準優勝に終わった大会を振り返る宮間主将「目標や仲間を信じる力がすごく強かった」《カナダ女子ワールドカップ2015》
2015.07.07 21:30 Tue
▽FIFA女子ワールドカップ(W杯)カナダ2015で準優勝の成績を残したなでしこジャパンが7日、千葉県内のホテルで帰国報告記者会見を行った。キャプテンとして、なでしこジャパンをけん引したMF宮間あやは、チームをサポートしてくれたスタッフやファンへの感謝を口にし、「女子サッカーの発展ために、女子サッカー選手としてがんばっていきたい」との思いを語った。
◆宮間あや主将
「これまでチームを支えてくださった関係者の方、サポーターの皆様にチームを代表してお礼を言いたいと思います。ありがとうございました。結果は準優勝で、目標としていたものに一歩及びませんでしたが、できる限りのことはチーム全員でできたと思っています。一度チームは解散になり、それぞれの場所での活動になりますが、女子サッカーの発展ために、女子サッカー選手としてがんばっていきたいと思います。今後もよろしくお願いいたします」
――今回の準優勝の価値は? 試合後は悔いはないと言っていたが気持ちに変化は生まれたか?
「その時にできる最良の判断だったりプレーを選択できたとは思っています。そういった意味での後悔はありませんし、とにかく最後までチーム全員で走り切れたと思っています」
――本日は七夕、将来のなでしこに向けてどんな願いを短冊に書きたいか
「(今日は)あまり天気が良くないので叶うか分からないですけど(笑)。女子サッカーらしく、サッカーをはじめようとしている少女たちであったり、やっている少女たち、それから頑張っている選手たちが、最後までサッカーを頑張れたと言えるような環境であったり、私たちを目標に頑張ろうとしている選手たちが最後までサッカーができるように、女子サッカーが文化になっていければと思います」
――連覇を逃したが代わりに得られたと感じるものは?
「一番欲しかったワールドカップを手にできなかったので、その代わりになるものは何もないと思います」
「結果こそ届かなかったですけど、目標や仲間を信じる力がすごく強かった、それを強く感じた大会でした」
――リオ五輪に向けてどういう風に関わり、働きかけをしていきたいか
「これまで通り、一人の選手として日々を大事にしてがんばっていきたいと思います」
――女子サッカーをブームではなく文化に、という話があったが、すでにこれだけ浸透していれば文化ではないかとも思うが、宮間選手自身はどのように実感しているのか。また、どうなれば文化になると思うか
「一人でも多くの方にそう言っていただければ嬉しいです。ただ、2011年のW杯で優勝してからは多くの人に関心をもっていただいていますが、国内リーグは観客が伸びていないし、減っている状況があります。大きな大会があるときに注目していただいているというのは感じますが、私たちは結果を残し続けなければ皆さんが離れていってしまうのではないかという不安を選手たちは感じています。なので、そういった不安を感じなくなったら文化になったと言えるのではないかと思います」
――再び世界一を目指すために伸ばすべきところは?
「監督が言っていたように個の質も重要ですが、そこが上がれば、自信を持って試合に臨むこと。私たちは、世界のトップチームと戦えるんだ、自分たちが世界No.1になれるんだ、という自信を持つことが大事だと思います」
――3大会の決勝につながったバックグラウンドと、今後に向けて改善するべき点
「日々、夢中になってボールを追いかているので、広い視野をもってそういったことを考えてるのはなかなか難しいですけど、今回のなでしこジャパンに関して言わせていただければ、数は少なくとも充実した合宿や大会に挑ませてもらったこと。そこは私たちも意識を高くもって、その少ない時間を大事にできたと思っています」
「ただ、それとは裏腹に、もう少し一緒に過ごす時間や試合をこなせていれば、また違った経験ができて、違った結果になっていたのかなとも思います」
◆宮間あや主将
「これまでチームを支えてくださった関係者の方、サポーターの皆様にチームを代表してお礼を言いたいと思います。ありがとうございました。結果は準優勝で、目標としていたものに一歩及びませんでしたが、できる限りのことはチーム全員でできたと思っています。一度チームは解散になり、それぞれの場所での活動になりますが、女子サッカーの発展ために、女子サッカー選手としてがんばっていきたいと思います。今後もよろしくお願いいたします」
「その時にできる最良の判断だったりプレーを選択できたとは思っています。そういった意味での後悔はありませんし、とにかく最後までチーム全員で走り切れたと思っています」
――本日は七夕、将来のなでしこに向けてどんな願いを短冊に書きたいか
「(今日は)あまり天気が良くないので叶うか分からないですけど(笑)。女子サッカーらしく、サッカーをはじめようとしている少女たちであったり、やっている少女たち、それから頑張っている選手たちが、最後までサッカーを頑張れたと言えるような環境であったり、私たちを目標に頑張ろうとしている選手たちが最後までサッカーができるように、女子サッカーが文化になっていければと思います」
――連覇を逃したが代わりに得られたと感じるものは?
「一番欲しかったワールドカップを手にできなかったので、その代わりになるものは何もないと思います」
――今大会を一言で表現すると?
「結果こそ届かなかったですけど、目標や仲間を信じる力がすごく強かった、それを強く感じた大会でした」
――リオ五輪に向けてどういう風に関わり、働きかけをしていきたいか
「これまで通り、一人の選手として日々を大事にしてがんばっていきたいと思います」
――女子サッカーをブームではなく文化に、という話があったが、すでにこれだけ浸透していれば文化ではないかとも思うが、宮間選手自身はどのように実感しているのか。また、どうなれば文化になると思うか
「一人でも多くの方にそう言っていただければ嬉しいです。ただ、2011年のW杯で優勝してからは多くの人に関心をもっていただいていますが、国内リーグは観客が伸びていないし、減っている状況があります。大きな大会があるときに注目していただいているというのは感じますが、私たちは結果を残し続けなければ皆さんが離れていってしまうのではないかという不安を選手たちは感じています。なので、そういった不安を感じなくなったら文化になったと言えるのではないかと思います」
――再び世界一を目指すために伸ばすべきところは?
「監督が言っていたように個の質も重要ですが、そこが上がれば、自信を持って試合に臨むこと。私たちは、世界のトップチームと戦えるんだ、自分たちが世界No.1になれるんだ、という自信を持つことが大事だと思います」
――3大会の決勝につながったバックグラウンドと、今後に向けて改善するべき点
「日々、夢中になってボールを追いかているので、広い視野をもってそういったことを考えてるのはなかなか難しいですけど、今回のなでしこジャパンに関して言わせていただければ、数は少なくとも充実した合宿や大会に挑ませてもらったこと。そこは私たちも意識を高くもって、その少ない時間を大事にできたと思っています」
「ただ、それとは裏腹に、もう少し一緒に過ごす時間や試合をこなせていれば、また違った経験ができて、違った結果になっていたのかなとも思います」
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