シティ、元ユースコーチの性的虐待被害者に賠償
2019.03.12 12:05 Tue
マンチェスター・シティが、同クラブのユースでコーチを務めていたバリー・ベネル元服役囚から性的虐待を受けた被害者に対し、多額の賠償金を支払うようだ。イギリス『BBC』が報じた。
当時、ベネル元服役囚をユース・スカウト兼コーチとして雇用していたシティは、40人の潜在的な被害者に対して、賠償を予定。6桁ポンドの支払いで補償を行う。また、クラブの上層部が個人的な謝罪も送るようだ。
ベネル元服役囚の被害者には、クルー・アレクサンドラFCのアンディ・ウッドワード元選手が名乗り出た後、複数の選手が相次ぎ糾弾。シティOBで元イングランド代表のデイビッド・ホワイト氏も「1970年代終盤から80年代初めにかけて、元コーチのバリー・ベネルによる性的虐待を受けていた」と、ジュニアチーム時代の被害を告白していた。
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シティやクルー・アレサンドラFCのジュニアチームでコーチを務めていたベネル元服役囚は、1979年から1990年にかけて12人の元ジュニアプレーヤーに対して43度の性的虐待を働いていたとして、禁錮31年を言い渡された。以降、追加で86人が被害を訴えており、英国史上最も被害をもたらした小児性愛者の1人として、スポーツ界にショックを与えている。ベネル元服役囚の被害者には、クルー・アレクサンドラFCのアンディ・ウッドワード元選手が名乗り出た後、複数の選手が相次ぎ糾弾。シティOBで元イングランド代表のデイビッド・ホワイト氏も「1970年代終盤から80年代初めにかけて、元コーチのバリー・ベネルによる性的虐待を受けていた」と、ジュニアチーム時代の被害を告白していた。
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