【2020-21ブンデス前半戦ベストイレブン】ヘルプスト・マイスターのバイエルンから最多3選手、遠藤航を選出

2021.01.26 18:01 Tue
Getty Images
2020-21シーズンのブンデスリーガ前半戦が1月20日に終了しました。そこで本稿では今季のブンデスリーガ前半戦のベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。
PR
◆ベストイレブン
GK:グラーチ
DF:バク、タプソバ、アラバ、アンヘリーニョ
MF:ヴィルツ、遠藤航、ミュラー
FW:ワマンギドゥカ、レヴァンドフスキ、ハーランド
GKペーテル・グラーチ(30歳/ライプツィヒ)
Getty Images

出場試合数:17(先発回数:17)/失点数:14/出場時間:1530分
前半戦を終えてリーグ最少の14失点に抑えたグラーチを選出。年々安定感を増しているハンガリー代表の守護神は、今季復調を果たしたDFウパメカノと共にライプツィヒの堅守を支えている。

DFリドル・バク(22歳/ヴォルフスブルク)
Getty Images

出場試合数:17(先発回数:16)/ 得点数:2/出場時間:1400分
好調ヴォルフスブルクを支える一人。パリ・サンジェルマンからも興味を持たれていた中、ヴォルフスブルクを新天地に選んだバク。11月にはドイツ代表初招集も受け、充実の時を過ごしている。サイドバックが本職ではあるものの、ヴォルフスブルクでは攻撃センスを買われて1列前での起用が多くなっている。

DFエドモン・タプソバ(21歳/レバークーゼン)
Getty Images

出場試合数:15(先発回数:13)/得点数:0/出場時間:1210分
昨年1月にヴィトーリアから加入したブルキナファソ代表のセンターバックであるタプソバ。21歳と若いながら落ち着いたプレーが特長で戦術理解度も高い。194cmの体格からもわかるようにフィジカルも申し分なく、加入1年でレバークーゼンの守備の要となった。
DFダビド・アラバ(28歳/バイエルン)
Getty Images

出場試合数:16(先発回数:15)/得点数:1/出場時間:1361分
バイエルンとは契約問題で大いに揺れているアラバだが、ピッチ上ではそんな素振りを一切見せず、安定したプレーを続けている。相方のDFジューレ、DFボアテングが負傷の影響もあって不安定なプレーが目立つ中、昨季からセンターバックにポジションを変えたアラバがディフェンスラインを締めている。

DFアンヘリーニョ(24歳/ライプツィヒ)
Getty Images

出場試合数:16(先発回数:16)/ 得点数: 4/出場時間: 1433分
マンチェスター・シティから再レンタルの形で今季もライプツィヒでプレーすることになったアンヘリーニョは、その攻撃性能をさらに高めた。アシストだけでなく得点力も増し、4ゴール4アシストを記録。ライプツィヒで進化を続けている。

MFフロリアン・ヴィルツ (17歳/レバークーゼン)
Getty Images

出場試合数:14(先発回数:13)/得点数:3/出場時間:1142分
昨年1月にケルンからレバークーゼンに加入した17歳の若武者は瞬く間にレバークーゼンの主力に定着した。攻守に奔走するスタイルで、ボス監督の志向するサッカーにフィット。とりわけ攻撃面でアクセントを付けられるだけのテクニックを持ち合わせている点が強みで得点力も併せ持っている。

MF遠藤航(27歳/シュツットガルト)
Getty Images

出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:0/出場時間:1530分
日本人という贔屓目がなくともベストイレブンに選出されておかしくないパフォーマンスを見せた。昨季2部に降格していたシュツットガルトに加入後、飛躍的な成長を遂げている。チームを1部昇格に導いて迎えた今季、中心選手として自信を持ったプレーを続け、前半戦は見事なフルタイム出場を果たした。

MFトーマス・ミュラー(31歳/バイエルン)
Getty Images

出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:7/出場時間:1495分
前半戦は全試合スタメンで7ゴール10アシストと申し分ないスタッツを残した。レヴァンドフスキとの好相性を生かし、トップ下の位置から抜け目なくゴールを陥れている。昨季、フリック監督の下で復活した状態を維持し、レヴァンドフスキと共に攻撃陣を牽引している。

FWサリス・ワマンギトゥカ(21歳/シュツットガルト)
Getty Images

出場試合数:16(先発回数:15)/得点数:9/出場時間: 1217分
遠藤航のチームメート。快足アタッカーのワマンギトゥカはチームの戦術の根幹を成している。圧倒的なスピードでショートカウンターの起点になり、シュツットガルトのストロングポイントとなっている。

