レスター会長の息子が声明…「父の大きなビジョンと夢を実現していきたい」

2018.11.01 12:45 Thu
Getty Images
▽ヘリコプター墜落事故で亡くなったレスター・シティのヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ会長の息子で、同クラブ副会長を務めるアイヤワット・スリヴァッダナプラバ氏が、クラブ公式サイトで声明を発表した。
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▽10月27日のプレミアリーグ第10節のウェストハム戦後、キング・パワー・スタジアムからヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ会長所有のヘリコプターが離陸。しかし、スタジアムから少し離れた駐車場にヘリコプターが墜落し、28日にスリヴァッダナプラバ会長を含めた搭乗者5名の死亡が確認された。
▽その後、レスターの選手たちをはじめ、ファンやサポーターなど多くの人々が献花に訪れ、30日にはキング・パワー・スタジアムで、弔問者芳名録の記帳を実施された。

▽10月31日、ヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ会長の息子であるアイヤワット・スリヴァッダナプラバ副会長は、多くの人々からのサポートに感謝。そして、亡き会長のビジョンと夢を引き継ぐことを誓った。

「サポートしてくれた全ての方々に心の底から感謝したい」
「また、レスターシャー警察と救急隊の方たちにもありがとうと言いたい。彼らの速い対応が、土曜日多くの人々を救ってくれた。彼らのプロフェッショナルな意識と思いやりがここ数日間支えになった」

「私の父が世界中の人々にどれだけ大切にされてきたかを感じることができた。そして多くの人々が彼に寄り添ってくれたことに心を打たれた」

「私はそんな父親をとても誇りに思う。彼からとても大きな任務と遺産を受け取った。そして、私がそれを遂行していく。そのために皆さんに多くの手を借りなくてはいけないこともあると思う。まずは皆さんからの親切なメッセージと言葉に感謝したい」

「長い時間、私は父から強くなれと言われ、家族を大切にすることを教えられた。父は家族が大好きだった。そして彼はレスター・シティというクラブを家族にした。彼が共にしたレスター・シティと悲しみの時を経てお互いに支えあっている姿、これ以上に誇りに思うものは何もない」

「父は私にとって良き助言者であり、模範となる人だ」

「今、彼は続くはずだった遺産を残し、私のそばから去った。私は彼の大きなビジョンと夢を実現していくため、全てのことを尽くしたい」

「僕たち家族一同は、皆さん一人一人の誠実なる親切と善意に感謝したい」

「心の底から父が恋しい」

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