【ブンデス第7節プレビュー】不振バイエルン、公式戦4試合ぶり勝利なるか

2018.10.05 18:00 Fri
Getty Images
▽先週行われた前節、バイエルンがヘルタ・ベルリンにまさかの敗戦を喫し、今季初黒星を喫した。一方でドルトムントがレバークーゼンに逆転勝利し、首位に浮上している。迎える第7節、公式戦3試合勝利のないバイエルンは難敵ボルシアMGと対戦する。
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▽前節ヘルタ戦ではJ・ボアテングの集中を欠いたプレーにより0-2と敗戦したバイエルン。リーグ戦2試合未勝利となったチームは、火曜に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のアヤックス戦ではホームながら劣勢を強いられ、1-1の引き分けに終わった。好調な滑り出しから、ここに来て最初の試練を迎えているコバチ新監督だが、ここまで3勝2分け1敗と4位に付ける難敵ボルシアMG相手に公式戦4試合ぶりの勝利となるか。
▽2点をリードされながらも後半の4発で逆転勝利したドルトムントは、無敗を維持して首位に浮上した。そのドルトムントはアウグスブルクとのホーム戦に臨む。水曜に行われたCLのモナコ戦では新星ラーセンとロイスの1ゴール1アシストの活躍で3-0と快勝し、2連勝スタートとした。若手の活躍とともに試合内容が徐々に伴ってきている中、2勝2分け2敗の五分の成績となっているアウグスブルクを下して首位キープとなるか。

▽10人となった前節シュツットガルト戦では一時同点に追いつきながらも1-2で敗れて今季初黒星を喫したブレーメンは、金曜にヴォルフスブルクとのホーム戦に臨む。シュツットガルト戦では2トップの一角で先発した大迫は序盤に幾つかゴールチャンスがあったが決め切れなかった。4試合勝利のないヴォルフスブルクに対し、今季2ゴール目を決めてチームを勝利に導けるか。

▽前節ハノーファー戦では3バックの中央で開幕以来の勝利に貢献したフランクフルトの長谷部。木曜に行われたELのラツィオ戦では9人の相手を4-1と下して公式戦2連勝とした。長谷部もリベロの位置で堅実なプレーを見せてチームに安定感をもたらしている中、CLマンチェスター・シティ戦を競り負けて疲弊しているホッフェンハイムを下し、公式戦3連勝に導けるか。
▽前節フランクフルト戦ではベンチ入りしたものの出場機会のなかった浅野と、2試合連続でベンチ外と厳しい原口のハノーファーは、シュツットガルトとのホーム戦に臨む。チーム共々厳しい立場に立たされている二人だが、代表合流前に好結果を収められるか。

▽前節デュッセルドルフ戦では開幕6試合目にして初めて先発を外れた久保。そんな中でチームは3-0と快勝して2勝目を挙げており、ライプツィヒとのアウェイ戦となる今節もベンチスタートが濃厚だ。出場時間が限られる中、ブンデス初ゴールという結果を残せるか。

▽前節ニュルンベルク戦では今季初先発を飾ったデュッセルドルフの宇佐美は見せ場を作れず、チームは0-3の完敗に終わった。そのデュッセルドルフは、開幕からの連敗を5で止め水曜に行われたCLロコモティフ・モスクワ戦では1-0の勝利を収めたシャルケとのホーム戦に臨むが、復調気配の強豪から勝利をもぎ取れるか。

◆ブンデスリーガ第7節
▽10/5(金)
《27:30》
ブレーメン vs ヴォルフスブルク

▽10/6(土)
《22:30》
マインツ vs ヘルタ・ベルリン
ハノーファー vs シュツットガルト
デュッセルドルフ vs シャルケ
ドルトムント vs アウグスブルク
《25:30》
バイエルン vs ボルシアMG

▽10/7(日)
《20:30》
フライブルク vs レバークーゼン
《22:30》
ホッフェンハイム vs フランクフルト
《25:00》
ライプツィヒ vs ニュルンベルク

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