数的不利のアーセナルが3戦連続3失点で痛恨の3連敗…レスターは8位浮上《プレミアリーグ》
2019.04.28 22:05 Sun
プレミアリーグ第36節、レスター・シティvsアーセナルがキング・パワー・スタジアムで行われ、3-0でレスターが勝利を収めた。
対するアウェイのアーセナルは、クリスタル・パレスに2-3、ミッドウィークのウォルバーハンプトン戦は3-1で敗戦。シーズン終盤に来て、直近5試合で3敗と一気にペースダウンしている。
今季2度目の連敗となったウルブス戦からは3名を変更。コシエルニー、モンレアル、エジルに代えて、ムスタフィ、コラシナツ、オーバメヤンを起用。ムスタフィとパパスタソプーロスが中央に、右にナイルズ、左にコラシナツを起用。ラカゼットとオーバメヤンを2トップで並べ、[4-4-2]のシステムで臨んだ。
試合は7分、レスターが決定機。マディソンがボールを置いた瞬間にチルウェルがクロスを上げるトリッキーなFKから、エバンスがダイビングヘッドで合わせるも、シュートはGKレノが難なくセーブする。19分にはレスターが波状攻撃。右サイドからのオルブライトンのクロスにマディソンが飛び込むも、わずかに合わず。そこから繋ぐと、マディソンがボックス手前からシュート。GKレノは逆を取られるが、シュートはわずかに左に外れる。
ヴァーディ、マディソンを中心に攻勢が続くレスターは28分、右CKからマディソンがクロスを上げると、エンディディが中央でヘッド。シュートは枠に飛ぶが、GKレノが横っ飛びでなんとかセーブする。32分にもレスターが決定機。オルブライトンからのパスに反応したヴァーディが、飛び出たGKレノの頭上を越すループシュート。しかし、これはゴールを越えて行ってしまう。
防戦が続くアーセナルは35分に初の枠内シュート。ラカゼットから前線のオーバメヤンへとパスが通ると、二対一の状況でイウォビに丁寧なパス。イウォビはボックス内からシュートを放つも、GKシュマイケルが足でセーブし、得点を許さない。
すると36分にアーセナルにアクシデント。マディソンに対するナイルズのタックルがアフタータックルと判断されると、マイケル・オリバー主審が2枚目のイエローカードを提示。ナイルズが退場処分となり、アーセナルは数的不利になってしまう。
ナイルズを失ったアーセナルは、ムヒタリアンがやや下がり気味にポジションを取る形に変更。アーセナルは残り時間のレスターの攻撃を凌ぎ、前半はゴールレスで終える。
後半、エメリ監督ははイウォビに代えてコシエルニーを投入。[4-3-2]にシステムを変更し、ムスタフィが右サイドに、パパスタソプーロスとコシエルニーがセンターでコンビを組むことに。中盤はジャカをアンカーにムスタフィとトレイラをインサイドで並べた。一方のロジャーズ監督は、エンディディに代えてバーンズを投入し、前への推進力を強めた。
すると起用が当たったのはレスターだった。左サイドに入ったバーンズが得意のドリブルを多用。アーセナル陣内に積極的に攻め込むと、クロスやシュートでアーセナルゴールを脅かす。
すると59分、ペースを握っていたレスターが先制する。右サイドでオルブライトンがボールを持つと、マディソンへ横パス。そのマディソンは早めにクロスを上げると、走り込んだティーレマンスがそのままヘッド。GKレノは一歩も動けず、レスターが先制に成功する。
またしてもアウェイで失点を喫してしまったアーセナルだが、数的不利な状況もありなかなか攻め手を見出せない。オーバメヤンやラカゼット
72分には、相手ボールを奪うとオーバメヤンからラカゼットへパス。ラカゼットがニアサイドに浮き球のパスを送るとトレイラが飛び込むも、競り合ったエバンスのヒジが首元に。しかし、ノーファウルの判定となる。
レスターは73分、左からのスローインから中央のティーレマンスへパス。ボックス手前から狙いすましたシュートも、わずかに右に外れる。アーセナルはここでムヒタリアンを下げ、グエンドウジを投入。中盤の強度を高めに行くが、74分にレスターが波状攻撃。ボックス内右からリカルド・ペレイラがシュートを放つも、GKレノが鋭い反応でセーブ。こぼれ球をバーンズが狙うも、再びGKレノがセーブし失点を逃れる。
レスターゴールになかなか迫れないアーセナルは、79分にラカゼットを下げ、エンケティアを投入。一方のレスターは、チョーダリーに代えてメンディを投入する。
84分、アーセナルは右サイドのFKからジャカがゴール前にクロス。これをムスタフィが頭で合わせる。こぼれ球にエンケティアが反応するも、チルウェルが間一髪クリアする。
なんとか追いつきたいアーセナルだったが、86分にネットを揺らしたのはレスターだった。GKシュマイケルからのロングフィードが裏を狙うヴァーディに通ると、ヴァーディがループシュート。これはクロスバーに嫌われるも、自ら押し込み、リードを2点に広げる。
アーセナルはアディショナルタイムにセットプレーから攻め込むも、ゴールを奪えず。逆にレスターはアディショナルタイム5分にリカルド・ペレイラのアシストからヴァーディがダメ押しの3点目を奪い試合終了。
レスターが3-0でアーセナルに完勝。ナイルズの退場が響いたアーセナルはシーズン終盤に痛恨の今季初3連敗。さらに3試合連続3失点は、1967年以来という屈辱の敗戦となった。