FWロベルト・レヴァンドフスキ(32歳/バイエルン)
Getty Images

出場試合数:16(先発回数:15)/得点数:22/出場時間: 1334分
32歳となった今季も衰える気配は微塵もない。コンスタントにゴールを挙げ、相変わらず不調知らずのバイエルンが誇る大エースだ。

FWアーリング・ハーランド(20歳/ドルトムント)
Getty Images

出場試合数:12(先発回数:11)/得点数:12/出場時間:1002分
ケガで5試合を欠場することになった前半戦となったが、それでも出場した試合ではコンスタントにゴールを挙げ続け、その才能にやはり疑いの余地はない。昨季後半から続く圧巻の決定力は不調のドルトムントにおいても関係ない。


PR
関連ニュース

「チームの誰もが失望」無冠でシーズン終えるバイエルン…主将ノイアーは「このままではいけない」

バイエルンのドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが、新シーズンの挽回を誓った。クラブ公式サイトが伝えている。 ノイアーは18日に行われたブンデスリーガ最終節のホッフェンハイム戦で先発。開始早々にマティス・テル、アルフォンソ・デイビスのゴールで2点をリードする有利な状況となったが、直後に失点を許すとその後は得点が生まれずハーフタイムへ。後半は68分に同点ゴールを奪われると、その後は勢いづく相手を抑えられず2失点を許してしまい、2-4で敗れた。 無冠が決まったシーズンで、最終節の結果ブンデスリーガでは3位に転落。絶対王者にとって受け入れられないシーズンとなったが、主将のノイアーも失意の1年だったと認めつつ、来シーズンに違う姿を見せたいと誓っている。 「この試合は浮き沈みがあったと思う。そして今シーズン全体を見てみても、良い時期もあれば、それほど良くない時期もあったから、これは適切な結果だったのかもしれない」 「今シーズンの僕たちは空回りをしていたと思う。シーズンを2位で終えたかったが、残念ながらそれも達成できなかった。だから、チームの誰もが明らかに失望しているよ」 「僕たちには再出発が必要だ。このままではいけないのは明らかだと思う。一貫性については、今季最大の課題だった。もう一度本気で頑張り、来シーズンは違う一面を見せなければならない。これはチーム全員の義務なんだ」 2024.05.19 12:40 Sun

バイエルンの指揮官探しは終わらずも…ブライトン退任のデ・ゼルビ監督招へいは検討せず

バイエルンはブライトン&ホーヴ・アルビオンからの退任が決まったロベルト・デ・ゼルビ監督(44)について、招へいを検討していないようだ。 今年2月にトゥヘル監督の退任を発表しながら、後任探しは遅々として進まないバイエルン。レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督、ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督、オーストリア代表のラルフ・ラングニック監督にはことごとく断られ、クリスタル・パレスのオリバー・グラスナーへのオファーはクラブから莫大な移籍金を要求されたことで破談に終わった。 後任探しが難航したこともあり、クラブはここまでの方針から一転、トゥヘル監督と続投に向けた交渉を開始。しかし、ここでも2年契約を望むトゥヘル監督との間で折り合いがつかず、交渉は決裂となった。 一向に後任が見つからない中で、18日にデ・ゼルビ監督が今シーズン限りでのブライトン退任を発表。昨シーズンにクラブ史上最高位となるプレミアリーグ6位フィニッシュを果たした指揮官については、バイエルンの接触も噂されていた。 しかし、ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、バイエルンはデ・ゼルビ監督の招へいを検討せず。バイエルンのスポーツ部門取締役を務めるマックス・エベール氏も、「デ・ゼルビ監督はバイエルンの候補にならないのか?」という質問に「そう思う」と回答している。 また、エベール氏は終わりの見えない後任探しについてもコメント。クラブは必ず最善策を見つけると強調している。 「私の友人は、いつも『最善のものは最後に来る』と言っていた。我々は非常に良い解決策を見つけるだろう。私はここにやって来てから10週間しか経っていないが、すでに10年いるかのように感じている」 2024.05.19 12:10 Sun

