リーグA・グループ3首位のポルトガルがメンバー発表! C・ロナウドは引き続き招集外…《UEFAネーションズリーグ》

2018.11.09 00:01 Fri
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ポルトガルサッカー連盟(FPF)は8日、今月のUEFAネイションズリーグ(UNL)に向けたポルトガル代表メンバー25名を発表した。

▽先月行われたUNL第2戦のポーランド代表戦を3-2と勝利し、連勝を飾ったフェルナンド・サントス監督率いるポルトガルは、FWアンドレ・シウバ(セビージャ)やMFベルナルド・シルバ(マンチェスター・シティ)、DFペペ(ベシクタシュ)ら主力を順当に選出。そして、MFジョアン・マリオ(インテル)がロシア・ワールドカップ以来の代表復帰となった。一方でW杯以来、代表不参加の続くFWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)は今回も招集外となっている。
▽なお、ポルトガルは17日にUNL・リーグA・グループ3の3戦目のイタリア代表戦を行い、20日に最終戦となるポーランド戦に臨む。今回発表されたメンバーは以下の通り。

◆ポルトガル代表メンバー25名
GK
ルイ・パトリシオ(ウォルバーハンプトン/イングランド)
ベト(ギョズテペSK/トルコ)
クラウディオ・ラモス(トンデラ)

DF
ルベン・ジアス(ベンフィカ)
ルイス・ネト(ゼニト/ロシア)
ペペ(ベシクタシュ/トルコ)
ジョゼ・フォンテ(リール/フランス)
セドリック・ソアレス(サウサンプトン/イングランド)
ジョアン・カンセロ(ユベントス/イタリア)
マリオ・ルイ(ナポリ/イタリア)
ラファエウ・ゲレイロ(ドルトムント/ドイツ)
MF
ピッツィ(ベンフィカ)
ダニーロペレイラ(ポルト)
ブルーノ・フェルナンデス(スポルティング・リスボン)
ウィリアム・カルバーリョ(ベティス/スペイン)
レナト・サンチェス(バイエルン/ドイツ)
ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ/イングランド)
ルベン・ネヴェス(ウォルヴァーハンプトン/イングランド)
アンドレ・ゴメス(エバートン/イングランド)
ジョアン・マリオ(インテル/イタリア)


FW
アンドレ・シウバ(セビージャ/スペイン)
ゴンサロ・ゲデス(バレンシア/スペイン)

ブルマ(ライプツィヒ/ドイツ)
エデル(ロコモティフ・モスクワ/ロシア)
ラファ・シウバ(ベンフィカ)

