【J1補強分析|名古屋グランパス】電撃的な体制変更も、実力者をしっかりと補強【評価:A】
2022.02.19 11:19 Sat
18日、2022シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎えた。
コロナ禍で変則的だったシーズンが、2年間続いた中、今シーズンも引き続き新型コロナウイルスと戦うシーズンに。さらに、4年に1度のワールドカップが初めて冬に開催。その影響もあり、シーズン全てが前倒しで行われるなど、違った形で変則的なシーズンとなる。
リーグ戦の注目は川崎フロンターレの3連覇が達成されるかどうかに注目が集まる。取り巻く包囲網は年々厳しいものになり、今シーズンは一層警戒される状況。虎視眈々と首を狙うクラブもあり、優勝戦線がどうなるかは予想が難しい。
そんなシーズン開幕を前に、超ワールドサッカー編集部が各クラブの補強動向を整理。各クラブのポイントを分析する。
《補強診断:A》(評価:S〜E)
GK東ジョン(19)←栃木SC/期限付き移籍終了
DF河面旺成(27)←大宮アルディージャ/完全移籍
DFチアゴ(31)←セレッソ大阪/期限付き移籍
MFレオ・シルバ(36)←鹿島アントラーズ/完全移籍
MF酒井宣福(29)←サガン鳥栖/完全移籍
MF仙頭啓矢(27)←サガン鳥栖/完全移籍
MFターレス(20)←ロアッソ熊本/完全移籍
MF甲田英將(18)←名古屋グランパスユース/昇格
MF吉田温紀(18)←名古屋グランパスユース/昇格
MF豊田晃大(18)←名古屋グランパスユース/昇格
【OUT】
GK三井大輝(20)→アスルクラロ沼津/期限付き移籍
DF木本恭生(28)→FC東京/完全移籍
DF石田凌太郎(20)→徳島ヴォルティス/期限付き移籍
DFキム・ミンテ(28)→北海道コンサドーレ札幌/期限付き移籍終了
MF米本拓司(31)→湘南ベルマーレ/期限付き移籍
MFターレス(20)→ロアッソ熊本/期限付き移籍
MF渡邉柊斗(25)→ヴェルスパ大分/完全移籍
MF児玉駿斗(23)→徳島ヴォルティス/完全移籍
FWガブリエル・シャビエル(28)→北海道コンサドーレ札幌/完全移籍
FW山﨑凌吾(29)→京都サンガF.C./完全移籍
FW前田直輝(27)→ユトレヒト(オランダ)/期限付き移籍
FW榎本大輝(25)→未定
FW松岡ジョナタン(21)→福山シティFC/期限付き移籍→完全移籍
2021シーズンはYBCルヴァンカップを制し、クラブに唯一なかったタイトルを獲得。マッシモ・フィッカデンティ監督も続投の意欲を示していたが、電撃的に退任という衝撃が走った。その名古屋は、FC東京の監督を退任していた長谷川健太監督を招へい。新たな体制で新シーズンに挑む。
体制変更もある中で、昨シーズンの主軸が多く流出。FWガブリエル・シャビエル、FW山﨑凌吾、FW前田直輝と前線の3名に加え、中盤を支えたMF米本拓司、昨季加入のDF木本恭生、期限付き移籍で途中加入しチームを支えたDFキム・ミンテが去っていった。
選手をある程度固定しながらも、うまくローテーションして戦っていたフィッカデンティ監督のサッカーにおいて、欠かせなかった選手たちがチームをさった中、補強はピンポイントで質の高い選手を呼び込むことに成功している。
最終ラインにはサイドバックとセンターバックでプレーできるDF河面旺成(←大宮アルディージャ)を獲得。また空中戦の強さと対人能力の高さを持つDFチアゴ(←セレッソ大阪)から獲得した。
ボランチにはゲームメーカータイプのMFレオ・シルバ(←鹿島アントラーズ)を補強。アタッカーとしてMF仙頭啓矢、トップやサイドでプレーできるMF酒井宣福をサガン鳥栖から補強。実績ある即戦力を確保している。