「個人のミスが多過ぎ」最終節の敗北でブンデス3位転落…バイエルン退任決定のトゥヘル監督は失望「不必要な敗戦だ」

バイエルンのトーマス・トゥヘル監督は、失意のブンデスリーガ最終節を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。 18日、ホッフェンハイムとのブンデスリーガ最終節に臨んだバイエルンは、開始早々にマティス・テル、アルフォンソ・デイビスの立て続けのゴールで2点リードの状況を作ると、直後に失点を許すも2-1でハーフタイムへ。しかし後半、68分に同点ゴールを奪われると、守備が持ちこたえられずさらに2失点を許す形となり、2-4で敗れた。 この結果、3位に転落する形でシーズンを終えることになったバイエルン。続投の噂がありながらも、試合前に改めて今シーズン限りの退任を表明していたトゥヘル監督は、無冠に終わったチームが最後まで課題を抱えていたと認めている。 「我々は非常に良いスタートを切れたが、個人的なミスが続き、試合をそれほど支配できなくなった。後半の最初も再び良い姿を示していたものの、その後は再び個人的なミスが多過ぎたと思う」 「我々は相手に試合のコントロールを許してしまったと思う。チームの守備は十分でなく、2点のリードを許してしまった。これは(今シーズン)あまりにも頻繁に起こってきたことだが、本当に手痛く不必要な敗戦だった」 2024.05.19 10:35 Sun

加入1年目のケインが歴代4位タイの36ゴールで得点王に輝く!アシスト王はグリマルドに

2023-24シーズンのブンデスリーガ全日程が終了し、各部門の受賞者が決定した。 レバークーゼンがブンデスリーガ史上初となる無敗優勝を飾った今シーズンのリーグ得点王に輝いたのは、昨夏にバイエルンに加入したイングランド代表FWハリー・ケイン。36ゴールでの得点王は歴代4位タイのゴール数となっている。 なお、2位はシュツットガルトFWセール・ギラシの28ゴール、3位はRBライプツィヒFWロイス・オペンダの24ゴール、4位はシュツットガルトFWデニス・ウンダブの18ゴール、5位はホッフェンハイムFWマキシミリアン・バイアーの16ゴールとなっている。 また、アシスト王には優勝したレバークーゼンのスペイン代表DFアレハンドロ・グリマルドが輝いた。 2024.05.19 07:00 Sun

クラマリッチがハットでホッフェンハイムが欧州カップ戦出場へ、逆転負けのバイエルンは3位フィニッシュ【ブンデスリーガ】

バイエルンは18日、ブンデスリーガ最終節でホッフェンハイムとのアウェイ戦に臨み、2-4で逆転負けした。 前節ヴォルフスブルク戦をズボナレクのトップチーム初弾などで勝利した2位死守を目指すバイエルン(勝ち点72)は、ケインら大半の主力が負傷欠場となった中、テルを最前線に2シャドーにミュラーとゴレツカを配す[3-4-2-1]で臨んだ。 ヨーロッパリーグ(EL)出場圏内キープを目指す7位ホッフェンハイム(勝ち点43)に対し、開始40秒にテルにビッグチャンスが訪れたバイエルンは4分に先制する。アルフォンソ・デイビスの左クロスをファーサイドのミュラーがダイレクトで折り返し、テルのヘディングシュートが決まった。 さらに2分後、一気にリードを広げる。テルのスルーパスを受けたボックス内のアルフォンソ・デイビスがGKとの一対一を制した。 しかし2分後、ホッフェンハイムがすかさず1点を返す。GKノイアーのパスを敵陣ボックス内でカットした流れから最後はバイアーが押し込んだ。 ここからホッフェンハイムが盛り返すと、30分にはバイアーが枠内シュートで牽制。さらに33分、ダイアーのミスクリアからベブが枠内シュートと攻勢を強めていった。 パブロビッチの負傷によりズボナレクを投入したバイエルンは38分、ゴレツカに絶好機もミュラーの右クロスに合わせたシュートはGKバウマンの好守に阻まれる。 さらに42分、ズボナレクの落としからミュラーが際どいボレーを放った中、1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半、53分にアルフォンソ・デイビスのカットインシュート、61分にミュラーのカットインシュートと悪くない入りを見せていたバイエルンだったが、68分に同点とされる。 スローインのクイックリスタートの流れからベブのクロスをクラマリッチが押し込んだ。ここから一気にホッフェンハイムに流れが傾くと、終盤の85分に逆転弾。サイド攻撃で揺さぶった流れから最後はクラマリッチがシュートを蹴り込んだ。 そして2分後にクラマリッチがハットトリックとなる4点目を決めて勝負あり。ホッフェンハイムが7位をキープし、DFBポカールの結果次第(レバークーゼンが優勝)でEL出場が決まる状況となった。 一方、敗れたバイエルンはシュツットガルトにかわされ3位フィニッシュとなっている。 2024.05.19 00:53 Sun
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly