終盤出場ベルナルド・シウバ弾でPK戦に持ち込んだシティがユナイテッドとのダービーを制す【コミュニティシールド】

2024.08.11 01:16 Sun
Getty Images
コミュニティーシルド、マンチェスター・ユナイテッドvsマンチェスター・シティのダービーが10日に行われ、1-1で90分を終了。PK戦の末、6-7としたシティがコミュニティシールドを制している。

昨季のFAカップ王者ユナイテッドとプレミアリーグ王者シティの新シーズン開幕を告げる一戦。
来週にプレミアリーグ開幕を控える中、ユナイテッドは新戦力のヨロが負傷。ザークツィーがベンチスタートとなり、スタメンは昨季の面々が名を連ねた。

一方、シティはユーロ2024決勝に出場したロドリ、ウォーカー、フォーデン、ストーンズらが欠場。ボブやオライリー、マカティーら若手がスタメンとなった。

ブルーノ・フェルナンデスを最前線に配す[4-2-3-1]で臨んだユナイテッドに対し、ハーランドを最前線に据えたシティが戦前の予想通りボールを持つ展開で立ち上がったダービー。
左サイドのドクの仕掛けを起点に徐々に圧力を強めていったシティは22分、ボックス右に侵入したボブのカットインシュートでゴールに迫る。

さらに24分、マルティネスのミスパスをカットした流れから、ボックス右のマカティーが左ポスト直撃の決定機を演出した。

守勢のユナイテッドは右サイドのアマドを起点に打開を図ると、31分にはカゼミロとのパス交換からボックス右に侵入する決定機を迎えたが、パスを選択してしまいゴールならず。

さらに36分、ラッシュフォードに決定機が訪れたユナイテッドがシティを牽制しつつ、ゴールレスでハーフタイムに入った。

迎えた後半、54分にユナイテッドがビューティフルゴールで先制しかける。ボックス手前左からブルーノ・フェルナンデスが狙ったコントロールシュートが見事ゴール右上に吸い込まれたが、その前にオフサイドがあってノーゴールに。

その後、ガルナチョやペリストリら4選手を投入したユナイテッドに対し、シティも新戦力のサヴィオを投入。

すると75分、ユナイテッドに先制の絶好機。ガルナチョが右サイドを抜け出してラストパス。ラッシュフォードがGKと一対一になったが、ダイクレトで放ったシュートはポストに直撃した。

それでも82分に押し切る。ブルーノ・フェルナンデスのパスを受けたガルナチョがボックス右に侵入。カットインから左足でシュートを流し込んだ。

しかし89分、シティがワンチャンスで同点弾。ボックス右で縦に仕掛けたボブがクロスを上げると、途中出場ベルナルド・シウバのヘディングシュートが決まった。

90分では決着が付かず迎えたPK戦、1番手キッカーのベルナルド・シウバ以外の7選手が決めたシティに対し、ユナイテッドはサンチョとエバンスが失敗。

シティがシーズン開幕を告げるコミュニティシールドを制している。

マンチェスター・ユナイテッド 1-1(6PK7) マンチェスター・シティ
【マンチェスター・ユナイテッド】
アレハンドロ・ガルナチョ(後37)
【マンチェスター・シティ】
ベルナルド・シウバ(後44)

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代表離脱に脳卒中、前十字靭帯断裂…シティ女子はGK受難も、正守護神にはゴーサイン「キーティングは大丈夫、元気だよ」

マンチェスター・シティ女子チームのガレス・テイラー監督が、守護神の状態について言及した。クラブ公式サイトが伝えている。 FA女子スーパーリーグ(FAWSL)で、首位チェルシーと同勝ち点の2位に付けるシティは21日の第19節、ホームでウェストハムと対戦する。 シティは今季、19歳のイングランド女子代表GKキアラ・キーティングがリーグ戦の全試合でゴールを守っているが、4月の代表活動時にヒザを負傷し、途中離脱していた。 また、昨季まで主軸だったエリー・ローバックは、3月に後頭葉脳卒中の治療中であることが明かされ、サンディ・マクアイバーも12日にヒザの前十字じん帯断裂で手術をしたことが発表されたばかりだった。 14日にはブライトン&ホーブ・アルビオンからケイティ・スタートアップを今季終了までの短期緊急レンタルで補強したが、実績はあれど、今季の出場はリーグカップの1試合のみと、試合勘には一抹の不安を覚える。 長谷川唯の古巣対戦ということ以上に、守護神事情に注目が集まるが、テイラー監督は前日会見で「彼女は元気。代表からの途中離脱は予防措置」と、キーティングへのゴーサインを出している。 「彼女は元気だよ。イングランド代表から途中で戻ったのは、予防措置としてだ」 「膝の問題を抱えてはいたが、我々はそれを注視してきたし、彼女を守るのが正しい判断だと思った。今の序列や状態では、彼女が先発出場する可能性は低かったので、代表のトレーニングで追い込み過ぎるのはあまり意味がないだろうと。(イングランド女子代表監督の)サリーナ・ヴィーフマンと話を付けるのは難しくなかった」 「以来、彼女は我々のトレーニングに戻ってきたし、幸運にも、ブライトンからはケイティを迎え入れることができて、今週はずっと一緒にトレーニングしてくれている。本当に良くやってくれているし、我々にとっても良い補強になってくれた」 シティは現在、チェルシーと得失点差で「2」劣っているため、可能な限り点差を広げての勝利が望ましい。また、ビルドアップに関してもキーティングの存在は大きいため、逆転優勝へ向けての朗報となった。 2024.04.20 22:15 Sat
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「完全に狂っている」「まったくもって理不尽」 過密日程問題にベルナルド・シウバも声を大に…今季のシティだけで最大68試合

近年のフットボール界で問題視される日程のタイトさにまた1人の選手が声を上げた。 ビジネス化が進むなかで、大会の拡大や試合数の増でスケジュールが過密化するフットボール界。代表でもプレーする有力選手であればあるほどハードスケジュールを強いられており、ビジネス路線に舵を切る流れは今後のフットボール界全体で考えるべきテーマといえる。 最近ではノルウェー代表FWアーリング・ハーランドもこの風潮に嘆いたなか、マンチェスター・シティでの同僚でもあるポルトガル代表MFベルナルド・シウバも危機感。ポルトガル『Record』が伝えた。 「ここには2つのまったく異なる問題が存在すると思う。選手たちが不平不満を口にすると、周りは文句を言うべきでないと話し、それは正しい。僕らは夢を叶えて、やりたいことをやっているのだから」 「その一方で、スケジュールは完全に狂っている。ついこの前、イングランドのリーグカップに向けて休みが1日しかないという知らせを受けた。アーセナル戦から1日休み、ワトフォードとの試合だ」 「大会を勝ち進めば、何カ月も3日おきにプレーするんだろうね。まったくもって理不尽だ。チャンピオンズリーグ(CL)に至ってはベスト16に残れなくても、あと2試合を戦わないといけないんだ」 「スカッドが大きくなっているのは事実だけど、簡単だとは言えない。楽ではないよ。家族や友人と過ごす時間なんてほとんどない。僕らが抱える試合数はまったくもってばかばかしいものだ」 ちなみに、イギリス『デイリー・メール』によると、今季のシティはすべての大会で決勝まで勝ち残ると、68試合の試合を戦うようだ。 2024.09.07 12:10 Sat

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