寄る商業主義の波…CL決勝はアメリカ開催? 西メディア重鎮が発言

2018.09.11 16:00 Tue
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▽チャンピオンズリーグ(CL)の決勝戦をアメリカで開催するプランが進められているようだ。スペイン『マルカ』が報じた。
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▽この情報をもたらした人物は、スペインメディア界の超大物として知られるジャウメ・ロウレス氏だ。同氏はスペイン最大手のマルチメディア『メディアプロ』の出資者の1人であり、会長を務めている。
▽『メディアプロ』は、昨年の夏に2018-19シーズンからのスペイン国内でのCL放映権を購入。その料金は、3年間で6億9000万ユーロ~7億5000万ユーロ(約894億円~約972億円)と報じられており、これまでよりも21%増加した数字だ。欧州サッカー連盟(UEFA)は、視聴者数増加のため無料放送の継続を希望していたが、莫大な資金力に屈し有料放送を許す形となった。

▽そういった強力な権力を持っているロウレス氏が、カタルーニャのラジオ番組『El mati』に出演し、「彼ら(メディアプロ)はニューヨークでチャンピオンズリーグのファイナルを行うために交渉している」とコメントしたという。

▽また、現在スペイン国内ではリーガエスパニョーラのアメリカ開催について、議論が巻き起こっている。ロウレス氏はこれに関しても「非常にポジティブなことだ」、「彼ら(ジローナ)はフットボールの世界で話題となり、競争強化の助けとなるだろう」と発言。一貫して市場拡大に好意的な意見を示している。

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