アルテタ初陣の新生アーセナルはボーンマスとドロー…オーバ同点弾も試合を引っくり返す力なし…《プレミアリーグ》
2019.12.27 02:01 Fri
プレミアリーグ第19節、ボーンマスvsアーセナルが26日にヴァイタリティ・スタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。
14位のボーンマスのホームに乗り込みリーグ3戦ぶりの白星を目指すアーセナルは、0-0のドローとなった直近のエバートン戦から先発3人を変更。チャンバースとスミス=ロウ、負傷のマルティネッリに代えてパパスタソプーロス、エジル、ラカゼットを起用した。
最前線にラカゼットを置き2列目に右からネルソン、エジル、オーバメヤンを配した[4-2-3-1]の布陣でスタートした新生ガナーズ。
立ち上がりからトレイラやジャカを起点に球際で戦う姿勢をみせ、トップ下のエジル、ラカゼットのシンプルなポストワークで中央で攻撃を作りながら最終的にはネルソン、ブカヨ・サカのサイドから崩しを図る。
だが、中央をしっかりと締めてボールホルダーに対しても鋭い寄せを見せるボーンマス守備を最後のところで崩し切れず。ボックス付近でネルソンやオーバメヤンが放ったシュートも、ことごとくシュートブロックに阻まれた。
すると、35分には自陣低い位置からのビルドアップを引っかけられてショートカウンターを浴びると、ボックス右に抜け出したステイシーがゴールライン際で折り返したボールをゴスリングにワンタッチで流し込まれた。さらに、先制点を奪われたショックからか、畳み掛ける攻撃を許すと、43分にはゴール左に持ち込んだキングに決定的なシュートを浴びるが、ここはGKレノの好守で何とか凌いだ。
辛くも1点ビハインドで試合を折り返したアーセナルは後半立ち上がりの48分にオーバメヤンのゴール右上隅を狙ったコントロールシュートで相手ゴールに迫ると、前半同様に相手を押し込んでいく。
なかなか決め切れない状況が続く中、64分にはボックス手前右でネルソンが放ったシュートのこぼれ球が最高のラストパスの形でボックス左でフリーのオーバメヤンに通ると、これをガボン代表FWが右足で冷静にニア下に流し込み、ラッキーな形で同点に追いついた。
これで一気に逆転まで持っていきたいアーセナルだったが、監督交代で簡単にメンタルやプレーが改善されることはなく、ボーンマスに押し返されてしまう。
75分にはエジルに代えてジョー・ウィロック、直後には味方との接触で脳震とうが疑われるパパスタソプーロスに代えてムスタフィを投入。さらに、82分にはプレースキックでも存在感を放つペペを最後のカードとして切った。
カウンターの応酬となった試合終盤にかけては91分にラカゼットのラストパスからボックス付近のウィロックに絶好のシュートチャンスも、パンチを欠いたシュートはGKラムズデールに難なくキャッチされた。
そして、試合はこのまま1-1のスコアでタイムアップを迎え、アルテタ率いる新生ガナーズの初陣はドローとなり、リーグ3戦未勝利と苦境は続く。
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アルテタ新監督の初陣として大きな注目を集めたボクシング・デー開催の一戦。エメリ、ユングベリ暫定体制で5勝5敗8分けの11位に低迷するアーセナルは20日、クラブOBで前マンチェスター・シティ副官のスペイン人新指揮官を招へいした。14位のボーンマスのホームに乗り込みリーグ3戦ぶりの白星を目指すアーセナルは、0-0のドローとなった直近のエバートン戦から先発3人を変更。チャンバースとスミス=ロウ、負傷のマルティネッリに代えてパパスタソプーロス、エジル、ラカゼットを起用した。
立ち上がりからトレイラやジャカを起点に球際で戦う姿勢をみせ、トップ下のエジル、ラカゼットのシンプルなポストワークで中央で攻撃を作りながら最終的にはネルソン、ブカヨ・サカのサイドから崩しを図る。
だが、中央をしっかりと締めてボールホルダーに対しても鋭い寄せを見せるボーンマス守備を最後のところで崩し切れず。ボックス付近でネルソンやオーバメヤンが放ったシュートも、ことごとくシュートブロックに阻まれた。
20分を過ぎてボールの主導権を完全に握ったアウェイチームはゴールを予感させる攻撃を続けるが、相手の粘り強い守備に苦戦しシュートを枠に飛ばすことができない。
すると、35分には自陣低い位置からのビルドアップを引っかけられてショートカウンターを浴びると、ボックス右に抜け出したステイシーがゴールライン際で折り返したボールをゴスリングにワンタッチで流し込まれた。さらに、先制点を奪われたショックからか、畳み掛ける攻撃を許すと、43分にはゴール左に持ち込んだキングに決定的なシュートを浴びるが、ここはGKレノの好守で何とか凌いだ。
辛くも1点ビハインドで試合を折り返したアーセナルは後半立ち上がりの48分にオーバメヤンのゴール右上隅を狙ったコントロールシュートで相手ゴールに迫ると、前半同様に相手を押し込んでいく。
なかなか決め切れない状況が続く中、64分にはボックス手前右でネルソンが放ったシュートのこぼれ球が最高のラストパスの形でボックス左でフリーのオーバメヤンに通ると、これをガボン代表FWが右足で冷静にニア下に流し込み、ラッキーな形で同点に追いついた。
これで一気に逆転まで持っていきたいアーセナルだったが、監督交代で簡単にメンタルやプレーが改善されることはなく、ボーンマスに押し返されてしまう。
75分にはエジルに代えてジョー・ウィロック、直後には味方との接触で脳震とうが疑われるパパスタソプーロスに代えてムスタフィを投入。さらに、82分にはプレースキックでも存在感を放つペペを最後のカードとして切った。
カウンターの応酬となった試合終盤にかけては91分にラカゼットのラストパスからボックス付近のウィロックに絶好のシュートチャンスも、パンチを欠いたシュートはGKラムズデールに難なくキャッチされた。
そして、試合はこのまま1-1のスコアでタイムアップを迎え、アルテタ率いる新生ガナーズの初陣はドローとなり、リーグ3戦未勝利と苦境は続く。
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