【J1ピックアッププレビュー】広島、首位返り咲きの一歩へ…指揮官得意のトリコロール撃破なるか《広島vs横浜FM》
2019.05.02 20:30 Thu
明治安田生命J1リーグ第10節が3日から4日にかけて開催。3日のエディオンスタジアム広島では、3位のサンフレッチェ広島(勝ち点17)が、8位の横浜F・マリノス(勝ち点15)をホームに迎える。
今季初の連敗…首位返り咲きへの一歩を~サンフレッチェ広島~
順調に勝ち点を積み重ねていた広島。しかし、前々節のFC東京、前節の名古屋グランパスとの上位対決で今シーズン初の連敗を喫し、順位も首位から3位に落とした。両試合ともにスコアは0-1。堅守は維持しているものの、一瞬の隙をモノにされている。一方、それまで2試合連続で複数得点と調子が上がっていた攻撃面にも課題が。前節の後半には相手を押し込み続けたが、決定機を生かすことができず。FWパトリックやFWドウグラス・ヴィエイラが不在の中で、守備に重きを置きながらいかにゴールを奪うかという点を含め、攻守のバランスを見直したいところ。上位との連戦で浮き出た反省を生かし、攻撃的サッカーを展開する横浜FMをしっかりと抑えきることで、首位返り咲きへの一歩を踏み出せるか。
上位争い参戦へ、堅守をこじ開けられるか~横浜F・マリノス~
前々節の北海道コンサドーレ札幌戦で自らのミスで試合を苦しくし、0-3と完敗を喫した横浜FMは、前節の鹿島アントラーズ戦で3試合ぶり白星を手にした。試合巧者相手に先制点を許し、前半こそ攻めあぐねていたものの、落ち着きを保ちつつスタイルを貫き通し2-1の逆転勝利。獲るべき選手もゴールを奪い、明るい内容と結果を手にした。今節の相手は、リーグ最少タイの失点数を誇る広島。昨年にはダブルを食らっているだけに前節同様、粘り強く攻撃を仕掛けて、その牙城を崩すことで自信を深めたい。しかし、今節は前節に移籍後リーグ戦初先発を飾ったDF和田拓也が契約上の理由により欠場。メンバーが入れ替わる中で、開幕以来、2度目の連勝で上位争いに参戦したい。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆サンフレッチェ広島[3-4-2-1]
DF:野上結貴、吉野恭平、佐々木翔
MF:エミル・サロモンソン、川辺駿、稲垣祥、柏好文
MF:柴崎晃誠、野津田岳人
FW:渡大生
監督:城福浩
前節からの変更点は1点。負傷で開幕に出遅れるも直近のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2試合で調子を上げてきたMF稲垣祥が、MF松本泰志に代わって今シーズンリーグ戦初先発か。最前線はFW渡大生が3試合連続で務めることになりそうだ。
◆横浜F・マリノス[4-3-3]
DF:広瀬陸斗、チアゴ・マルチンス、畠中槙之輔、ティーラトン
MF:喜田拓也、三好康児、天野純
FW:仲川輝人、マルコス・ジュニオール、遠藤渓太
監督:アンジェ・ポステコグルー
上述通り、和田が欠場。DF広瀬陸斗が右サイドに回り、DFティーラトンが左サイドバックを務めることを予想する。その他の顔ぶれは変わらず。
【注目選手】
◆FW渡大生(サンフレッチェ広島)
◆FWマルコス・ジュニオール(横浜F・マリノス)
◆広島の守備か、横浜FMの攻撃か…トリコロールは城福監督が苦手?
