【プレミア注目プレビュー】リバプールvsスパーズ、夢破れた感ある両雄が再起図る一戦に

2024.05.05 12:00 Sun
夢破れた感ある両雄が再起図る一戦
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夢破れた感ある両雄が再起図る一戦
プレミアリーグ第36節、リバプールvsトッテナムが、日本時間5日24:30にアンフィールドでキックオフされる。共にシーズン最終盤を前に夢破れた感のある両雄がバウンスバックを図る強豪対決だ。3位のリバプール(勝ち点75)はマージーサイド・ダービーでの0-2の敗戦に加え、前節はウェストハム相手に2-2のドロー。シーズン最終盤の重要な局面で痛恨の2戦未勝利となった。数字上の可能性は残されているものの、上位のアーセナル、マンチェスター・シティが複数試合で取りこぼす可能性は低く、逆転での優勝は絶望的と言わざるを得ない状況だ。
それでも、可能性ある限りは戦い続け、クロップ体制をより美しい形で終えたいレッズは、今季アンフィールドで行われる最後のビッグマッチでリーグ3戦ぶりの白星を目指す。

一方、5位のトッテナム(勝ち点60)はニューカッスル戦での惨敗、アーセナル、チェルシーとのダービー連戦での敗戦によって、今季2度目のリーグ3連敗。多くの離脱者の影響が大きかった1度目の3連敗とは異なり、今回の3連敗ではメンバー、日程面を含めて言い訳ができず、より深刻だ。これによって、7ポイント差の4位アストン・ビラを抜く可能性は限りなく低くなっており、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得は絶望的に。

逆に、ヨーロッパリーグ(EL)出場権争いでも下位に迫られており、何とか不振を抜け出して最低限のノルマを達成したいところだ。ここ最近の低調なパフォーマンスを受け、「このチームを変えなければならない」と来季に向けた大幅なスカッド刷新を予告したポステコグルー監督は、残り試合で結果にフォーカスしつつ、その決意表明に即した戦いを見せるか。
なお、昨年9月にトッテナムホームで行われた前回対戦はカーティス・ジョーンズ、ジョタと2人の退場者を出したリバプールを相手にトッテナムが後半アディショナルタイムの劇的オウンゴールによって2-1の勝利を収めている。ただ、同試合では誤審によるルイス・ディアスの先制点取り消し、退場に関しても物議を醸す判定となった経緯があり、今回のリターンマッチでは再びレフェリングの部分にスポットライトが当たりつつ、激しい展開が予想される。

◆リバプール◆
【4-3-3】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:アリソン
DF:アレクサンダー=アーノルド、コナテ、ファン・ダイク、ロバートソン
MF:ソボスライ、遠藤航、マク・アリスター
FW:サラー、ヌニェス、ルイス・ディアス

負傷者:DFマティプ、ファン・ダイク、MFチアゴ、FWジョタ、ドーク
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱組に加え、コンディションの問題でチームトレーニングに参加していなかったファン・ダイクに欠場の可能性がある。一方、チームトレーニングに完全復帰したブラッドリーがメンバー入りする見込みだ。

スタメンはファン・ダイクの起用を前提に前述の11名を予想。ファン・ダイクが難しい場合は、ジョー・ゴメスとクアンサーが代役候補となる。また、中盤と前線ではグラフェンベルフ、ガクポ、カーティス・ジョーンズ、エリオットの起用もありそうだ。

◆トッテナム◆
【4-2-3-1】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:ヴィカーリオ
DF:ペドロ・ポロ、ロメロ、ドラグシン、ファン・デ・フェン
MF:サール、ベンタンクール
MF:クルゼフスキ、ロ・チェルソ、ソン・フンミン
FW:リシャルリソン

負傷者:GKフォースター、DFウドジェ、ベン・デイビス、MFセセニョン、FWソロモン、ヴェルナー
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しても直近のダービー2試合から変化はない。

スタメンに関しては直近の指揮官のコメントを考慮すると、幾つかのポジションでの大胆なテコ入れを予想。ディフェンスラインではドラグシンをセンターバックに置いてファン・デ・フェンを左サイドバック起用。中盤では不調のマディソンを再びベンチに置き、ロ・チェルソの抜擢と読む。クルゼフスキに代えてブレナン・ジョンソンの起用も考えられる。