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ヨーロッパリーグ出場権を掴む可能性がある10位のレスター(勝ち点48)と、トップ4フィニッシュを目指す5位アーセナル(勝ち点66)による一戦。レスターは前節のウェストハム戦から1名を変更。グレイに代えてチョードリーを起用し、[4-1-4-1]のシステム。チョードリーをアンカーに置き、ヴァーディーを1トップに置いた。今季2度目の連敗となったウルブス戦からは3名を変更。コシエルニー、モンレアル、エジルに代えて、ムスタフィ、コラシナツ、オーバメヤンを起用。ムスタフィとパパスタソプーロスが中央に、右にナイルズ、左にコラシナツを起用。ラカゼットとオーバメヤンを2トップで並べ、[4-4-2]のシステムで臨んだ。
試合は7分、レスターが決定機。マディソンがボールを置いた瞬間にチルウェルがクロスを上げるトリッキーなFKから、エバンスがダイビングヘッドで合わせるも、シュートはGKレノが難なくセーブする。19分にはレスターが波状攻撃。右サイドからのオルブライトンのクロスにマディソンが飛び込むも、わずかに合わず。そこから繋ぐと、マディソンがボックス手前からシュート。GKレノは逆を取られるが、シュートはわずかに左に外れる。
ここまでシュートがなかったアーセナルだったが23分、オーバメヤンから左のイウォビに展開すると、イウォビのクロスを走り込んだラカゼットがダイレクトシュート。しかし、これはわずかに左に外れる。
ヴァーディ、マディソンを中心に攻勢が続くレスターは28分、右CKからマディソンがクロスを上げると、エンディディが中央でヘッド。シュートは枠に飛ぶが、GKレノが横っ飛びでなんとかセーブする。32分にもレスターが決定機。オルブライトンからのパスに反応したヴァーディが、飛び出たGKレノの頭上を越すループシュート。しかし、これはゴールを越えて行ってしまう。
防戦が続くアーセナルは35分に初の枠内シュート。ラカゼットから前線のオーバメヤンへとパスが通ると、二対一の状況でイウォビに丁寧なパス。イウォビはボックス内からシュートを放つも、GKシュマイケルが足でセーブし、得点を許さない。
すると36分にアーセナルにアクシデント。マディソンに対するナイルズのタックルがアフタータックルと判断されると、マイケル・オリバー主審が2枚目のイエローカードを提示。ナイルズが退場処分となり、アーセナルは数的不利になってしまう。
ナイルズを失ったアーセナルは、ムヒタリアンがやや下がり気味にポジションを取る形に変更。アーセナルは残り時間のレスターの攻撃を凌ぎ、前半はゴールレスで終える。
後半、エメリ監督ははイウォビに代えてコシエルニーを投入。[4-3-2]にシステムを変更し、ムスタフィが右サイドに、パパスタソプーロスとコシエルニーがセンターでコンビを組むことに。中盤はジャカをアンカーにムスタフィとトレイラをインサイドで並べた。一方のロジャーズ監督は、エンディディに代えてバーンズを投入し、前への推進力を強めた。
すると起用が当たったのはレスターだった。左サイドに入ったバーンズが得意のドリブルを多用。アーセナル陣内に積極的に攻め込むと、クロスやシュートでアーセナルゴールを脅かす。
すると59分、ペースを握っていたレスターが先制する。右サイドでオルブライトンがボールを持つと、マディソンへ横パス。そのマディソンは早めにクロスを上げると、走り込んだティーレマンスがそのままヘッド。GKレノは一歩も動けず、レスターが先制に成功する。
またしてもアウェイで失点を喫してしまったアーセナルだが、数的不利な状況もありなかなか攻め手を見出せない。オーバメヤンやラカゼット
72分には、相手ボールを奪うとオーバメヤンからラカゼットへパス。ラカゼットがニアサイドに浮き球のパスを送るとトレイラが飛び込むも、競り合ったエバンスのヒジが首元に。しかし、ノーファウルの判定となる。
レスターは73分、左からのスローインから中央のティーレマンスへパス。ボックス手前から狙いすましたシュートも、わずかに右に外れる。アーセナルはここでムヒタリアンを下げ、グエンドウジを投入。中盤の強度を高めに行くが、74分にレスターが波状攻撃。ボックス内右からリカルド・ペレイラがシュートを放つも、GKレノが鋭い反応でセーブ。こぼれ球をバーンズが狙うも、再びGKレノがセーブし失点を逃れる。
レスターゴールになかなか迫れないアーセナルは、79分にラカゼットを下げ、エンケティアを投入。一方のレスターは、チョーダリーに代えてメンディを投入する。
84分、アーセナルは右サイドのFKからジャカがゴール前にクロス。これをムスタフィが頭で合わせる。こぼれ球にエンケティアが反応するも、チルウェルが間一髪クリアする。
なんとか追いつきたいアーセナルだったが、86分にネットを揺らしたのはレスターだった。GKシュマイケルからのロングフィードが裏を狙うヴァーディに通ると、ヴァーディがループシュート。これはクロスバーに嫌われるも、自ら押し込み、リードを2点に広げる。
アーセナルはアディショナルタイムにセットプレーから攻め込むも、ゴールを奪えず。逆にレスターはアディショナルタイム5分にリカルド・ペレイラのアシストからヴァーディがダメ押しの3点目を奪い試合終了。
レスターが3-0でアーセナルに完勝。ナイルズの退場が響いたアーセナルはシーズン終盤に痛恨の今季初3連敗。さらに3試合連続3失点は、1967年以来という屈辱の敗戦となった。
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