3試合ぶり白星で首位返り咲きへの一歩を踏み出したい広島と、連勝で上位争いに参戦したい横浜FM。両者の勝ち点差はわずか「2」。広島は他会場の結果次第で2位に再浮上することができ、横浜FMは最高で3位まで浮上する可能性がある一戦だ。上述通り、広島は堅守を武器に、横浜FMは攻撃力を武器としており、盾と矛、どちらが上回るか注目だ。そんな中、広島を率いる城福浩監督は、対横浜F・マリノス戦で現在、11試合連続で負けなし(6勝5分け)。さらに直近7試合は無失点という好相性ぶりだ。昨シーズン、ダブルを喫した横浜FMからすれば、どうしても勝利してリベンジしたいところだが果たして…。
広島vs横浜FMは、3日の14時にキックオフを迎える。
今季初の連敗…首位返り咲きへの一歩を~サンフレッチェ広島~
順調に勝ち点を積み重ねていた広島。しかし、前々節のFC東京、前節の名古屋グランパスとの上位対決で今シーズン初の連敗を喫し、順位も首位から3位に落とした。両試合ともにスコアは0-1。堅守は維持しているものの、一瞬の隙をモノにされている。一方、それまで2試合連続で複数得点と調子が上がっていた攻撃面にも課題が。前節の後半には相手を押し込み続けたが、決定機を生かすことができず。FWパトリックやFWドウグラス・ヴィエイラが不在の中で、守備に重きを置きながらいかにゴールを奪うかという点を含め、攻守のバランスを見直したいところ。上位との連戦で浮き出た反省を生かし、攻撃的サッカーを展開する横浜FMをしっかりと抑えきることで、首位返り咲きへの一歩を踏み出せるか。
上位争い参戦へ、堅守をこじ開けられるか~横浜F・マリノス~
前々節の北海道コンサドーレ札幌戦で自らのミスで試合を苦しくし、0-3と完敗を喫した横浜FMは、前節の鹿島アントラーズ戦で3試合ぶり白星を手にした。試合巧者相手に先制点を許し、前半こそ攻めあぐねていたものの、落ち着きを保ちつつスタイルを貫き通し2-1の逆転勝利。獲るべき選手もゴールを奪い、明るい内容と結果を手にした。今節の相手は、リーグ最少タイの失点数を誇る広島。昨年にはダブルを食らっているだけに前節同様、粘り強く攻撃を仕掛けて、その牙城を崩すことで自信を深めたい。しかし、今節は前節に移籍後リーグ戦初先発を飾ったDF和田拓也が契約上の理由により欠場。メンバーが入れ替わる中で、開幕以来、2度目の連勝で上位争いに参戦したい。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆サンフレッチェ広島[3-4-2-1]
cCWS Brains, LTD.
GK:大迫敬介DF:野上結貴、吉野恭平、佐々木翔
MF:エミル・サロモンソン、川辺駿、稲垣祥、柏好文
MF:柴崎晃誠、野津田岳人
FW:渡大生
監督:城福浩
前節からの変更点は1点。負傷で開幕に出遅れるも直近のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2試合で調子を上げてきたMF稲垣祥が、MF松本泰志に代わって今シーズンリーグ戦初先発か。最前線はFW渡大生が3試合連続で務めることになりそうだ。
◆横浜F・マリノス[4-3-3]
cCWS Brains, LTD.
GK:朴一圭DF:広瀬陸斗、チアゴ・マルチンス、畠中槙之輔、ティーラトン
MF:喜田拓也、三好康児、天野純
FW:仲川輝人、マルコス・ジュニオール、遠藤渓太
監督:アンジェ・ポステコグルー
上述通り、和田が欠場。DF広瀬陸斗が右サイドに回り、DFティーラトンが左サイドバックを務めることを予想する。その他の顔ぶれは変わらず。
【注目選手】
◆FW渡大生(サンフレッチェ広島)
ⓒJ.LEAGUE PHOTOS
3試合ぶり白星へカギを握るのは、直近2試合で1トップを任されている渡だ。第7節のヴィッセル神戸戦、2シャドーの一角で開幕戦以来の先発出場を果たすと、起用に応えるビューティフル弾2発で逆転勝利に貢献。しかしその後、最前線で起用されるも2試合で不発に。それに伴い、チームも連敗を喫している。渡だけの責任ではないのはもちろんだが、FWとして自身のゴールで再び勝利に導きたいところだ。◆FWマルコス・ジュニオール(横浜F・マリノス)
ⓒJ.LEAGUE PHOTOS
一方、横浜F・マリノスの注目は、今シーズンに加入したFWマルコス・ジュニオールだ。日に日に周囲と、特に右ウイングのFW仲川輝人との関係を高めるブラジル人アタッカーは、リーグ戦直近4試合4ゴールと絶好調。最近はセンターフォワードでの起用も増え、相手の脅威になり続けている。スピードとシュートセンスを武器に広島の堅守を崩せるか。ゴールパフォーマンスにも注目だ。◆広島の守備か、横浜FMの攻撃か…トリコロールは城福監督が苦手?
3試合ぶり白星で首位返り咲きへの一歩を踏み出したい広島と、連勝で上位争いに参戦したい横浜FM。両者の勝ち点差はわずか「2」。広島は他会場の結果次第で2位に再浮上することができ、横浜FMは最高で3位まで浮上する可能性がある一戦だ。上述通り、広島は堅守を武器に、横浜FMは攻撃力を武器としており、盾と矛、どちらが上回るか注目だ。そんな中、広島を率いる城福浩監督は、対横浜F・マリノス戦で現在、11試合連続で負けなし(6勝5分け)。さらに直近7試合は無失点という好相性ぶりだ。昨シーズン、ダブルを喫した横浜FMからすれば、どうしても勝利してリベンジしたいところだが果たして…。
広島vs横浜FMは、3日の14時にキックオフを迎える。
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