★注目選手
◆リバプール:FWモハメド・サラー
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指揮官との問題解決も結果で禊を済ませられるか。今季ここまではリーグ戦17ゴール9アシストとしっかりと数字を残しているものの、ここ8試合では直近の4戦連続無得点を含む2ゴールと著しくゴールペースを落としているエジプト代表FW。

同じく決定機逸が目立つヌニェスと共に終盤戦失速の一因として厳しい目に晒される中、前節のハマーズ戦ではピッチサイドで交代を準備していた際のクロップ監督との口論が大きな騒動に発展。その後、ドイツ人指揮官が問題解決を強調してひとまず騒動は沈静化したが、不振に陥っている状況においてエゴイスティックな部分が悪目立ちしてしまっている。

現状では今回の衝突が去就に影響する可能性は低いが、KOPの信頼がやや薄れつつある中で目に見える結果で信頼回復といきたい。対トッテナムのリーグ戦は13試合8ゴールと、お得意様のマンチェスター・ユナイテッドほどではないものの、相性が良い相手だ。とりわけ、背後に広大なスペースがある現在のプレースタイルにおいては自身の得意な形に持ち込みやすいだけに、リーグ5戦ぶりのゴールを含めてエースの仕事を果たしたい。

◆トッテナム:DFミッキー・ファン・デ・フェン
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苦境のチームを支えられるか。ニューカッスル戦では不運なスリップの影響などもあって失点に関与したが、直近のダービー2試合ではいずれも複数失点を喫しながらも、相棒ロメロと共にハイパフォーマンスで逆に評価を高めたオランダ代表DF。

ここ数試合では自慢の攻撃力にかげりが見え始めているだけに、今回の一戦ではディフェンスラインがいかに相手の強力攻撃陣を抑え込めるかが勝ち点奪取のカギを握る。

起用法に関しては本職のセンターバック、スパーズ移籍後は初となる左サイドバックでの双方の形が想定されるところだが、いずれにしてもサラー、ヌニェスら相手の快足アタッカーへの対応がメインタスクとなる。攻撃面では相手のハイプレスに対して的確な球出し、持ち運びの部分でいかに貢献できるかが重要なポイントだ。加えて、相棒と共にゴールの匂いを感じさせるセットプレーでの一撃にも期待したい。

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エバートンはビッグクラブが獲得狙うイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)について、売却を望んでいないようだ。 2020年にエバートンへ加入したブランスウェイト。195cmの高さとスピードを兼ね備えた左利きのセンターバックとして多くのビッグクラブが関心を示しており、特にマンチェスター・ユナイテッドが獲得に動いているとも報じられている。 そんな中で、イギリス『スカイ・スポーツ』によるとユナイテッドは3500万ポンド(約69億8000万円)の1stオファーを提示。しかし、これはエバートンによってすぐさま拒否されたとのことだ。 エバートンはプレミアリーグが定める収益性と持続可能性のルール(PSR)に抵触する恐れもあり、主力の売却は避けられないとの報道も。それでも、将来性豊かなブランスウェイトは死守したい構えであり、最低でも7000万ポンド(139億7000万円)を要求する予定のようだ。 ユナイテッドはブランスウェイト獲得を熱望するも、あまりに高額なら別のターゲットへ向かう計画も模索。現状ではエバートンが値下げに応じる可能性は低く、新シーズンも残留する可能性のほうが高いと見られるが、果たして。 2024.06.18 18:20 Tue

