マドリーがベンゼマのドブレーテでアンチェロッティ初陣飾る! アラベス原大智のデビューは次節以降に《ラ・リーガ》
2021.08.15 06:54 Sun
ラ・リーガ第1節、アラベスvsレアル・マドリーが14日にエスタディオ・デ・メンディソローサで行われ、アウェイのマドリーが1-4で勝利した。なお、アラベスのFW原大智はベンチ入りも出場機会はなかった。
メンディ、クロース、カルバハル、マルセロらが欠場となった中、イタリア人指揮官はルーカス・バスケス、新戦力のアラバを両サイドバック、バルベルデをモドリッチ、カゼミロの相棒として起用。また、3トップにはギリギリで間に合わせたアザール、ベンゼマと共にトッテナムからレンタルバックのベイルが起用された。
試合はホームのアラベスがアグレッシブな入りを見せる。キックオフ直後からマドリーのビルドアップに強いプレッシャーをかけると、6分には右サイドからカットインしたリオハが強烈なミドルシュートを放ちGKクルトワを脅かす。
一方、徐々に相手の圧力にアジャストしたマドリーはボールの主導権を握って相手を押し込んでいく。15分過ぎにはボックス付近でアザール、ベイルと続けてシュートを放つ。
失点こそ免れたものの、攻撃面の停滞が顕著な状況で試合を折り返したマドリーだったが、後半立ち上がりにファーストチャンスをモノにする。48分、高い位置でのボール奪取からベイルの浮き球のパスが右サイド深くのバスケスに繋がる。そして、バスケスの短い折り返しは手前のアザールがコントロールし切れなかったが、浮いたルーズボールに後方で反応したベンゼマが見事な右足ボレーでゴールネットへ突き刺した。
頼れるエースの開幕ゴールでリズムを掴んだマドリーは、56分にも右CKのショートコーナーからモドリッチの左足のクロスにオフサイドラインぎりぎりでゴール前に飛び出したナチョが懸命に伸ばした右足でボールを合わせ、貴重な追加点をもたらした。
さらに、勢いが止まらないマドリーは62分、バルベルデがDF2枚を一気に抜き去る鮮やかな縦への仕掛けでボックス右に持ち込んで中央で待つベンゼマに丁寧な折り返しを供給。DFに寄せられたベンゼマの最初のシュートはGKパチェコに見事な反応でかき出されたが、こぼれ球に素早く反応したベンゼマがピッチに叩きつける右足のシュートを蹴り込み、ドブレーテを達成した。
この連続ゴールで勝負ありかに思われたが、アラベスも相手の隙を突いて1点を返す。ロングボールの処理にあたったDFミリトンからGKクルトワへのバックパスがずれてグイデッティがボックス内で回収。そのままクルトワに倒されてPKを獲得すると、これをホセルが冷静に決め切った。
この失点を受けてアンチェロッティ監督はコンディションに不安を抱えるアザールとベイルの両翼をすぐさま下げてヴィニシウス、ロドリゴのブラジル人コンビを続けてピッチへ送り出す。
一方、アラベスは2点差を追いつくため、エドガル・メンデス、リオハに代えてペリストリ、マルティンとこちらも両ウイングを若手に切り替えた。一連の交代によって前からの圧力を強めるホームチームは幾度か相手ゴールに迫るシーンを作り出すが、マドリーも身体を張った守備で2失点目を許さない。
その後、試合終盤にモドリッチ、ベンゼマ、バルベルデを下げてヨビッチ、アセンシオ、イスコをピッチに送り込んだマドリーは、後半アディショナルタイムの92分にアラバの絶妙な左クロスからヴィニシウスがヘディングでトドメの4点目を奪った。
前半は苦戦したものの、ベンゼマのドブレーテの活躍でアラベスを退けた新生マドリーが、アンチェロッティ監督の再出発を白星で飾った。
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ジダン前監督の退任に伴い、前エバートン指揮官のアンチェロッティ監督が6シーズンぶりに帰還したマドリー。覇権奪還を目指す新シーズンはアラベスとのアウェイゲームでスタートした。試合はホームのアラベスがアグレッシブな入りを見せる。キックオフ直後からマドリーのビルドアップに強いプレッシャーをかけると、6分には右サイドからカットインしたリオハが強烈なミドルシュートを放ちGKクルトワを脅かす。
一方、徐々に相手の圧力にアジャストしたマドリーはボールの主導権を握って相手を押し込んでいく。15分過ぎにはボックス付近でアザール、ベイルと続けてシュートを放つ。
ここから一気にマドリーペースかに思われたが、アラベスの強度の高いプレーに苦戦するアウェイチームはなかなか決定機まで持ち込めず。32分にはボックス左のベンゼマがファーポストを狙ったコントロールシュートを放つが、これはわずかに枠の右。逆に、38分には左サイドを完全に引っくり返されてエドガル・メンデスのクロスからボックス内のリオハ、ポンスに連続シュートを浴びるが、何とか難を逃れた。
失点こそ免れたものの、攻撃面の停滞が顕著な状況で試合を折り返したマドリーだったが、後半立ち上がりにファーストチャンスをモノにする。48分、高い位置でのボール奪取からベイルの浮き球のパスが右サイド深くのバスケスに繋がる。そして、バスケスの短い折り返しは手前のアザールがコントロールし切れなかったが、浮いたルーズボールに後方で反応したベンゼマが見事な右足ボレーでゴールネットへ突き刺した。
頼れるエースの開幕ゴールでリズムを掴んだマドリーは、56分にも右CKのショートコーナーからモドリッチの左足のクロスにオフサイドラインぎりぎりでゴール前に飛び出したナチョが懸命に伸ばした右足でボールを合わせ、貴重な追加点をもたらした。
さらに、勢いが止まらないマドリーは62分、バルベルデがDF2枚を一気に抜き去る鮮やかな縦への仕掛けでボックス右に持ち込んで中央で待つベンゼマに丁寧な折り返しを供給。DFに寄せられたベンゼマの最初のシュートはGKパチェコに見事な反応でかき出されたが、こぼれ球に素早く反応したベンゼマがピッチに叩きつける右足のシュートを蹴り込み、ドブレーテを達成した。
この連続ゴールで勝負ありかに思われたが、アラベスも相手の隙を突いて1点を返す。ロングボールの処理にあたったDFミリトンからGKクルトワへのバックパスがずれてグイデッティがボックス内で回収。そのままクルトワに倒されてPKを獲得すると、これをホセルが冷静に決め切った。
この失点を受けてアンチェロッティ監督はコンディションに不安を抱えるアザールとベイルの両翼をすぐさま下げてヴィニシウス、ロドリゴのブラジル人コンビを続けてピッチへ送り出す。
一方、アラベスは2点差を追いつくため、エドガル・メンデス、リオハに代えてペリストリ、マルティンとこちらも両ウイングを若手に切り替えた。一連の交代によって前からの圧力を強めるホームチームは幾度か相手ゴールに迫るシーンを作り出すが、マドリーも身体を張った守備で2失点目を許さない。
その後、試合終盤にモドリッチ、ベンゼマ、バルベルデを下げてヨビッチ、アセンシオ、イスコをピッチに送り込んだマドリーは、後半アディショナルタイムの92分にアラバの絶妙な左クロスからヴィニシウスがヘディングでトドメの4点目を奪った。
前半は苦戦したものの、ベンゼマのドブレーテの活躍でアラベスを退けた新生マドリーが、アンチェロッティ監督の再出発を白星で飾った。
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