フランス代表のディディエ・デシャン監督は、グループステージ突破後の決勝トーナメント1回戦が難しいものになると警戒を強めた。<br><br>1日にモスクワで2018FIFAワールドカップ ロシアの抽選会が行われた。1998年に母国開催のワールドカップで優勝を経験しているデシャン監督率いるフランスは、オーストラリア、ペルー、デンマークとグループCで対戦することが決定した。<br><br>グループCを勝ち抜くことに問題はないと予想されているものの、仮に決勝トーナメント進出を決めてもベスト16でグループDのアルゼンチンもしくはクロアチアと戦う可能性が高く、優勝候補の一角と目されている同国はグループリーグ突破後も厳しい戦いが待ち受けている。<br><br>抽選会終了後、デシャン監督は『RMC』で「良くない組み合わせになった。デンマークとは何度も対戦しており、オーストラリアともフレンドリーマッチで戦ったことがある。それに、さらなる心配の種はアルゼンチンと対戦する可能性があることだ」と組み合わせ結果について言及。<br><br>続けて「しかし、彼らとの対戦を常に避けられるわけではない。一歩ずつ歩みを進めたいから、今そのようなビッグチームの話をしても意味がない。我々は対戦相手についてある程度は理解しているが、似たようなチームと親善試合で対戦することになるだろう」と語った。<br><br>一方、フランス代表OBのロベール・ピレス氏は『beINスポーツ』で「対戦する国や選手に経緯を払わなければならないが、良い抽選結果になったと思う」と抽選結果に満足感を表している。<br><br>提供:goal.com2017.12.02 12:00 Sat