ユナイテッドのレジェンドがクロップ言動に苦言「自分勝手」
2020.01.31 12:40 Fri
2月4日に行われる予定のFAカップ4回戦、シュルーズベリー・タウンとの再試合にトップチームの選手を起用しないことを明言しているリバプールのクロップ監督。これにマンチェスター・ユナイテッドのレジェンドがお怒りのようだ。
クロップ監督の発言は、“ウィンターブレイクの遵守”という立場をとっていることになる。
この件に関しては、既に様々な方面から批判、または擁護の声が挙がっているが、リバプールのライバルチームであるマンチェスター・ユナイテッドのレジェンドである元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏が苦言を呈している。
イギリス放送局『BT Sports』の番組に出演したファーディナンド氏は、今回のクロップ監督のチームセレクションについて「彼(クロップ監督)が、現状の日程において、チームのローテーションを考えなければならないのは、完全に理解できる。『FAカップの伝統が』とか、『監督はこうすべきだ』とか言う人もいるが、彼はチームがフレッシュな状態であることをキープしなくちゃいけないし、もし彼が若手主体のチームでも勝ち進めると思っているなら、そうすればいいだけだ」とチームのローテーションについては擁護派である立場を明かした。
しかし、ファーディナンド氏は「ただひとつだけ意見が合致しないし、自分勝手だと思うのは、試合当日、彼自身がチームの指揮を執らないということだ。私はそこが一線を画すポイントだと思う。監督は、どんな状況でも、主力メンバーが出ていようがいまいが、全ての試合で指揮を執るべきだと思う」と再試合においてチームの指揮を執るのがクロップ監督ではなく、リバプールU-23監督のニール・クリッチリー氏であることについて疑問を投げかけた。
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再試合の日程は、プレミアリーグが定めた冬季休養期間と被っており、同期間中はリーグ側からフレンドリーマッチや公式戦を行わないことを奨励されている。クロップ監督の発言は、“ウィンターブレイクの遵守”という立場をとっていることになる。
イギリス放送局『BT Sports』の番組に出演したファーディナンド氏は、今回のクロップ監督のチームセレクションについて「彼(クロップ監督)が、現状の日程において、チームのローテーションを考えなければならないのは、完全に理解できる。『FAカップの伝統が』とか、『監督はこうすべきだ』とか言う人もいるが、彼はチームがフレッシュな状態であることをキープしなくちゃいけないし、もし彼が若手主体のチームでも勝ち進めると思っているなら、そうすればいいだけだ」とチームのローテーションについては擁護派である立場を明かした。
しかし、ファーディナンド氏は「ただひとつだけ意見が合致しないし、自分勝手だと思うのは、試合当日、彼自身がチームの指揮を執らないということだ。私はそこが一線を画すポイントだと思う。監督は、どんな状況でも、主力メンバーが出ていようがいまいが、全ての試合で指揮を執るべきだと思う」と再試合においてチームの指揮を執るのがクロップ監督ではなく、リバプールU-23監督のニール・クリッチリー氏であることについて疑問を投げかけた。
2019年12月には、クラブ・ワールドカップとカラバオカップ(EFLカップ)準々決勝の日程の兼ね合いから似たような状況に陥ったリバプール。その際はU-23メンバーでアストン・ヴィラに臨んだが、0-5で大敗を喫している。果たして、今回はどうなるだろうか。
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