スパーズやナポリ関心のジョージア至宝が母国クラブにレンタル! ロシアから一時脱出

2022.03.26 06:30 Sat
Getty Images
ルビン・カザンのジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(21)が、母国のディナモ・バトゥミに今シーズン終了までレンタル移籍することになった

現在、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、ロシアリーグに所属する外国籍選手は、国際サッカー連盟(FIFA)の特例措置によって移籍期間外での移籍が許可されている。
そして、ジョージアの至宝はその特例措置を利用して、今シーズン終了までの契約で母国クラブにレンタル移籍することになった。

アゼルバイジャン代表として活躍したFWバドリ・クワラツヘリアを父親に持つクワラツヘリアは、母国のディナモ・トビリシでキャリアをスタート。その後、メタルルギ・ルスタヴィへの完全移籍、ロコモティフ・モスクワへのレンタル移籍を経て、2019年にルビン・カザンへ加入した。そして、ルビン・カザンではここまで公式戦73試合に出場し、9ゴール18アシストを記録している。

左ウイングを主戦場に2列目の全ポジションでプレー可能な183cmの右利きのアタッカーは、爆発的な加速力と緩急を付けたドリブル突破が最大の持ち味。また、正確なラストパスやパワフルなミドルシュートも兼備する、伸びしろ十分の大器だ。
昨夏辺りからミランやナポリ、ローマ、トッテナム、アーセナル、リーズといったセリエA、プレミアリーグ勢から興味を示されており、今夏には1500万ユーロ(約20億1000万円)前後の金額での移籍が濃厚と見られている。

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