長谷部フル出場のフランクフルト、退場者出すもホッフェンハイムから2点差を守り切り今季3勝目!《ブンデスリーガ》

2018.10.08 00:30 Mon
Getty Images
▽フランクフルトは7日、ブンデスリーガ第7節で、アウェイでホッフェンハイムと対戦し、2-1で勝利した。長谷部はフル出場を果たしている。
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▽ここまでのリーグ戦2勝1分け3敗と負け越しているフランクフルトは、直近の公式戦2試合では、ハノーファーとヨーロッパリーグでのラツィオ相手にいずれも4得点を挙げて連勝中。波に乗ったまま迎える今節は、長谷部やリーグ戦2試合連続得点中のレビッチ、デ・グズマンらが先発に名を連ねた。
▽試合は両者慎重な入りを見せる。互いに3バックを敷き、守備に重きを置く試合展開に。それでも時間が経つにつれて主導権は徐々にホッフェンハイムへ。15分には、N・シュルツがボックスに侵入しシュートを狙っていく。しかし、このシュートは力なくGKトラップが難なくセーブする。

▽30分にかけてもホッフェンハイムのペース。デミルバイがミドルシュートでゴールに迫ると迎えた29分、前半最大の決定機がホッフェンハイムに訪れる。左サイドのクロスから味方のシュートが弾かれたところを、ベルフォディルがヘディングシュート。だが、これはクロスバーを叩いてしまう。

▽その直後、ピンチを凌いだフランクフルトはすぐさまカウンターへと転じた。レビッチがボックス右に侵入し、ドリブルで躱しにかかったところを相手に倒されるが笛はならず。判定に納得のいかないレビッチは審判への過ぎた抗議によって警告を受けてしまった。
▽しかしこのレビッチが仕事をする。40分、自陣右サイドの相手のスローインを奪ったフランクフルトは、ヨビッチが前線に走り込んだレビッチにパスを供給。レビッチはボックス左から、中途半端に前に出てきたGKの頭上を抜くループシュートを決めて、守勢だったフランクフルトが先制した。

▽リードを得たまま後半を迎えたフランクフルトは、すぐにこのリードを広げにかかる。46分、カウンターで後半頭から出場しているガシノビッチが左に左に展開すると、コスティッチの折り返しはGKに弾かれてしまうものの、こぼれ球をヨビッチがダイレクトで流し込んで追加点を挙げた。

▽2点差としたフランクフルトだが65分、すでに1枚イエローカードを貰っていたレビッチが相手を引っ張ってしまい、2枚目のイエローカードで退場となってしまう。

▽交代カードなどを使い無失点に抑えていたフランクフルトだったが、83分についに失点してしまう。途中出場のジョエリントンのパスで抜け出した、こちらも途中出場のネルソンが豪快に突き刺し1点差とした。

▽さらに後半アディショナルタイムにも、CKからベルフォディルに危うく同点とされるシュートを打たれたが、GKトラップが最後まで集中を切らさないプレーで弾き出し、試合終了。フランクフルトが今季リーグ戦3勝目を手にした。

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