来季のプレミアリーグはユナイテッドvsフルアムで幕開け! 王者シティはチェルシー戦に

プレミアリーグは18日、2024-25シーズンのマッチスケジュールを発表した。 マンチェスター・シティの前人未到となる4連覇で閉幕した今季。引き続きストップ・ザ・シティが合言葉となってくる来季は8月16日(金)に開幕し、同日唯一の試合となるマンチェスター・ユナイテッドvsフルアムがオープニングマッチに決定した。 そのほかの開幕戦では王者シティがいきなりのビッグマッチで、チェルシーとのアウェイゲームに。冨安健洋が所属し、打倒シティのアーセナルはウォルバーハンプトンをホームに迎え撃ってのスタートになる。 また、アーセナル以外の日本人選手所属クラブでは遠藤航のリバプールが昇格組イプスウィッチ・タウン、三笘薫のブライトン&ホーヴ・アルビオンがエバートンと対戦。鎌田大地の加入が噂されるクリスタル・パレスはブレントフォードが相手となる。 ちなみに、最終節は翌年5月25日。昇格組からは上述のイプスウィッチ、レスター・シティ、サウサンプトンだ。 ◆開幕カード一覧 ▽8/16(金) マンチェスター・ユナイテッド vs フルアム ▽8/17(土) イプスウィッチ・タウン vs リバプール アーセナル vs ウォルバーハンプトン エバートン vs ブライトン&ホーヴ・アルビオン ニューカッスル・ユナイテッド vs サウサンプトン ノッティンガム・フォレスト vs ボーンマス ウェストハム vs アストン・ビラ ▽8/18(日) ブレントフォード vs クリスタル・パレス チェルシー vs マンチェスター・シティ ▽8/19(月) レスター・シティ vs トッテナム 2024.06.18 17:45 Tue

独代表グロスの母国復帰に向けた動きが着々…ドルトとの交渉が進む

ドイツ代表MFパスカル・グロス(33)の母国復帰に向けた動きが進むようだ。 2017年夏にブライトン&ホーヴ・アルビオン入りしてからイングランドでプレーを続けるグロス。中盤の複数エリアをカバーしながら、通算261試合の出場数を積み上げ、今季も公式戦47試合で5得点13アシストとケガ人続きのチーム下で稼働し続けた。 そうしたポリバレント性も生かしながらの継続的な活躍から、昨年9月に32歳で代表デビューし、ユーロ2024のメンバーに。スコットランド代表とのグループステージ初戦に途中から出場し、自国開催での優勝に奮闘中だが、以前から去就も注目される。 ブライトンとの契約が来季までのなか、フランクフルトの関心が浮かび、最近ではドルトムントの参戦報道も。そして、ドイツ国内の移籍に精通するフロリアン・プレッテンベルフ記者によると、ドルトムントとの交渉はより具体化しているという。 現時点でまだ口頭でも合意に至っていないが、極めて前向きに進み、移籍金額は契約が残り1年という状況も鑑みて、700万〜1000万ユーロ(約11億8000万〜16億9000万円)が予想されるそうだ。 2024.06.18 14:35 Tue

リンデロフにフェネルバフチェが興味…モウリーニョと再会か

マンチェスター・ユナイテッドのスウェーデン代表DFヴィクトル・リンデロフ(29)にトルコ行きの可能性が浮上している。 2017年夏にユナイテッド入りのリンデロフ。エリク・テン・ハグ監督になってからも戦力として計算される存在だが、センターバックとしての序列を下げ、売却候補の1人と目される。 契約が来季までのユナイテッドは売るなら今夏となるなか、ドイツ国内をはじめ、幅広く移籍に精通するフロリアン・プレッテンベルフ記者によると、フェネルバフチェが興味を示すという。 フェネルバフチェといえば、来季からジョゼ・モウリーニョ監督が指揮するクラブで、リンデロフにとってユナイテッド移籍時の指揮官。モウリーニョ監督はローマ時代も獲得話があった。 ユナイテッドではセンターバックの補強が取り沙汰されるなか、ラファエル・ヴァランの退団がすでに決定。リンデロフも去るなら、2選手の獲得を目指しうるそうだ。 一方、補強の動きとしてはジャラッド・ブランスウェイトを巡るクラブ間交渉が指摘されるが、移籍金額に溝。ほかにもマタイス・デ・リフトや、レニー・ヨロを注視している模様だ。 2024.06.18 13:55 Tue

人気銘柄サマーフィルにブライトンが接触、リバプールやチェルシーも獲得狙う注目のウィンガー

ブライトン&ホーヴ・アルビオンが、リーズ・ユナイテッドのU-21オランダ代表FWクリセンシオ・サマーフィル(22)獲得に動き出したようだ。 フェイエノールトの下部組織出身であるサマーフィルは、2020年9月にリーズへ完全移籍で加入。昨シーズンのプレミアリーグでは28試合4ゴール2アシストの数字を残し、降格となったチームにあって存在感を示した。 今シーズンも、チャンピオンシップ(イングランド2部)43試合で19ゴール9アシストをマーク。チームがプレミアリーグ昇格を逃す中でビッグクラブから関心を集める状況となっているが、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ブライトンが交渉を開始したとのことだ。 ブライトンは今冬にもサマーフィル獲得を検討しており、今夏の獲得に本気な模様。ソリー・マーチと三笘薫が長期離脱となり低迷したことを受け、ウィングの補強に動いている。 ただし、サマーフィルに対してはリバプールとチェルシーも接近。今夏の人気銘柄となるのは間違いないことから、ブライトンとしては難しい交渉が予想されている。 2024.06.18 11:50 Tue

