終盤の失点で2戦連続ドローもサウサンプトンがプレミア残留を決める! 《プレミアリーグ》

2019.04.28 02:09 Sun
Getty Images
吉田麻也の所属するサウサンプトンは27日、プレミアリーグ第36節でボーンマスと対戦し、3-3の引き分けに終わった。この結果、サウサンプトンは残り2節を残して降格圏の18位カーディフとの勝ち点差を7としたため、来季のプレミアリーグ残留を決めた。なお、吉田は体調不良のため欠場していた。
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サウサンプトンは12分にロングパスでボックス左に侵入したレドモンドの折り返しからロングがゴール右隅にシュートを流し込み、先制に成功。
しかし、20分にゴスリング、32分にウィルソンと立て続けにゴールネットを揺らされ、ボーンマスに逆転を許す。

1点のビハインドで後半を迎えたサウサンプトンは、後半頭からロメウを下げてターゲットを投入。すると55分、中盤でボールを受けたウォード=プラウズがボックス手前からミドルシュートをゴール右隅に流し込み、同点。さらに67分には、右サイドを突破したヴァレリのクロスからターゲットがヘディングシュートを叩き込み、勝ち越しに成功した。

これで勝利に近づいたサウサンプトンは選手交代を行いながら試合を締めに掛かる。だが、試合終盤にボーンマスの反撃に晒されると、86分にJ・キングのスルーパスでボックス左に侵入したフレイザーの折り返しをウィルソン決められて土壇場で追いつかれる。
結局、試合はそのまま3-3で終了。終盤の失点で勝ち点3を逃したサウサンプトンだが、同時刻開催のカーディフがフルアムに敗れたため、2節を残しプレミア残留を決めた。

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