トッテナム、CL決勝後の元英国議員の差別ツイートに抗議!
2019.06.03 13:31 Mon
トッテナムは1日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝後に元イギリス下院議員のジョージ・ギャロウェイ氏がSNS上に投稿した“反ユダヤ主義”の疑いのある投稿に対して公式に抗議した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
以前から反米主義や反イスラエル主義を主張してきたギャロウェイ氏は、CL決勝後にリバプールの優勝を祝う趣旨の内容を自身の公式『ツイッター(@georgegalloway)』で投稿。
「リバプールの偉大な人々を祝福したい。(クラブレジェンドの)ビル・シャンクリーを始めヒルズボロの悲劇の犠牲者の方々、そしてその正義のために戦った人たち、リバプールの港湾労働者の方々のために祝いたい。そして、カップにイスラエルの旗は立たない!」
同氏の「カップにイスラエルの旗は立たない!」という発言に関しては、歴史的にユダヤ系の住民が多い地域に本拠地を置くトッテナムを揶揄したもの。また、同クラブは以前から他クラブのサポーターから反ユダヤ主義的な行動に対して抗議を行ってきた。
なお、今回の差別発言後、ギャロウェイ氏側からの反論や釈明は行われていない。
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1987年に初当選した元英国労働党国会議員のギャロウェイ氏は、先日までイギリスの左翼政党リスペクト党の代表を務めた経験を持つ元下院議員。「リバプールの偉大な人々を祝福したい。(クラブレジェンドの)ビル・シャンクリーを始めヒルズボロの悲劇の犠牲者の方々、そしてその正義のために戦った人たち、リバプールの港湾労働者の方々のために祝いたい。そして、カップにイスラエルの旗は立たない!」
同氏の「カップにイスラエルの旗は立たない!」という発言に関しては、歴史的にユダヤ系の住民が多い地域に本拠地を置くトッテナムを揶揄したもの。また、同クラブは以前から他クラブのサポーターから反ユダヤ主義的な行動に対して抗議を行ってきた。
そして、トッテナムはギャロウェイ氏の発言に対して、「現代においてSNSのプラットフォームを通じて、このように露骨な反ユダヤ主義の投稿を目にすることは驚くべきことです。それも、過去に放送倫理に抵触しながらも未だにラジオ局で放送時間を与えられている人物に」と、声明を発表して抗議を行った。
なお、今回の差別発言後、ギャロウェイ氏側からの反論や釈明は行われていない。
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