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ルイス・ディアスの記事ランキング

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頭の片隅にはルイス・ディアス売却も? 近年最も重要な夏を迎えたリバプールの指針やいかに

リバプールはコロンビア代表FWルイス・ディアス(27)を売却するのか否か…。 バルセロナ移籍が報じられて久しいリバプールの背番号「7」ディアス。どうやら本人がこれを望み、先方からも獲得に向けた意欲が伝わってくるが、バルセロナの財政状況を考慮すれば実現が難しいことは想像に難くない。 ただ、イギリス『フットボール・インサイダー』によると、リバプール側にもディアス売却で資金を調達するプランがあるのは確かな模様。相手はバルセロナに限らず、アルネ・スロット新監督がディアスのプレシーズン参加を心に決めていても…だという。 無論、総額5000万ポンド(約100億円)を叩いてまで獲得した選手を、安値で放出するわけにはいかないので、オファーを受け入れるなら5000万ポンド以上という指針。2027年6月まで契約を残すディアスだが、今後やいかに。 あるリバプール関係筋はディアスの去就に関し、「今夏移籍市場の最終盤でなら、何らかの動きがあるかもしれない」と『フットボール・インサイダー』に語ったとのことだ。 今季のディアスは数字諸々がプレミアリーグでのキャリアハイ。リーグは37試合出場で8得点5アシストを記録し、公式戦全体だと51試合出場で13得点5アシストとなっている。 2024.06.14 17:35 Fri
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ダニ・オルモ獲得はチャビ監督の希望…現在はバルセロナのリストに存在せずか

バルセロナはRBライプツィヒのスペイン代表FWダニ・オルモ(26)を追いかけていないようだ。スペイン『スポルト』が報じた。 今夏は左ウイングが補強ポジションの1つと取り沙汰されているバルセロナ。アスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)やリバプールのコロンビア代表FWルイス・ディアス(27)の名前が挙がるなか、ラ・マシア出身のダニ・オルモへの関心も報じられていた。 4月の時点では、スポーツ・ディレクター(SD)を務めるデコ氏が代理人や父親に接触したという話もあったが、獲得を望んでいたのは解任が決まったチャビ・エルナンデス監督とのこと。プレーのみならず、バルセロナのスタイルを熟知している点や、前線ならどこでもできる万能性を評価していたという。 しかし、ハンジ・フリック氏が新監督に決まった今では獲得リストに名前なし。前述のようなより純粋なウインガーを求めているようだ。 なお、バイエルンやリバプールからの関心も報じられているダニ・オルモだが、ユーロ2024が終わるまでは自身の将来について決断を下さないと明言。ライプツィヒとの契約を2027年6月まで残す一方、7月初旬まで有効な約6000万ユーロ(約101億8000万円)の契約解除条項が存在すると言われている。 2024.06.06 21:56 Thu
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ルイス・ディアスに加え、ベテランのハメスやオスピナも招集! コロンビア代表候補が発表【コパ・アメリカ】