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国際親善試合のスペイン代表vsブラジル代表が26日に行われ、3-3のドローに終わった。 ユーロ2024本大会に向けて最終調整に入るスペインは、今回のインターナショナルマッチウィークで南米勢と続けて対戦。初戦となったコロンビア代表戦を0-1で終えた中、難敵相手に勝利を狙った。コロンビア戦からはラポルテを除く先発10人を変更。カルバハルやロドリ、モラタ、ニコ・ウィリアムズといった主力クラスが起用された。 一方、ドリヴァウ・ジュニオール新監督の下、イングランド代表との初陣を1-0で制した新生セレソン。新体制連勝を狙った一戦ではイングランド戦と全く同じスタメンで臨んだ。 立ち上がりから押し込む入りとなったスペインが早い時間帯にスコアを動かす。12分、ボックス右で仕掛けたヤマルがジョアン・ゴメスのファウルを誘ってPKを獲得。これをキッカーのロドリが中央に蹴り込んだ。 早々に失点を喫したブラジルは、レアル・マドリーでサンティアゴ・ベルナベウを本拠地とするヴィニシウス、ロドリゴのコンビが積極的な仕掛けをみせ、すぐさま反撃の姿勢を示す。 一方、危なげなくブラジルの反撃を凌いだスペインは前半半ば過ぎに個人技で追加点を奪う。36分、ボックス右でヤマルから足元にパスを受けたダニ・オルモがDFベラウドの股間を抜き、さらにカバーに入ったギマランイスを左への運びで外して左足を一閃。これがゴール左隅に突き刺さった。 厳しい2失点目を喫したブラジルだったが、直後の40分にはスペインのビルドアップに圧力をかけてGKウナイ・シモンの不用意な縦パスをペナルティアーク付近のロドリゴがカット。すかさず絶妙なループシュートを流し込み、庭とするベルナベウで見せ場を作った。 2-1のスコアで折り返した試合、ハーフタイムに4枚替えを敢行したブラジルは来季からベルナベウを本拠地とする17歳新星がいきなり魅せる。50分、左CKの二次攻撃でボックス中央でクリアボールに反応したエンドリッキが抑えの利いた左足ボレーシュートをゴール左隅に突き刺し、2試合連続ゴールとした。 これで2-2のイーブンに戻った試合は互いに持ち味を発揮する形で攻め合うオープンな展開に。その中で互いにメンバーを入れ替えながらゴールを目指していくが、最後のところで粘る守備を崩し切れない。 それでも、後半終盤に試合が動く。86分、右サイドのヤマルからのスルーパスに抜け出したカルバハルがボックス内でベラウドと交錯すると、このプレーでスペインに2本目のPKが与えられる。これをキッカーのロドリが今度は左隅に蹴り込んだ。 これでスペイン勝利濃厚かに思われたが、土壇場で底力を見せたブラジルは後半アディショナルタイムのラストプレーで追いつく。ボックス内でルーズボールに反応したガレーノがカルバハルに倒されてPKを獲得。これをキッカーのパケタがきっちり決め切った。そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ベルナベウでの白熱の撃ち合いは3-3のドロー決着となった。 また、フランス代表vsチリ代表は、ホームのフランスが3-2で勝利した。 直近のドイツ代表戦を0-2で落としたフランスは、ムバッペとチュアメニを除く先発9人を入れ替えて南米の強豪との一戦に臨んだ。 ドイツ戦同様に開始6分で先制点を奪われる拙い入りとなったが、19分にはペナルティアーク付近でムバッペの横パスを受けたフォファナの鋭い左足ミドルシュートで追いつくと、25分にはテオ・エルナンデスの正確な左クロスをコロ・ムアニが打点の高いヘディングで合わせ、瞬く間に逆転に成功した。 後半は立ち上がりのピンチを凌ぐと、後半半ば過ぎの72分にはコロ・ムアニのボックス右での鮮やかな局面打開からゴール前でプルバックに反応したジルーが右足で合わせてリードを広げた。その後、後半終盤に自陣でのロストからオソリオに見事なミドルシュートを決められたが、このまま逃げ切って3-2の勝利を収めた。 スロベニア代表vsポルトガル代表は、ホームのスロベニアが2-0で勝利した。 スウェーデンに快勝した直近の試合から大きくメンバーを入れ替えて臨んだ中、ペペやクリスティアーノ・ロナウド、カンセロ、フェリックスらをスタメンで起用したポルトガル。だが、0-0で折り返した後半半ば以降にセリン、エルシュニクに続けてゴールを奪われた結果、ロベルト・マルティネス体制12試合目での初黒星を喫することになった。 その他の試合ではイングランド代表vsベルギー代表の強豪対決が2-2のドロー、ユーロ2024開催国のドイツ代表がオランダ代表に2-1の勝利。打ち合いとなったエジプト代表vsクロアチア代表は2-4でクロアチアに軍配が上がっている。 なお、26日に行われた主な国際親善試合の結果は以下の通り。 スペイン代表 3-3 ブラジル代表 フランス代表 3-2 チリ代表 スロベニア代表 2-0 ポルトガル代表 イングランド代表 2-2 ベルギー代表 ドイツ代表 2-1 オランダ代表 エジプト代表 2-4 クロアチア代表 コートジボワール代表 2-1 ウルグアイ代表 2024.03.27 07:37 Wed

