野田委員長「選手の涙を無駄にしないように」《カナダ女子ワールドカップ2015》
2015.07.07 21:18 Tue
▽FIFA女子ワールドカップ(W杯)カナダ2015で準優勝の成績を残したなでしこジャパンが7日、千葉県内のホテルで帰国報告記者会見を行った。日本サッカー協会(JFA)の野田朱美女子委員長は、準優勝という結果を残した選手たちを「一丸となって最後まで戦ってくれた」と評価した一方で、今後の女子サッカー界の発展のためにも、「選手の涙を無駄にしないようにしっかり考えていきます」との決意を語った。
◆野田朱美女子委員長
「本日、カナダより日本チーム全員が無事に帰国しました。成績はご存じのとおり準優勝です。キャプテンは責任感が強いので決勝戦のあと、申し訳ないという言葉を口にしていましたが、本当に一丸となって最後まで戦ってくれたと思います」
「現地でたくさんの方に助けてもらったり、応援してもらいました。それから、日本からもたくさんの人たちが応援に駆けつけてくれました。日本からも多くの方たちが応援してくれていたことを聞いています。1カ月以上にわたる間、なでしこジャパンを応援してくれた全ての方にお礼を言いたいと思います。どうもありがとうございました」
「それから、この灯を消さないように、私も責任をもって女子サッカーの発展、普及に努め、選手の涙を無駄にしないようにしっかり考えていきますので、今後もご支援のほどよろしくお願いいたします」
――3大会連続の決勝(ドイツW杯、ロンドン五輪、カナダW杯)につながったバックグラウンドと、今後に向けて改善するべき点
「2011年の前から海外でプレーする環境のサポートをやっていますが、基本的には選手の意識が高かったところが、3大会の決勝に進出できた一番のバックグラウンドだったと思っています。また、他国の方と話をしたときに、今の日本の女子サッカーのスタイルは世界でも高く評価されています。それを貫いてきたというのが大きかったですし、選手たちが身体が小さくても一つずつ武器を増やして戦ってきたことが3大会連続での決勝につながったと思います」
◆野田朱美女子委員長
「本日、カナダより日本チーム全員が無事に帰国しました。成績はご存じのとおり準優勝です。キャプテンは責任感が強いので決勝戦のあと、申し訳ないという言葉を口にしていましたが、本当に一丸となって最後まで戦ってくれたと思います」
「それから、この灯を消さないように、私も責任をもって女子サッカーの発展、普及に努め、選手の涙を無駄にしないようにしっかり考えていきますので、今後もご支援のほどよろしくお願いいたします」
――3大会連続の決勝(ドイツW杯、ロンドン五輪、カナダW杯)につながったバックグラウンドと、今後に向けて改善するべき点
「2011年の前から海外でプレーする環境のサポートをやっていますが、基本的には選手の意識が高かったところが、3大会の決勝に進出できた一番のバックグラウンドだったと思っています。また、他国の方と話をしたときに、今の日本の女子サッカーのスタイルは世界でも高く評価されています。それを貫いてきたというのが大きかったですし、選手たちが身体が小さくても一つずつ武器を増やして戦ってきたことが3大会連続での決勝につながったと思います」
「環境面に関しては、チーム数や待遇の面で少しずつ環境はよくなってきているとは思いますが、宮間キャプテンの話にもあった通り、それを選手たちが感じていないということは、まだまだ私たちのサポートが足りないということだと思います。今後は、選手たちが頑張って残してくれた成績に応えられるような施策を、先見の明を持って真剣に取り組んでいくことが必要だと思っています。環境面に関しては、下の世代の受け皿が大事になってくると思っているので、その部分をもう少し形にしたいと思います」
|
関連ニュース