コロンビアサッカー連盟(FCF)は23日、コパ・アメリカ2024に向けたコロンビア代表候補メンバー28名を発表した。 ネストル・ロレンソ監督は、大会登録メンバー26名に対して2名多い28名を招集。ベテランのMFハメス・ロドリゲス(サンパウロ)、GKダビド・オスピナ(アル・ナスル)、MFフアン・フェルナンド・キンテロ(ラシン・クラブ)らを招集した。 また、FWルイス・ディアス(リバプール)やMFジェフェルソン・レルマ(クリスタル・パレス)、DFダビンソン・サンチェス(ガラタサライ)なども招集している。 コパ・アメリカ開幕前の6月8日にアメリカ代表と、同15日にボリビア代表と対戦。5月27日から6月5日まではコロンビアのバランキージャでキャンプを行い、13日にワシントンへと移動する。その後2試合を戦い、20日にヒューストン入りコパ・アメリカ初戦に臨む。 コロンビアは、コパ・アメリカ2024ではグループDに入っており、ブラジル代表、パラグアイ代表、コスタリカ代表と同居している。 今回発表されたコロンビア代表候補メンバーは以下の通り。 ◆コロンビア代表候補メンバー28名 GK ダビド・オスピナ(アル・ナスル/サウジアラビア) カミーロ・バルガス(アトラス/メキシコ) アルバロ・モンテーロ(ミジョナリオス) DF サンティアゴ・アリアス(バイーア/ブラジル) カルロス・クエスタ(ヘンク/ベルギー) ダビンソン・サンチェス(ガラタサライ/トルコ) デイベル・マチャド(RCランス/フランス) ホアン・モヒカ(オサスナ/スペイン) ジェルソン・モスケラ(ビジャレアル/スペイン) ダニエル・ムニョス(クリスタル・パレス/イングランド) ジョン・ルクミ(ボローニャ/イタリア) ジェリー・ミナ(カリアリ/イタリア) MF マテウス・ウリベ(アル・サッド/カタール) ケビン・カスターニョ(クラスノダール/ロシア) ホルヘ・カラスカル(ディナモ・モスクワ/ロシア) ヤセル・アスプリージャ(ワトフォード/イングランド) ジェフェルソン・レルマ(クリスタル・パレス/イングランド) フアン・フェルナンド・キンテロ(ラシン・クラブ/アルゼンチン) セバスティアン・ゴメス(コリチーバ/ブラジル) リチャード・リオス(パウメイラス/ブラジル) ジョン・アリアス(フルミネンセ/ブラジル) ハメス・ロドリゲス(サンパウロ/ブラジル) FW ルイス・ディアス(リバプール/イングランド) ジョン・デュラン(アストン・ビラ/イングランド) ルイス・シニステラ(ボーンマス/イングランド) ジョン・コルドバ(クラスノダール/ロシア) ラファエル・サントス・ボッレ(インテルナシオナウ/ブラジル) ミゲル・ボルハ(リーベルプレート/アルゼンチン) 2024.05.24 18:40 Fri
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「私は反対票を投じる」プレミアで浮上したVAR不要論、被害者の1人であるクロップ監督が語った理由は?

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、プレミアリーグで投票が行われるVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)について持論を語った。イギリス『BBC』が伝えた。 今シーズン限りでリバプールの監督を退任するクロップ監督。リバプールを指揮する試合は、残り1試合となった。 プレミアリーグやチャンピオンズリーグ(CL)などでタイトルを獲得。今シーズンはEFLカップ(カラバオカップ)を制し、プレミアリーグも終盤まで優勝争いを繰り広げていた。 黄金期を作り出したクロップ監督もあと1試合で別れ。そんな中、プレミアリーグは来シーズンからのVARの適用に関してクラブ投票を行うこととなった。 6月6日に行われる年次総会で各クラブが投票。廃止するのかどうかを投票するという。 VARは2019年にプレミアリーグで導入。しかし、VARにあってはならない誤審が頻発しており、その数は他のリーグをはるかに超えている。 リバプールも重大な被害を受けたクラブの1つ。昨年9月のトッテナム戦ではルイス・ディアスのゴールが取り消されたが、オフサイドの適用ミスは明らかな人的ミス。その他の事象でも、テクノロジーの問題ではなく、取り扱う審判団に多くの問題があった。 クロップ監督はこのVARに対して持論を展開。VARそのものには反対はしないが、今のプレミアリーグのやり方に反対すると見解を述べた。 「クラブはVARに対して投票しているとは思わない。私はVARがどう使われるかということに投票していると思う。なぜなら、それは明らかに正しくないからだ」 「彼らの今のやり方ならば、私は反対票を投じる。彼らは適切に使用することができていないからだ」 見逃したジャッジをビデオで振り返ることができるVAR。誤審は確かに減っていると思われるが、一方であり得ないミスの多さに各クラブは怒りを持っている。あくまでも扱うのは人間であり、最終ジャッジは主審となるだけに、テクノロジーを問題視するのか、審判団を問題視するのかで投票は変わりそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】あり得ない大誤審…審判の連携ミスが生んだゴール取り消し</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="8qmCqWw9xCE";var video_start = 188;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.17 21:45 Fri
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左WG補強望むバルセロナ、依然としてルイス・ディアスに注目か

