逆転残留のカディス、セルヒオ監督との契約を自動更新! 来季も指揮へ

2022.06.01 08:00 Wed
Getty Images
カディスは5月31日、セルヒオ・ゴンサレス監督(45)との契約を1年延長したことを発表した。これにより、同監督は2022-23シーズンもチームを率いることになった。

これまでエスパニョールやバジャドリーを指揮したセルヒオ監督は、今年1月にアルバロ・セルベラ前監督の下で降格圏の19位に低迷していたカディスの新指揮官に就任。
すると、就任以降のラ・リーガ18試合では6勝7分け5敗の戦績を残し、それまでわずか2勝と低迷していたチームを最終節での劇的な残留(17位)に導く見事な手腕を発揮していた。

そして、プリメーラ残留という目標を達成したことで、クラブとセルヒオ監督は契約時に盛り込んでいた条項を発動させ、1年間の自動更新となった。

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降格圏のカディスがペジェグリーノ氏を監督に招へい、ベニテスの右腕としても知られる指揮官

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カディスがセルヒオ・ゴンサレス監督を解任、ラ・リーガ18位と低迷

カディスは20日、セルヒオ・ゴンサレス監督(47)の解任を発表した。 カディスはラ・リーガ21試合を消化して2勝9分け10敗で降格圏の18位に位置。直近では3連敗、第4節以来勝利がなかった。 現役時代、デポルティボの黄金期を支えたセルヒオ・ゴンサレス監督は、2022年1月にカディスの指揮官に就任。2季連続1部残留に導いていた。 2024.01.20 22:30 Sat

ラ・リーガのマジョルカvsカディスが開催延期…ムリキのイスラエル代表延期試合招集が影響

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