途中出場赤崎がビューティフルゴール含む2発! 名古屋がC大阪との開幕白星対決制し連勝《J1》
2019.03.02 15:55 Sat
明治安田生命J1リーグ第2節の名古屋グランパスvsセレッソ大阪が2日にパロマ瑞穂スタジアムで行われ、2-0で名古屋が勝利した。
開幕節のサガン鳥栖戦を4-0で快勝した名古屋が、ヴィッセル神戸に1-0で競り勝ったC大阪をホームに迎えた一戦。名古屋は前節からスタメンを2名変更し、前田、赤崎に代えて、相馬、和泉を起用した。対するC大阪は、スタメンを1名のみ変更。水沼に代えて、都倉を起用した。
ボールを支配しつつ攻め込もうとする名古屋は、前節右サイドに配置していたシャビエルを2トップの一角に据え、頻繁にボールに触れさせながら崩しを図る。対するC大阪は前節1トップを務めていた柿谷を[3-4-2-1]の2シャドーでスタートさせ、最前線の都倉を起点とした素早い攻撃を繰り出していく。
試合の序盤、幾度かシュートまで漕ぎ付けることの出来ている名古屋に対し、なかなかC大阪がチャンスを得ることは出来ない。17分にはボックス手前からソウザがミドルシュートを狙ったが、枠を左に外れていく。名古屋の中盤でタクトを振るうシミッチを放すまいとする都倉が良い位置でターゲットになることが出来ず、C大阪の攻撃は単発に終わる。
それでも、前半の半ば頃からC大阪が徐々に名古屋の攻撃に対処し始める。柿谷がシミッチを担当し、2シャドーの相方を務める清武がよりコンダクターとしての役割を担う形で、ボールを握る時間を増加させていく。シミッチのタッチ数が減った名古屋は前線にボールを供給できず、攻防は中盤での争いにシフトする。
0-0で迎えた後半、名古屋はスタートから相馬に代えて前田を投入。攻撃のテコ入れを図り、ギアを上げ直して残り45分に臨んだ。
すると後半開始早々の50分、名古屋が早々にチャンスを作り出す。下がり気味にボールを受けた和泉が最終ラインの裏にスルーパスを送ると、左サイドをオーバーラップした吉田がグラウンダーのクロスを供給。最後は右足でワントラップしたジョーが左足を振り抜いたが、GKキム・ジンヒョンのファインセーブに阻まれた。
得点を奪い切りたい名古屋は早いタイミングでボックス内にボールを蹴り込み、ジョーの強さを生かしてチャンスを作ろうとするが、C大阪も簡単にはやらせない。試合の均衡が保たれたまま、時計の針が進んでいく。
名古屋は更に変更を加え、68分に和泉に代えて赤崎を起用。前節のスタメンと同じ顔ぶれがピッチに並ぶこととなった。
しかし、69分にC大阪が決定機を迎える。ボックス手前右でボールを持った柿谷が為を作りボックス内右に駆け抜けたソウザにパスを送り、ソウザが切り返してクロス。すると、ファーで飛び上がった都倉が放ったシュートが枠を捉えることはなかったが、久々のビッグチャンスとなった。
傾き始めた流れを引き寄せたいC大阪は、ここから立て続けにカードを切る。70分に清武に代えてレアンドロ・デサバトを、74分に奥埜に代えて水沼を送り出した。すると76分、カウンターからボックス手前中央の都倉が左足でミドルシュート。GKランゲラックにキャッチされたものの、試合が激化し始める。C大阪は直後に都倉に代えてブルーノ・メンデスを投入し、仕留めにかかる。
しかし79分、先にネットを揺らしたのは名古屋だった。ピッチ中央付近のシミッチが激しいマークに体勢を崩しながらもシャビエルへの縦パスを通すと、シャビエルがヒールでフリック。ボックス手前中央で前を向いた赤崎がGKキム・ジンヒョンの位置を見て頭上を抜くと、美しい軌道を描いたボールがネットを揺らした。
試合終了間際の90分にはボックス左に抜け出した柿谷が右足のボレーシュートを放つが、GKランゲラックが至近距離をものともせずにキャッチ。逆に92分にはボックス右手前の赤崎がC大阪DFのバックパスをかっさらい右足を一閃。2得点目を沈めて、試合を締めくくった。
