60歳で公式戦に先発したスリナムの副大統領、相手への“金銭授与動画”が流出でCONCACAFが調査「非常に懸念を抱いている」
2021.09.25 09:30 Sat
北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)が、SNS上に流出している動画についての懸念を表明した。事の発端は、21日に行われたCONCACAFリーグのラウンド16の試合。スリナムのインテル・ムーンゴ・タプーとホンジュラスのオリンピアの一戦だ。
この試合では、インテル・ムーンゴ・タプーのオーナーであり、スリナムの副大統領であるロニー・ブラウンスワイク氏が先発出場。ブラウンスワイク氏は60歳で、これがプロデビューとなり、CONCACAFの公式戦でプレーした最年長選手となった。また、息子のダミアンも一緒にピッチに立っている。
試合はインテル・ムーンゴ・タプー6-0で敗れたものの、試合後に看過できない事件が起きた。SNSで流出したのは、オリンピアのロッカールームに訪れたブラウンスワイク氏が選手たちにお金を配っている様子が映った動画だ。
CONCACAFはこの件について声明を発表。
「この問題は、CONCACAF懲戒委員会が正式な調査を開始するよう照会されており、そのプロセスが終了次第、新たな情報を公開する」
なお、ブラウンスワイク氏は過去に麻薬密売の犯罪を犯しており、インターポールに監視されているため、スリナムからは出国できず。2ndレグには出場できない。
試合はインテル・ムーンゴ・タプー6-0で敗れたものの、試合後に看過できない事件が起きた。SNSで流出したのは、オリンピアのロッカールームに訪れたブラウンスワイク氏が選手たちにお金を配っている様子が映った動画だ。
CONCACAFはこの件について声明を発表。
「我々はソーシャルメディアで流出している動画の内容に非常に懸念を抱いている。これは、CONCACAFリーグのインテル・ムーンゴ・タプーとオリンピアの試合を取り巻く問題を引き起こしている」
「この問題は、CONCACAF懲戒委員会が正式な調査を開始するよう照会されており、そのプロセスが終了次第、新たな情報を公開する」
なお、ブラウンスワイク氏は過去に麻薬密売の犯罪を犯しており、インターポールに監視されているため、スリナムからは出国できず。2ndレグには出場できない。
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