新体制になり、これまでとはまた違うサッカーを見せていくことになる名古屋。かつてのFC東京はフィッカデンティ監督から篠田善之氏を挟み、長谷川監督にバトンを渡している。その後、リーグ優勝に迫り、ルヴァンカップを制したが、名古屋も再びタイトルに手が届くか。昨季最後に逃したトップ3入りを果たしたい。
コロナ禍で変則的だったシーズンが、2年間続いた中、今シーズンも引き続き新型コロナウイルスと戦うシーズンに。さらに、4年に1度のワールドカップが初めて冬に開催。その影響もあり、シーズン全てが前倒しで行われるなど、違った形で変則的なシーズンとなる。
そんなシーズン開幕を前に、超ワールドサッカー編集部が各クラブの補強動向を整理。各クラブのポイントを分析する。
《補強診断:A》(評価:S〜E)
【IN】
GK東ジョン(19)←栃木SC/期限付き移籍終了
DF河面旺成(27)←大宮アルディージャ/完全移籍
DFチアゴ(31)←セレッソ大阪/期限付き移籍
MFレオ・シルバ(36)←鹿島アントラーズ/完全移籍
MF酒井宣福(29)←サガン鳥栖/完全移籍
MF仙頭啓矢(27)←サガン鳥栖/完全移籍
MFターレス(20)←ロアッソ熊本/完全移籍
MF甲田英將(18)←名古屋グランパスユース/昇格
MF吉田温紀(18)←名古屋グランパスユース/昇格
MF豊田晃大(18)←名古屋グランパスユース/昇格
【OUT】
GK三井大輝(20)→アスルクラロ沼津/期限付き移籍
DF木本恭生(28)→FC東京/完全移籍
DF石田凌太郎(20)→徳島ヴォルティス/期限付き移籍
DFキム・ミンテ(28)→北海道コンサドーレ札幌/期限付き移籍終了
MF米本拓司(31)→湘南ベルマーレ/期限付き移籍
MFターレス(20)→ロアッソ熊本/期限付き移籍
MF渡邉柊斗(25)→ヴェルスパ大分/完全移籍
MF児玉駿斗(23)→徳島ヴォルティス/完全移籍
FWガブリエル・シャビエル(28)→北海道コンサドーレ札幌/完全移籍
FW山﨑凌吾(29)→京都サンガF.C./完全移籍
FW前田直輝(27)→ユトレヒト(オランダ)/期限付き移籍
FW榎本大輝(25)→未定
FW松岡ジョナタン(21)→福山シティFC/期限付き移籍→完全移籍
2021シーズンはYBCルヴァンカップを制し、クラブに唯一なかったタイトルを獲得。マッシモ・フィッカデンティ監督も続投の意欲を示していたが、電撃的に退任という衝撃が走った。その名古屋は、FC東京の監督を退任していた長谷川健太監督を招へい。新たな体制で新シーズンに挑む。
体制変更もある中で、昨シーズンの主軸が多く流出。FWガブリエル・シャビエル、FW山﨑凌吾、FW前田直輝と前線の3名に加え、中盤を支えたMF米本拓司、昨季加入のDF木本恭生、期限付き移籍で途中加入しチームを支えたDFキム・ミンテが去っていった。
選手をある程度固定しながらも、うまくローテーションして戦っていたフィッカデンティ監督のサッカーにおいて、欠かせなかった選手たちがチームをさった中、補強はピンポイントで質の高い選手を呼び込むことに成功している。
最終ラインにはサイドバックとセンターバックでプレーできるDF河面旺成(←大宮アルディージャ)を獲得。また空中戦の強さと対人能力の高さを持つDFチアゴ(←セレッソ大阪)から獲得した。
ボランチにはゲームメーカータイプのMFレオ・シルバ(←鹿島アントラーズ)を補強。アタッカーとしてMF仙頭啓矢、トップやサイドでプレーできるMF酒井宣福をサガン鳥栖から補強。実績ある即戦力を確保している。
新体制になり、これまでとはまた違うサッカーを見せていくことになる名古屋。かつてのFC東京はフィッカデンティ監督から篠田善之氏を挟み、長谷川監督にバトンを渡している。その後、リーグ優勝に迫り、ルヴァンカップを制したが、名古屋も再びタイトルに手が届くか。昨季最後に逃したトップ3入りを果たしたい。
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