バルセロナはリバプールのコロンビア代表FWルイス・ディアス(27)の獲得を狙っているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。 慢性的な財政難にありながら、今夏の補強の噂も止まないバルセロナ。ナイキやバルサ・スタジオとの大型契約締結、選手の売却などによる現状打破が期待されている。 そんな状況のなか、重要な補強ポイントの1つとして掲げているのが左ウイング。アスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)やRBライプツィヒのスペイン代表FWダニ・オルモ(26)、ポルトのブラジル代表FWペペー(27)らが獲得候補に挙がる。 これに加え、かねてから関心が噂されているのがルイス・ディアス。ジョアン・ラポルタ会長は選手の代理人と接触し、告げられた獲得費用の高さから契約を断念したとも報じられていたが、現在もリストにははっきりと名前が残っているという。 リバプールは2027年6月まで契約を残すルイス・ディアスの残留を望んでいるが、選手側が契約延長交渉に消極的なことから今夏の退団の可能性も浮上。また、ルイス・ディアスの父親は以前「バルセロナに行くことが彼の夢」と息子の考えを明かしていた。 さらに、リバプールではユルゲン・クロップ監督が今シーズン限りで退任。新時代突入の隙をバルセロナが突く可能性もあるが、実現のいかんはやはり財政問題を解決できるかどうかに左右されそうだ。 2024.05.15 16:08 Wed

リバプールの記事ランキング

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華麗なる天才、古豪ハンガリー復活の期待背負うNo.10/ドミニク・ソボスライ(ハンガリー代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■ハンガリー代表</span> 出場回数:3大会連続5回目 最高成績:3位(1964) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループG・1位 監督:マルコ・ロッシ <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFドミニク・ソボスライ(リバプール) 2000年10月25日(23歳) 2023-24シーズンからリバプールに加入したソボスライ。日本代表MF遠藤航、アルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスターと共に、中盤で期待を寄せられた1人だ。 リバプールが7000万ユーロ(約118億円)の契約解除金を支払って獲得したRBライプツィヒから逸材。フィジカルも強く、テクニックを持ち合わせ、ブンデスリーガで異彩を放っていたソボスライは、ユーリティティ性も魅力だ。 インサイドハーフがメインだが、元々はサイドアタッカーとしてプレー。ザルツブルク時代には南野拓実(モナコ)と両サイドを形成していたアタッカー。その後、ライプツィヒでシャドーのポジションでプレーし、より攻撃的な力を見せつける。 ハンガリー期待の才能は“天才”と称されており、キックの精度がとにかく高く、ミドルシュートはお手のもの。威力、精度と申し分なく、リバプールでの1年目は数字を残せなかったが、ユーロの舞台での活躍に期待がかかる。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月15日(土) 《22:00》 【A】ハンガリー代表 vs スイス代表 ▽6月19日(水) 《25:00》 【A】ドイツ代表 vs ハンガリー代表 ▽6月23日(日) 《28:00》 【A】スコットランド代表 vs ハンガリー代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.ペーテル・グラーチ(RBライプツィヒ/ドイツ) 12.デーネシュ・ディブス(フェレンツヴァーロシュ) 22.ペーテル・サッパノシュ(パクシュFC) DF 2.アダム・ラング(オモニア・ニコシア/キプロス) 3.ボトンド・バログ(パルマ/イタリア) 4.アッティラ・サライ(フライブルク/ドイツ) 5.アッティラ・フィオーラ(フェヘールヴァール) 6.ヴィリー・オルバン(RBライプツィヒ/ドイツ) 7.ロイク・ネゴ(ル・アーヴル/フランス) 11.ミロシュ・ケルケズ(ボーンマス/イングランド) 14.ベンデグーズ・ボラ(セルヴェット/スイス) 18.ジョルト・ナジ(プスカシュ・アカデーミア) 21.エンドレ・ボトカ(フェレンツヴァーロシュ) 24.マールトン・ダルダイ(ヘルタ・ベルリン/ドイツ) MF 8.アダム・ナジ(スペツィア/イタリア) 10.ドミニク・ソボスライ(リバプール/イングランド) 13.アンドラス・シャーファー(ウニオン・ベルリン/ドイツ) 15.ラスロ・クラインハスラー(ハイドゥク・スプリト/クロアチア) 16.ダニエル・ガズダグ(フィラデルフィア・ユニオン/アメリカ) 17.カラム・スタイルズ(サンダーランド/イングランド) 26.ミハーイ・カタ(MTKブダペスト) FW 9.マルティン・アダム(蔚山現代/韓国) 19.バルナバス・ヴァルガ(フェレンツヴァーロシュ) 20.ロランド・サライ(フライブルク/ドイツ) 23.ケヴィン・チョボト(ウーイペシュト) 25.クリストフェル・ホルヴァート(ケチケメート) <span class="paragraph-title">【動画】ソボスライ、シーズン序盤のリバプールでの活躍</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="x_V7a7bIMjo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.15 17:00 Sat
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伊藤洋輝の獲得に近づくバイエルン、プレミアの2人もターゲットだった?