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UEFA女子ネーションズリーグ(UWNL)の昇格・降格プレーオフの2ndレグが27日から29日にかけて各地で行われ、スウェーデン女子代表はボスニア・ヘルツェゴビナ女子代表と対戦。2戦合計スコア10-0で、リーグA残留を決めた。 スウェーデンはUWNLのグループステージでグループA4に属したが、スペイン女子代表、イタリア女子代表に次ぐ3位に終わった。このため、フランスを除いたUWNLの上位2カ国に与えられるパリ・オリンピックの出場権を逃すこととなり、グループB4で2位となったボスニア・ヘルツェゴビナとの昇格・降格プレーオフに回った。 今回のUWNLの結果で決まるリーグランキングは、2025年の女子欧州選手権(ユーロ)予選に関わる。4月に始まるユーロ予選はUWNL同様、リーグAからリーグCに分かれて行われるが、リーグAなら上位2チームが本戦へストレートイン、最下位でもプレーオフの救済があるのに対し、リーグBでは首位でもプレーオフを戦わなければならない。 そのため、この昇格・降格プレーオフは各国にとって大きな意味を持っている。 ましてや、東京オリンピックでは銀メダル獲得、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)で3位に入りながらも、パリ・オリンピック出場権を逃したスウェーデンにとっては、ユーロのタイトルは是が非でも欲しいものになっている。 こういった背景のもとにUWNLの昇格・降格プレーオフに臨んだスウェーデンは、アウェイでの1stレグで5-0と大差で先勝すると、1万1463人が詰め掛けたホームの一戦でも再び大勝。 26分にサインプレーを駆使したグラウンダーのFKからマチルダ・ヴィンバーグ(トッテナム)が先制点を挙げると、45分には裏へ抜けたスティーナ・ブラックステニウス(アーセナル)が追加点を奪取。直後にはローザ・カファニ(ヘッケン)が足裏の見事なタッチでGKをかわして流し込み、リードを広げる。 折り返しても82分にはフィリパ・アンイエルダール(マンチェスター・シティ)が自らのボール奪取を起点にネットを揺らし、89分にはポーリーン・ハマランド(ヘッケン)のヘディング弾と、トータルで10得点を挙げ、リーグA残留を果たした。 代表初ゴールとなった先制点を含む1得点1アシストのヴィンバーグはスウェーデンサッカー協会(SvFF)にて、「私たちは新しいやり方に取り組んでいて、それが機能するか実戦でテストしましたが、完璧に機能したのでとてもよかったです」とコメントしている。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】スウェーデン女子がボスニア・ヘルツェゴビナを圧倒し5得点の大勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="o1khKm9S-uc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.29 20:45 Thu

3位決定戦勝者のドイツ女子がオリンピック出場権獲得!敗れたオランダはパリ行きを逃す【UWNL】

28日、第1回UEFA女子ネーションズリーグ(UWNL)の3位決定戦、オランダ女子代表vsドイツ女子代表がオランダのアベ・レンストラ・スタディオンで行われ、0-2でドイツ代表が勝利を収めた。 今大会は、パリ・オリンピックの欧州予選も兼ねており、五輪開催国のフランスを除いた上位2カ国に出場権が与えられる。 フランスが決勝に進出したため、この試合の勝者がパリ行きの切符を手にするという状況の一戦は、準決勝でスペインの後塵を拝したオランダが7分にヴィーケ・カプテインのミドルと、この日最初の好機を迎えた。 だが、以降は速攻からのサイド攻撃で盛り返したドイツの流れが続き、25分にはシェーケ・ニュスケンの反転シュートが左ポストを叩くと、折り返しての49分には後半頭から投入されたレア・シュラーがネットを揺らす。これはオフサイドと判定されたが、徐々にゴールに近づき始めたドイツは66分に均衡を破る。 中盤でのボール奪取からショートカウンターへ転じると、持ち運んだレナ・オーバードルフが敵陣中央から右前方のスペースを使い、右ポケットからユーレ・ブラントがクロス。クリアされたボールをオーバードルフが頭でつなぎ、最後はクララ・ビュールが蹴り込んだ。 なおも攻勢続くドイツは78分、CKの二次攻撃から追加点を奪取。跳ね返れたボールをキッカーのビュールが自ら拾ってシンプルに上げると、シュラーが頭で合わせてネットを揺らす。 このまま逃げ切ったドイツが2-0で勝利し、3位入賞とともに、優勝したリオ・デ・ジャネイロ大会以来となる2大会ぶり6度目のオリンピック出場権を獲得した。 オランダ女子代表 0-2 ドイツ女子代表 【ドイツ】 クララ・ビュール(66分) レア・シュラー(78分) <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】ドイツがオランダを下しパリ五輪出場権獲得!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ZBhgY5DkHek";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.29 15:00 Thu

