コロナ禍で最大の観客動員数…MLSで4万人超えのファンが観戦に訪れる

2021.05.17 07:10 Mon
Getty Images
16日に行われたメジャーリーグ・サッカー(MLS)第4節、アトランタ・ユナイテッドとCFモントリオールの一戦は、新型コロナウイルスの感染拡大以降、最大の観客動員数を記録した試合となったようだ。『ESPN』が伝えている。終息が見えないコロナ禍。1年以上が経過した今なおJリーグでは緊急事態宣言の対象地域では「5000人以下」の条件があり、それ以外の地域でも最大で観客動員数の50%以下という条件付きだ。
一方、3億2000万人を超える人口のアメリカでは、4月末の時点で少なくとも1回のワクチン接種を受けた人が1億4000万人以上にも上っており、ワクチン接種の拡大と共に感染者数は減少。州によっては飲食店の時間短縮がなくなるなど経済再開が着実に進んでいる。

そして、アトランタ・ユナイテッドのホームで行われた一戦は、初めて制限なしで観客を受け入れると、40,116人のファンが観戦。『ESPN』によると、この数字は2020年3月以来、世界で最多の観客数ということだ。

試合は、ゴールレスで迎えた後半アディショナルタイムにアトランタのMFマルセリーノ・モレノが劇的な決勝ゴールを決めると、観客は割れんばかりの大声援を送っていた。
また、『Atlanta Journal-Constitution』によると、この試合までのコロナ禍での最大の観客動員数は、2日に行われたロシア・プレミアリーグ第28節のゼニトvsロコモティフ・モスクワ戦で記録した39,783人だったとのことだ。

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