電撃的に日本代表DF伊藤洋輝の獲得が接近していると報じられたバイエルン。ヴァンサン・コンパニ監督は、その他にもセンターバックの獲得に関心を持っているという。イギリス『ミラー』が伝えた。 トーマス・トゥヘル監督が指揮を執りながら、2023-24シーズンは無冠に終わったバイエルン。トゥヘル監督が退任し、新シーズンからコンパニ監督が指揮を執ることが発表されていた。 コンパニ監督は、センターバックの補強を目指しており、レバークーゼンのドイツ代表DFヨナタン・ター(28)の獲得に動いていた中、シュツットガルトの伊藤に関しても獲得に接近していると報道。契約解除金3000万ユーロ(約50億8000万円)を支払っての獲得になるという。 ブンデスリーガで実績を残している左利きのCBの獲得はバイエルンの大きな補強ポイントだった中、他にも獲得を目指している選手が。リバプールのイングランド代表DFジョー・ゴメス(27)に関心を持っているという。 ゴメスはセンターバックだけでなく、両サイドバックでもプレーが可能。中盤の底でもプレーができ、ケガがちだったこれまでと打って変わり、2023-24シーズンはプレミアリーグで32試合、公式戦51試合に出場。ユーロ2024に臨むイングランド代表にも選出された。 ただ、ゴメスはリバプールと2027年夏まで契約が残っており、クラブも手放したくはない選手。アルネ・スロット新監督も高く評価している1人だという。 また、チェルシーのイングランド代表DFレヴィ・コルウィル(21)にも関心を持っているようだが、チェルシーでのプレーを希望しているとのこと。プレミアリーグからの補強は難しい可能性が出ている。 その影響もあり、伊藤にターゲットを絞ったとも言えるバイエルン。いずれにしても、ディフェンスラインの変化が新シーズンは起こることになるようだ。 2024.06.13 11:20 Thu
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リバプールが2季連続シュツットガルト主将引き抜きか…ドイツ代表CBが獲得候補に

リバプールが、2シーズン連続でシュツットガルトの主将引き抜きを画策しているようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。 昨夏、シュツットガルトの前主将の日本代表MF遠藤航を獲得したリバプール。加入当初とシーズン最終盤はやや微妙なパフォーマンスとなったものの、シーズン中盤と後半にはほぼフル稼働でチームの中盤を牽引する、好補強となった。 そういった中、シュツットガルトの“目利き”に信頼を置くアルネ・スロットのチームは、元カメルーン代表DFジョエル・マティプの退団によって手薄となったセンターバックの補強として、遠藤の元同僚の獲得を検討しているようだ。 報道によると、リバプールは2週間前にシュツットガルトの現主将であるドイツ代表DFヴァルデマール・アントン(27)獲得に向けた問い合わせを行ったという。 なお、ドルトムント、レバークーゼンの獲得候補にも挙がる同選手には2250万ユーロ(約37億9000万円)の契約解除条項が設定されており、リバプールが興味を示すその他の候補に比べて割安と言える。 ハノーファーの下部組織出身のアントンは、2015年7月にファーストチームに昇格。ハノーファーでは、センターバックを主戦場に守備的MFや右サイドバックもこなす万能型の守備者として活躍。 2020年7月に完全移籍で加入したシュツットガルトではセンターバックを主戦場にプレーし、3バックと4バックを併用するチームのディフェンスラインの要を担う。今シーズンはブンデスリーガ2位と大躍進したチームでハイパフォーマンスを披露し、今年3月にA代表デビューを飾ったドイツ代表ではユーロ2024のメンバーにも入っている。 現時点では問い合わせを行った段階ではあるが、リバプールは2シーズン連続でシュツットガルトの主将を獲得することになるのか…。 2024.06.17 09:30 Mon
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頭の片隅にはルイス・ディアス売却も? 近年最も重要な夏を迎えたリバプールの指針やいかに

