれ込んだPK戦を3-2で制してみせ、大会初優勝を果たした。J1王者の横浜FMは新戦力のオナイウ阿道がスタメン入り。一方、天皇杯王者の神戸は今オフ加入のドウグラスをスタートからピッチに送り出した。
試合は横浜FMが立ち上がりからボールを繋ぎ、神戸が前線からの守備でチャンスを狙う展開に。22分に右CKの流れからドウグラスがゴールネットを揺らした場面こそオフサイドの判定が下った神戸だったが、27分に均衡を破る。バイタルエリア左のイニエスタが相手DF2人の間に絶妙なパスを通すと、ボックス左に抜け出したドウグラスが左足で決め切り、神戸が先制した。
先制を許した横浜FMだが、36分に相手ボックス内のこぼれ球に反応した仲川がGK飯倉と激しく交錯すると、ボックス右に浮き上がったボールをマルコス・ジュニールがヘッド。これで試合を降り出しに戻した横浜FMだが、40分に古橋が高い位置でチアゴ・マルチンスのGK朴一圭に対するバックパスをカットすると、無人のゴールに流し込み、神戸が再びリードしてみせる。
1点を追う形で試合を折り返した横浜FM。後半の頭から遠藤と伊藤を投入して、エリキを左サイドから前線中央に配置転換すると、これが実る。54分、左サイドのスローインを素早く受けたエリキがボックス左から折り返す。扇原が倒れ込みながら左足シュートを決めてみせ、横浜FMが再び同点に追いついた。
しかし、引き下がらない横浜FMも73分、仲川のサイドチェンジから3度目の同点。ボックス左で仲川の展開に追いついた遠藤が中央に折り返すと、並走したエリキが押し込み、イーブンに戻した。その後、仲川に再三決定機が巡ってきたものの、GK飯倉や大崎の好守にも遭い、3-3で後半終了。PK戦に突入した。
そのPK戦では、両軍ともに2人目まで全員成功したものの、それぞれ3人目から6人目まで相次いで失敗。先行の横浜FM7人目、遠藤もクロスバーを叩いて失敗すると、後攻の神戸7人目、山口が右足シュートをゴール右に決め、勝負の行方を決した。
大会史上最多得点のゲームをPK戦の末、制した神戸が大会初制覇を成し遂げた。
先制を許した横浜FMだが、36分に相手ボックス内のこぼれ球に反応した仲川がGK飯倉と激しく交錯すると、ボックス右に浮き上がったボールをマルコス・ジュニールがヘッド。これで試合を降り出しに戻した横浜FMだが、40分に古橋が高い位置でチアゴ・マルチンスのGK朴一圭に対するバックパスをカットすると、無人のゴールに流し込み、神戸が再びリードしてみせる。
1点を追う形で試合を折り返した横浜FM。後半の頭から遠藤と伊藤を投入して、エリキを左サイドから前線中央に配置転換すると、これが実る。54分、左サイドのスローインを素早く受けたエリキがボックス左から折り返す。扇原が倒れ込みながら左足シュートを決めてみせ、横浜FMが再び同点に追いついた。
再び追いつき、勢いづいた横浜FMだったが、仲川や喜田が決定機をモノにできずにいると、69分に伊藤のパスをカットした山口がイニエスタにパスを出してボックス中央へ。ボックス右からイニエスタが折り返したボールのこぼれ球を山口が蹴り込み、神戸が3度目のリードに成功した。
しかし、引き下がらない横浜FMも73分、仲川のサイドチェンジから3度目の同点。ボックス左で仲川の展開に追いついた遠藤が中央に折り返すと、並走したエリキが押し込み、イーブンに戻した。その後、仲川に再三決定機が巡ってきたものの、GK飯倉や大崎の好守にも遭い、3-3で後半終了。PK戦に突入した。
そのPK戦では、両軍ともに2人目まで全員成功したものの、それぞれ3人目から6人目まで相次いで失敗。先行の横浜FM7人目、遠藤もクロスバーを叩いて失敗すると、後攻の神戸7人目、山口が右足シュートをゴール右に決め、勝負の行方を決した。
大会史上最多得点のゲームをPK戦の末、制した神戸が大会初制覇を成し遂げた。
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