湘南vs名古屋はドロー! PK献上のジョアン・シミッチが意地の同点弾《J1》
2019.05.04 18:00 Sat
明治安田生命J2リーグ第12節の湘南ベルマーレvs名古屋グランパスが4日にShonan BMWスタジアム平塚で行われ、1-1のドローに終わった。
前節、サガン鳥栖相手に公式戦6戦ぶりの白星を手にした10位の湘南と、リーグ2連勝中で2位に位置する名古屋による一戦。
今季2度目の連勝を目指す湘南は先発3人を変更。鈴木冬一、鈴木国友、大橋に代えて坂、梅崎、武富を起用した。一方、3連勝を目指す名古屋は1-0で勝利したサンフレッチェ広島戦と同じスタメンを採用。2トップはジョーと長谷川のコンビとなった。
立ち上がりはホームの湘南が攻守両面でインテンシティの高さを見せて押し込む入りを見せる。しかし、時間の経過と共に相手のプレッシングをいなし始めた名古屋は、ジョーのポストワークと右サイドで果敢な仕掛けを見せる前田を起点に反撃に転じていく。
17分と21分にはその前田のカットインからのお膳立てで長谷川、ジョーと続けてフィニッシュに持ち込むが、GK秋元の正面を突くなど決め切れない。完全にボールの主導権を握った前半半ばから終盤にかけても前田を起点に幾度もフィニッシュまで持ち込むが、やや最後の場面で精度を欠き先制点とはならない。
1点ビハインドで試合を折り返した名古屋は後半に入って攻撃のギアを上げて相手を押し込む。51分にはペナルティアーク付近で得たFKの場面でキッカーのシミッチが壁の下を狙ったシュートを蹴るが、ここは梅崎のブロックに遭う。その後、56分にはジョーに代えてガブリエル・シャビエルを投入し、前田を右サイドから2トップの一角に上げる。
すると65分、前田の仕掛けから相手陣内右サイド深くでFKを獲得した名古屋はキッカーのG・シャビエルが入れたクロスをファーのポジションから味方を壁に使ってマーカーを振り切ったシミッチが中央で会心のヘディングシュートで合わせると、GK秋元の手を弾いたボールがネットを揺らした。
PKを献上したシミッチの意地の同点弾で試合を振り出しに戻した名古屋は、70分に前田を下げて赤崎を投入。ここから攻勢を強めると、続けてビッグチャンスを作り出す。77分、ロングカウンターからG・シャビエルのパスに抜け出した赤崎がボックス手前から右足のコントロールシュートを放つが、これは右ポストを叩く。続く83分にはボックス左の赤崎からのグラウンダーの折り返しを、中央の長谷川が左足のダイレクトで合わすが、今度は左ポストに阻まれた。
試合最終盤はターンオーバーの応酬となった中、湘南は杉岡の直接FK、名古屋はゴール前の混戦から赤崎らがチャンスに絡んだものの、互いに2点目を奪うことはできず、試合は1-1のドロー決着となった。
前節、サガン鳥栖相手に公式戦6戦ぶりの白星を手にした10位の湘南と、リーグ2連勝中で2位に位置する名古屋による一戦。
立ち上がりはホームの湘南が攻守両面でインテンシティの高さを見せて押し込む入りを見せる。しかし、時間の経過と共に相手のプレッシングをいなし始めた名古屋は、ジョーのポストワークと右サイドで果敢な仕掛けを見せる前田を起点に反撃に転じていく。
17分と21分にはその前田のカットインからのお膳立てで長谷川、ジョーと続けてフィニッシュに持ち込むが、GK秋元の正面を突くなど決め切れない。完全にボールの主導権を握った前半半ばから終盤にかけても前田を起点に幾度もフィニッシュまで持ち込むが、やや最後の場面で精度を欠き先制点とはならない。
一方、押し込まれながら守備の時間が続く湘南だったが、前半終了間際に相手ボックス内でボールを持ち出したジョアン・シミッチにプレッシャーをかけた岡本がスライディングで倒されてPKを獲得。これをキッカーの山崎が冷静に流し込み、前半アディショナルタイムに先制に成功した。
1点ビハインドで試合を折り返した名古屋は後半に入って攻撃のギアを上げて相手を押し込む。51分にはペナルティアーク付近で得たFKの場面でキッカーのシミッチが壁の下を狙ったシュートを蹴るが、ここは梅崎のブロックに遭う。その後、56分にはジョーに代えてガブリエル・シャビエルを投入し、前田を右サイドから2トップの一角に上げる。
すると65分、前田の仕掛けから相手陣内右サイド深くでFKを獲得した名古屋はキッカーのG・シャビエルが入れたクロスをファーのポジションから味方を壁に使ってマーカーを振り切ったシミッチが中央で会心のヘディングシュートで合わせると、GK秋元の手を弾いたボールがネットを揺らした。
PKを献上したシミッチの意地の同点弾で試合を振り出しに戻した名古屋は、70分に前田を下げて赤崎を投入。ここから攻勢を強めると、続けてビッグチャンスを作り出す。77分、ロングカウンターからG・シャビエルのパスに抜け出した赤崎がボックス手前から右足のコントロールシュートを放つが、これは右ポストを叩く。続く83分にはボックス左の赤崎からのグラウンダーの折り返しを、中央の長谷川が左足のダイレクトで合わすが、今度は左ポストに阻まれた。
試合最終盤はターンオーバーの応酬となった中、湘南は杉岡の直接FK、名古屋はゴール前の混戦から赤崎らがチャンスに絡んだものの、互いに2点目を奪うことはできず、試合は1-1のドロー決着となった。
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