【J1ピックアッププレビュー】首位を追いかける上位対決、FC東京は“ストップ・ザ・都倉”なるか《FC東京vs札幌》
2018.05.12 16:00 Sat
▽13日、明治安田生命J1リーグ第14節が開催される。味の素スタジアムではFC東京vs北海道コンサドーレ札幌が行われる。
◆下馬評を覆す上位対決
▽ホームのFC東京は勝ち点26の2位、一方アウェイの札幌は勝ち点25の3位。勝ち点差1で迎える上位対決は、シーズン開幕前には予想されていなかった展開だ。
▽長谷川健太監督を迎えたFC東京は、開幕3試合を1分け2敗と勝利なし。スタートで躓き、厳しいシーズンが予想されたが、その後は4連勝、第8節のセレッソ大阪戦では敗れるも、その後の5試合も4勝1分けと好調を維持している。
▽対する札幌はミハイロ・ペトロヴィッチ監督を招へい。同じく開幕3試合を1分け2敗と低調なスタートになったが、第4節からは10戦無敗。7勝3分けと勝ち点を積み上げた。“シックスポインター”となる両者、無敗を続けるのは。
◆昨季のイメージを払拭できるか〜FC東京~
▽5戦無敗と好調を維持しているFC東京だが、今節の相手である札幌には、昨シーズンのリーグ戦2試合で連敗を喫している。
▽前節の川崎フロンターレとの“多摩川クラシコ”では2-0と快勝。圧倒することはできなかったが、しっかりと結果を残した。ミッドウィークのYBCルヴァンカップは控え選手を起用し、アルビレックス新潟に土壇場で逆転負け。久々の敗戦となったが、今節には影響ないだろう。昨シーズン勝てなかった札幌に勝利し、広島の背中を追いかけたい。
◆無敗継続への大事な一戦~北海道コンサドーレ札幌~
▽札幌は前述の通りここまで10戦無敗を継続。クラブ史上最高の状態でシーズン中盤を迎えている。
▽昨シーズンFC東京にはリーグ戦で2勝。その大きな要因は、エースのFW都倉賢だ。2試合で1得点2アシストの活躍を見せた都倉は、今シーズンのJ1リーグでも既に5得点を記録。シーズン序盤はFWジェイにポジションを譲っていたが、出場機会が増えるとゴールも増えた。
▽一方で、シャドーとして攻撃を牽引していたMF三好康児が出場停止で欠場。11戦無敗に向け、チームの攻撃面がどう機能するかがカギを握る。ペトロヴィッチ監督はサンフレッチェ広島、浦和レッズ時代に味の素スタジアムで9試合を指揮。6勝3分けと無敗なだけに、今節も勝利したいところだ。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆FC東京[4-4-2]
DF:室屋成、チャン・ヒョンス、森重真人、太田宏介
MF:大森晃太郎、橋本拳人、髙萩洋次郎、東慶悟
FW:ディエゴ・オリヴェイラ、永井謙佑
監督:長谷川健太
▽ケガで離脱していたチャン・ヒョンスが復帰。4月の月間MVPを受賞したFWディエゴ・オリヴェイラ、直近5試合で3ゴールのFW永井謙佑が2トップを組むと予想。左サイドバックにはDF太田宏介が入ると見る。
◆北海道コンサドーレ札幌[3-4-2-1]
DF:進藤亮佑、キム・ミンテ、福森晃斗
MF:駒井善成、深井一希、宮澤裕樹、菅大輝
FW:宮吉拓実、都倉賢、チャナティップ
監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ
出場停止:三好康児
▽札幌は[3-4-2-1]のシステムと予想。出場停止のMF三好康児の代わりにはFW宮吉拓実が入ると予想する。その他、前節ゴールのMF深井一希とMF宮澤裕樹がボランチでコンビを。右ウイングバックには、キーマンでもあるMF駒井善成が引き続き起用されるだろう。
【注目選手】
◆DFチャン・ヒョンス(FC東京)
◆FW都倉賢(北海道コンサドーレ札幌)
◆独走する広島の背中を追えるのは
▽首位を独走中の広島を勝ち点差8で追うFC東京、勝ち点差9で追う札幌の一戦。しっかりと勝利を収め、広島の背中を追い続けたい思いは、両チーム共に同じはずだ。互いに好調を維持していることもあり、白熱の一戦となるだろう。
▽昨シーズンのイメージが有るだけに、精神的には札幌の方が有利とも思えるが、FC東京は指揮官が交代。戦い方も変わっているため、簡単には昨シーズンと同じ展開にはならないだろう。それでも、ミシャサッカーで攻撃的に進化している札幌を抑えるのも簡単ではない。互いに良さを出すことが、勝利への近道だろう。
▽広島への挑戦権が懸かっているとも言える一戦。試合は13日(日)の16時にキックオフを迎える。
◆下馬評を覆す上位対決
▽ホームのFC東京は勝ち点26の2位、一方アウェイの札幌は勝ち点25の3位。勝ち点差1で迎える上位対決は、シーズン開幕前には予想されていなかった展開だ。
▽対する札幌はミハイロ・ペトロヴィッチ監督を招へい。同じく開幕3試合を1分け2敗と低調なスタートになったが、第4節からは10戦無敗。7勝3分けと勝ち点を積み上げた。“シックスポインター”となる両者、無敗を続けるのは。