この結果、名古屋は開幕から2戦連続完封勝利。C大阪は連勝を阻まれている。
開幕節のサガン鳥栖戦を4-0で快勝した名古屋が、ヴィッセル神戸に1-0で競り勝ったC大阪をホームに迎えた一戦。名古屋は前節からスタメンを2名変更し、前田、赤崎に代えて、相馬、和泉を起用した。対するC大阪は、スタメンを1名のみ変更。水沼に代えて、都倉を起用した。
試合の序盤、幾度かシュートまで漕ぎ付けることの出来ている名古屋に対し、なかなかC大阪がチャンスを得ることは出来ない。17分にはボックス手前からソウザがミドルシュートを狙ったが、枠を左に外れていく。名古屋の中盤でタクトを振るうシミッチを放すまいとする都倉が良い位置でターゲットになることが出来ず、C大阪の攻撃は単発に終わる。
それでも、前半の半ば頃からC大阪が徐々に名古屋の攻撃に対処し始める。柿谷がシミッチを担当し、2シャドーの相方を務める清武がよりコンダクターとしての役割を担う形で、ボールを握る時間を増加させていく。シミッチのタッチ数が減った名古屋は前線にボールを供給できず、攻防は中盤での争いにシフトする。
シャビエルが中盤低い位置まで下がり出しての枚数を増やす名古屋は、前半終盤の44分にチャンスを作る。C大阪陣内右サイド浅い位置でボールを持ったシミッチがルックアップしてボックス内に蹴り込むと、ジョーが飛び出す。DF山下がしっかりと身体を寄せて自由に打たせずシュートは枠を外れたものの、C大阪にとって虚を突かれる危うい場面となった。
0-0で迎えた後半、名古屋はスタートから相馬に代えて前田を投入。攻撃のテコ入れを図り、ギアを上げ直して残り45分に臨んだ。
すると後半開始早々の50分、名古屋が早々にチャンスを作り出す。下がり気味にボールを受けた和泉が最終ラインの裏にスルーパスを送ると、左サイドをオーバーラップした吉田がグラウンダーのクロスを供給。最後は右足でワントラップしたジョーが左足を振り抜いたが、GKキム・ジンヒョンのファインセーブに阻まれた。
得点を奪い切りたい名古屋は早いタイミングでボックス内にボールを蹴り込み、ジョーの強さを生かしてチャンスを作ろうとするが、C大阪も簡単にはやらせない。試合の均衡が保たれたまま、時計の針が進んでいく。
名古屋は更に変更を加え、68分に和泉に代えて赤崎を起用。前節のスタメンと同じ顔ぶれがピッチに並ぶこととなった。
しかし、69分にC大阪が決定機を迎える。ボックス手前右でボールを持った柿谷が為を作りボックス内右に駆け抜けたソウザにパスを送り、ソウザが切り返してクロス。すると、ファーで飛び上がった都倉が放ったシュートが枠を捉えることはなかったが、久々のビッグチャンスとなった。
傾き始めた流れを引き寄せたいC大阪は、ここから立て続けにカードを切る。70分に清武に代えてレアンドロ・デサバトを、74分に奥埜に代えて水沼を送り出した。すると76分、カウンターからボックス手前中央の都倉が左足でミドルシュート。GKランゲラックにキャッチされたものの、試合が激化し始める。C大阪は直後に都倉に代えてブルーノ・メンデスを投入し、仕留めにかかる。
しかし79分、先にネットを揺らしたのは名古屋だった。ピッチ中央付近のシミッチが激しいマークに体勢を崩しながらもシャビエルへの縦パスを通すと、シャビエルがヒールでフリック。ボックス手前中央で前を向いた赤崎がGKキム・ジンヒョンの位置を見て頭上を抜くと、美しい軌道を描いたボールがネットを揺らした。
試合終了間際の90分にはボックス左に抜け出した柿谷が右足のボレーシュートを放つが、GKランゲラックが至近距離をものともせずにキャッチ。逆に92分にはボックス右手前の赤崎がC大阪DFのバックパスをかっさらい右足を一閃。2得点目を沈めて、試合を締めくくった。
この結果、名古屋は開幕から2戦連続完封勝利。C大阪は連勝を阻まれている。
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