初の五輪行き決めたスペイン女子がW杯に続いてUWNLの初代女王に輝く! セクハラ問題で出場ボイコットの可能性もあった中、フランスを決勝で撃破【UWNL】

世界女王のスペイン女子代表が、ヨーロッパ制覇を達成した。 28日、UEFA女子ネーションズリーグ(UWNL)2023-24の決勝が行われ、スペインとフランス女子代表が対戦した。 パリ・オリンピックの出場権が懸かっていた大会。ファイナリストになったスペインとフランスが出場権を確保した中、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)を制したスペインにとっては、初のオリンピック出場となった。 W杯に続いてヨーロッパのタイトルも目指すスペイン。強豪フランスとの決勝は、序盤からスペインが押し込む展開となる。 左サイドを中心に積極的にフランスゴールに迫ると、26分には左CKからイレーネ・パレデスがニアでヘッドも、わずかに枠を外れる。 スペインの攻勢が続く中、32分についに先制。左サイドを崩すと、ボックス左からのオルガ・カルモナの低いクロスに飛び込んだアイタナ・ボンマティがダイレクトで合わせてリードを奪った。 先制されたフランスも徐々にギアを上げていくが、スペインペースは変わらず。幾度となくチャンスを迎えるが、1-0で試合を折り返す。 1点差で迎えた後半はフランスが攻め込む時間が続く中、53分にスペインが追加点。今度はボックス右からのアテネア・デル・カスティージョのグラウンダーのクロスに対し、ボックス中央で待ち構えたマリオナ・カルデンティがダイレクトシュート。リードを2点に広げた。 リードを広げてよりスペースができた中、スペインのペースは加速。しかし、フランスもこれ以上の失点は許さないと守る構図で時間は経過。そのまま2-0でスペインが勝利し、UWNL初代女王に輝くこととなった。 大会前は女子W杯時の元会長であるルイス・ルビアレス氏の問題行動により、大会出場をボイコットする可能性もあった中、パリ五輪出場を果たしたい気持ちから奮起して出場を決断。最後にはタイトルという結果が待っていた。 スペイン女子代表 2-0 フランス女子代表 【得点者】 1-0:32分 アイタナ・ボンマティ(スペイン) 2-0:53分 マリオナ・カルデンティ(スペイン) <span class="paragraph-title">【動画】スペイン女子が初代女王に! フランス撃破でUWNL制覇</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/mariona8co?ref_src=twsrc%5Etfw">@mariona8co</a><a href="https://twitter.com/hashtag/JugarLucharYGanar?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#JugarLucharYGanar</a> I <a href="https://twitter.com/hashtag/UWNL?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#UWNL</a> <a href="https://t.co/rx10TRDtT7">pic.twitter.com/rx10TRDtT7</a></p>&mdash; Selección Española Femenina de Fútbol (@SEFutbolFem) <a href="https://twitter.com/SEFutbolFem/status/1762980862679711950?ref_src=twsrc%5Etfw">February 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.29 12:25 Thu

初のオリンピック出場権を獲得したスペイン女子代表、先制点のエルモソ「今日夢が実現した、UWNLでも優勝したい」

スペイン女子代表のFWジェニファー・エルモソ(ティグレス/メキシコ)が、歴史的な一夜を喜んだ。スペインサッカー連盟(RFEF)が伝えた。 スペインは23日、UEFA女子ネーションズリーグ(UWNL)準決勝でオランダ女子代表と対戦し、3-0で勝利を収めた。 今大会はパリ・オリンピックの欧州予選も兼ねており、五輪開催国のフランスを除いた上位2カ国に出場権が与えられるため、スペインは決勝行きとともに、オリンピック出場権を獲得した。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)の優勝をはじめ、直近の年代別W杯もすべて制覇と、近年は育成年代からトップまで力を付けているスペインだが、オリンピックに出場するのはこれが初めて。 鮮やかなテクニックを披露し、先制点を挙げたエルモソは「私たちはオリンピックに参加することをいつも想像していましたが、今日その夢が実現しました」と歓喜。「とてもうれしいです。また一つのマイルストーンが達成できましたし、(W杯初優勝に続いて)また歴史を作ることができました」と喜びを語った。 自身のゴールについては「コントロールして、ボールを左右に振って、左足で対角を狙いました。このユニフォームでゴールを決められたことは誇りです」と振り返っている。 W杯優勝直後には、当時RFEFの会長だったルイス・ルビアレス氏がキス騒動を起こし、同氏派だったホルヘ・ビルダ監督が解任。ルビアレス氏も実質的更迭の辞任をするなど、スペインはネガティブな面で注目を集めてしまった。 今回は内部問題が一定の決着を見せてから迎える最初の大一番。エルモソは「このチームは、サッカーに対しての目標を非常に明確にしている。ワールドカップでは優勝を目指してプレーし、今日はオリンピック出場を目指してプレーしました。(次はもちろん)このネーションズリーグで優勝したいです」と、意気込みを語った。 今回が記念すべき第1回大会となるUWNL。スペインは初代女王の座を懸け、決勝ではフランス女子代表と、28日にエスタディオ・オリンピコ・セビージャで対戦する。 <span class="paragraph-title">【動画】オリンピック出場権獲得へ近づくエルモソの先制点</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="bwZ8VxW4l7E";var video_start = 7;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.25 17:30 Sun