◆昨季のイメージを払拭できるか〜FC東京~
▽5戦無敗と好調を維持しているFC東京だが、今節の相手である札幌には、昨シーズンのリーグ戦2試合で連敗を喫している。
▽その要因は、不安定な守備。しかし、その点は新指揮官の長谷川監督の下、ピッチ内での規律を高め、今シーズは安定した守備を見せている。さらに、リーグ戦4試合続けて欠場していた韓国代表DFチャン・ヒョンスが戦列復帰。チームとしては大きな後押しとなるはずだ。
▽前節の川崎フロンターレとの“多摩川クラシコ”では2-0と快勝。圧倒することはできなかったが、しっかりと結果を残した。ミッドウィークのYBCルヴァンカップは控え選手を起用し、アルビレックス新潟に土壇場で逆転負け。久々の敗戦となったが、今節には影響ないだろう。昨シーズン勝てなかった札幌に勝利し、広島の背中を追いかけたい。
◆無敗継続への大事な一戦~北海道コンサドーレ札幌~
▽札幌は前述の通りここまで10戦無敗を継続。クラブ史上最高の状態でシーズン中盤を迎えている。
▽昨シーズンFC東京にはリーグ戦で2勝。その大きな要因は、エースのFW都倉賢だ。2試合で1得点2アシストの活躍を見せた都倉は、今シーズンのJ1リーグでも既に5得点を記録。シーズン序盤はFWジェイにポジションを譲っていたが、出場機会が増えるとゴールも増えた。
▽一方で、シャドーとして攻撃を牽引していたMF三好康児が出場停止で欠場。11戦無敗に向け、チームの攻撃面がどう機能するかがカギを握る。ペトロヴィッチ監督はサンフレッチェ広島、浦和レッズ時代に味の素スタジアムで9試合を指揮。6勝3分けと無敗なだけに、今節も勝利したいところだ。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆FC東京[4-4-2]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:林彰洋DF:室屋成、チャン・ヒョンス、森重真人、太田宏介
MF:大森晃太郎、橋本拳人、髙萩洋次郎、東慶悟
FW:ディエゴ・オリヴェイラ、永井謙佑
監督:長谷川健太
▽ケガで離脱していたチャン・ヒョンスが復帰。4月の月間MVPを受賞したFWディエゴ・オリヴェイラ、直近5試合で3ゴールのFW永井謙佑が2トップを組むと予想。左サイドバックにはDF太田宏介が入ると見る。
◆北海道コンサドーレ札幌[3-4-2-1]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:ク・ソンユンDF:進藤亮佑、キム・ミンテ、福森晃斗
MF:駒井善成、深井一希、宮澤裕樹、菅大輝
FW:宮吉拓実、都倉賢、チャナティップ
監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ
出場停止:三好康児
▽札幌は[3-4-2-1]のシステムと予想。出場停止のMF三好康児の代わりにはFW宮吉拓実が入ると予想する。その他、前節ゴールのMF深井一希とMF宮澤裕樹がボランチでコンビを。右ウイングバックには、キーマンでもあるMF駒井善成が引き続き起用されるだろう。
【注目選手】
◆DFチャン・ヒョンス(FC東京)
(C)CWS Brains,LTD.
▽FC東京の注目選手は5試合ぶりに復帰濃厚の韓国代表DFチャン・ヒョンスだ。不在時にもチームのディフェンスラインはしっかりと仕事を果たしていたが、チャン・ヒョンスの復帰は大きなプラス材料となるだろう。昨シーズンやられていた都倉を抑え込めるか。チャン・ヒョンスと都倉のマッチアップにも注目だ。◆FW都倉賢(北海道コンサドーレ札幌)
(C)J.LEAGUE PHOTOS
▽昨シーズンのFC東京戦で1得点2アシストのエースFW都倉賢に注目だ。今シーズンも自身の特徴を活かしたゴールを連発。派手なゴールが多い印象だが、試合を通しての前線での奮闘が実を結んでいる印象だ。都倉の最近の活躍で代表待望論も一部で挙がっているが、チームが維持する調子とともに、自身のゴールで無敗を継続させたい。◆独走する広島の背中を追えるのは
▽首位を独走中の広島を勝ち点差8で追うFC東京、勝ち点差9で追う札幌の一戦。しっかりと勝利を収め、広島の背中を追い続けたい思いは、両チーム共に同じはずだ。互いに好調を維持していることもあり、白熱の一戦となるだろう。
▽昨シーズンのイメージが有るだけに、精神的には札幌の方が有利とも思えるが、FC東京は指揮官が交代。戦い方も変わっているため、簡単には昨シーズンと同じ展開にはならないだろう。それでも、ミシャサッカーで攻撃的に進化している札幌を抑えるのも簡単ではない。互いに良さを出すことが、勝利への近道だろう。
▽広島への挑戦権が懸かっているとも言える一戦。試合は13日(日)の16時にキックオフを迎える。
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