リバプールはコロンビア代表FWルイス・ディアス(27)を売却するのか否か…。 バルセロナ移籍が報じられて久しいリバプールの背番号「7」ディアス。どうやら本人がこれを望み、先方からも獲得に向けた意欲が伝わってくるが、バルセロナの財政状況を考慮すれば実現が難しいことは想像に難くない。 ただ、イギリス『フットボール・インサイダー』によると、リバプール側にもディアス売却で資金を調達するプランがあるのは確かな模様。相手はバルセロナに限らず、アルネ・スロット新監督がディアスのプレシーズン参加を心に決めていても…だという。 無論、総額5000万ポンド(約100億円)を叩いてまで獲得した選手を、安値で放出するわけにはいかないので、オファーを受け入れるなら5000万ポンド以上という指針。2027年6月まで契約を残すディアスだが、今後やいかに。 あるリバプール関係筋はディアスの去就に関し、「今夏移籍市場の最終盤でなら、何らかの動きがあるかもしれない」と『フットボール・インサイダー』に語ったとのことだ。 今季のディアスは数字諸々がプレミアリーグでのキャリアハイ。リーグは37試合出場で8得点5アシストを記録し、公式戦全体だと51試合出場で13得点5アシストとなっている。 2024.06.14 17:35 Fri
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五輪OA枠に遠藤航が内定?/六川亨の日本サッカーの歩み

一部スポーツ紙の報道によると、パリ五輪のOA(オーバーエイジ)枠にリバプールの遠藤航が内定したとのことだった。実現すれば16年のリオ五輪、21年の東京五輪に続き3大会連続しての五輪出場になる。もちろん日本サッカー史上初めての出来事である。 確かにアメリカ遠征のメンバー発表の席上で、山本昌邦NTDは「交渉をしたくても監督が代わるチームもある」と話していた。リバプールはクロップ監督が今シーズン限りで勇退し、来シーズンはフェイエノールトのスロット監督が就任する。パリ五輪出場は遠藤本人の強い希望もあったそうだ。 過去にも五輪に複数回出場した選手はいた。28年ぶりの出場となった96年アトランタ五輪とその4年後のシドニー五輪には、中田英寿と松田直樹が連続して出場している。2人ともOA枠ではなく、2大会とも23歳以下での出場は、彼らの早熟ぶりを示している。 04年アテネ五輪に出場し、12年のロンドン五輪にOA枠で出場したのがDFのオールラウンダー徳永悠平だった。その12年ロンドン五輪に出場して4位になり、21年の東京五輪にOA枠で出場したのが酒井宏樹だ。 そして北京五輪は3戦3敗に終わったものの、12年ロンドン五輪と21年東京五輪の2大会にOA枠で出場したのが吉田麻也である。遠藤より一足早く3大会の出場を果たしたが、16年リオ五輪はA代表の活動を優先したため3大会連続とはならなかった(出場していれば4大会連続の可能性もあった)。 こうして過去の例を振り返ると、DFの選手が多いことがわかる。やはり大岩ジャパンでも同様に、若い選手はなかなか所属チームで出場機会をつかめないためOA枠の力を借りなければならないのだろう。果たしてCBにOA枠として谷口彰悟や板倉滉が呼ばれるのかどうか、こちらも興味深いところである。 遠藤に関して言えば、中盤のアンカーが本職だが最終ラインでの起用も考えられるだけに“うってつけ”のOAと言えるだろう。中盤で藤田譲瑠チマや松木玖生とのユニットは、かなり守備強度の高い組合せになる。あるいは遠藤とチマでターンオーバーを採用するか。残るOA枠の人選次第で様々な組合せが考えられるので、交渉の成り行きを見守りたい。その気になるメンバー18人は7月3日に発表予定だそうだ。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.06.11 11:30 Tue

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