女子W杯王者・スペインがオランダを下し、初のオリンピック出場権獲得!決勝は初タイトル目指すフランスと激突【UWNL】

今回が記念すべき第1回大会となるUEFA女子ネーションズリーグ(UWNL)は、パリ・オリンピックの欧州予選も兼ねており、五輪開催国のフランスを除いた上位2カ国に出場権が与えられる。 23日には準決勝の2試合が各地で行われ、スペインとフランスがそれぞれ決勝進出を決めた。 ◆スペインvsオランダ 2023年オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)の優勝チーム、スペイン女子代表は、2017年の欧州選手権(ユーロ)覇者・オランダ女子代表と、セビージャで対戦。3-0で勝利を収めた。 前半は互いに好機を作り、オランダはバルセロナでプレーするエスメ・ブルフツが右クロスから7分に、その直後にはスペインもバルセロナのサルマ・パラジュエロが立て続けにビッグチャンスを迎えたが、いずれもシュートは枠を外れた。 17分のオランダは、ヒザの前十字じん帯断裂から復帰後初の先発返り咲きとなったフィフィアネ・ミーデマのスルーパスからリネト・ベーレンスタインが右ポケットで右足を振るが、GKカタ・コルのセーブに遭う。 それでも試合を動かしたのは、総じてボールを支配していたスペインだった。41分、ペナルティアーク左でオナ・バトジェの横パス受けた10番、ジェニファー・エルモソが、1人、2人と相手をかわし、最後はダブルタッチからDF2枚の間を抜く左足のフィニッシュ。先制ゴールを右隅へと沈めた。 さらに前半終了間際の45分、マリオナ・カルデンティのクロスがニアのパラジュエロを抜けると、ゴール前へ飛び込んできたアイタナ・ボンマティが右足インサイドのボレーで合わせ、スペインが追加点を奪う。 73分には、2022年U-17女子W杯の最優秀選手である17歳MFヴィッキー・ロペスを、大一番でA代表デビューさせたスペイン。その4分後には、ゴール前での混戦からバトジェが押し込んでリードを広げると、無失点のままタイムアップを迎え、決勝進出とともに、初のオリンピック出場権を獲得した。 ◆フランスvsドイツ デシーヌでドイツ女子代表を迎え撃ったフランス女子代表は、2-1の逃げ切り勝ちで難敵を退けた。 エルヴェ・ルナール監督率いるフランスが、ホームの大声援を受けて序盤から攻勢を掛けたのに対し、ドイツは15分にCKからニアへ入ったアレクサンドラ・ポップが頭で狙う。 均衡を破ったのは、ハイプレスとサイド攻撃を軸に押し続けたフランスだった。40分、敵陣左サイドで獲得したFKをセルマ・バシャが放り込んで跳ね返されると、クリアボールに反応したカディディアトゥ・ディアニが強烈な右足のダイレクトボレーを叩き込み、ネットを揺らした。 なおも攻め込むフランスは前半のアディショナルタイム、ウジェニー・ル・ソマーがドイツの最終ラインからボールを奪ってショートカウンターに転じると、グレース・ゲヨロがボックス内で倒されてPKを獲得。これをサキナ・キャシャウィが沈め、点差を広げて前半を折り返した。 逆転で五輪へ切符を手にしたいドイツは、セットプレーを含めて反撃の姿勢を強め、72分にはポップの左足がクロスバーを直撃。足が重くなったフランスを押し込むと、VARチェックとオン・フィールド・レビューの結果、右CKに対応したアマンディーヌ・アンリのハンドが認められ、PKを獲得する。これをジュリア・グウィンが豪快に蹴り込み、82分に1点を返す。 それでも、フランスは残り時間を耐え切り、これ以上の追撃を許さずタイムアップ。女子W杯、ユーロと、主要国際大会ではベスト4の壁に阻まれ続けてきたレ・ブルーが、初のタイトル獲得に王手をかけた。 また、フランスが決勝に進出したため、パリ・オリンピックのもう1枠は、オランダvsドイツの3位決定戦の結果に委ねられることとなった。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】W杯王者スペインがオランダに3発快勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="MGMACYCykPA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.24 14:50 Sat

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