リシャルリソン RICHARLISON

ポジション FW
国籍 ブラジル
生年月日 1997年05月10日(26歳)
利き足
身長 184cm
体重 71kg
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アーセナルが敵地でのノースロンドンダービー制して暫定首位キープ! 冨安健洋はフル出場【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第35節、トッテナムvsアーセナルが28日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、アウェイのアーセナルが2-3で勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋はフル出場した。 5位のトッテナム(勝ち点60)は、13日に行われた前々節でニューカッスル相手に0-4で敗戦し、4位のアストン・ビラ(勝ち点66)との暫定勝ち点差が6ポイントに広がった。自力でのトップ4フィニッシュの可能性を残すものの、4位チームに比べて厳しい日程が控えており、ここからの逆転は至難の業。その最終盤の重要な戦いに弾みを付けると共に、宿敵の優勝阻止を狙う上でも勝ち点3必須のダービーでは2年ぶりの勝利を目指した。 ポステコグルー監督は先発3人を変更。今季絶望のウドジェ代役にベン・デイビス、ビスマとブレナン・ジョンソンに代えてホイビュア、クルゼフスキを起用した。 対する暫定首位のアーセナル(勝ち点77)は前節、ウォルバーハンプトンとのアウェイゲームに2-0の完勝。さらに、第29節延期分ではホーム開催のチェルシーとのダービーに5-0の歴史的大勝。70分過ぎに多くの主力をベンチに下げる余裕の采配もみせ、敵地でのダービーを万全の状態で迎えた。 現状ではマンチェスター・シティの取りこぼしが逆転優勝に必須となる中、その王者にプレッシャーをかけたいアルテタのチームは、中4日でのダービー連戦に向けて全く同じスタメンを採用。冨安は左サイドバックに入った。 ダービーらしく球際でバチバチとやり合う展開ながら、立ち上がりは互いに大きなリスクをかけることなく細かくボールを動かして攻め手を窺う。10分過ぎにはウーデゴールが直接FK、マディソンがショートカウンターからミドルシュートと、両司令塔がいずれもチームファーストシュートを記録。 そういった中、奇しくも前回対戦同様の形からアーセナルに先制点が生まれる。15分、右CKの場面でサカが左足インスウィングの高速クロスを入れると、ニアで冨安と競ったホイビュアのゴール方向へのヘディングのクリアがニアに突き刺さった。 前回対戦の再現かのようにオウンゴールでスコアが動いたダービー。トッテナムも2度のビハインドを追いついたその一戦を再現すべく、すぐさま反撃に打って出る。 そして、19分からの数分間ではマディソンの正確なプレースキックからロメロが2度のヘディングシュートでゴールに迫るが、ここは右ポストを叩く。 さらに、22分には左CKの二次攻撃からペドロ・ポロのミドルシュートのこぼれ球にボックス中央で反応したファン・デ・フェンが冷静に左足のシュートを左隅に流し込む。だが、同点ゴールかに思われたこのプレーは際どいオフサイド判定で認められず。 続けざまのピンチを凌いだアーセナルは前回対戦のPKとは異なる形となったが、同じスコアラーが2点目を記録する。27分、自陣ボックス内でライスがマディソンを潰した流れから、中央でボールを持ったサカが左のハヴァーツに預けて右の広大なスペースにスプリントすると絶妙なリターンパスが届く。そのままボックス内に持ち込むと、冷静にDFベン・デイビスを切り返しでかわして左足のコントロールシュートをゴール左下隅に流し込んだ。 追い上げムードの中で痛恨の2失点目を喫したトッテナムは、さらに右ハムストリングを痛めたヴェルナーがプレー続行不可能となってブレナン・ジョンソンのスクランブル投入を余儀なくされる。 一方、冷静にゲームプランを遂行するアウェイチームは自分たちのストロングであり、相手のウイークであるセットプレーから決定的な3点目まで奪って見せる。38分、左CKの場面でキッカーのライスが右足インスウィングの正確なボールをゴール前に入れると、普段通りにホワイトがGKヴィカーリオをブロック。大外からクルゼフスキを振り切ってニアに入り込んだハヴァーツが打点の高いヘディングシュートを叩き込んだ。 その後、前半のうちに何とか1点を返したいホームチームが後ろ重心の相手に対して、リスクを冒したハイプレスからのショートカウンター、サイドを起点とした攻撃から攻め立てたが、ポロのフィードに抜け出したボックス内での決定機はソン・フンミンが仕留め切れず。 スコア上ではアウェイチーム圧倒の前半を経てダービーは後半に突入。3点を追うトッテナムはベンタンクールを下げてサールをハーフタイム明けに投入した。 アーセナルは立ち上がりにセットプレーから冨安がダイビングヘッドでファーストシュートを記録すると、53分には左サイドでの崩しからハヴァーツの丁寧な折り返しにファーで反応したサカに決定機。だが、左足のボレーシュートはGKヴィカーリオの右足を使った好守に阻まれる。 4失点目は回避もなかなか攻撃の糸口を見いだせないトッテナムは60分を過ぎて2枚替えを敢行。ホイビュアとマディソンを下げてビスマ、リシャルリソンを投入。前線の並びに変化を加えると、この直後に意外な形から反撃の狼煙を上げるゴールが生まれる。 64分、サリバからバックパスを受けたGKラヤが圧力を受けた状態で欲張って繋ぎを試みると、キックミスで正面のロメロにボールを渡してしまう。この絶好機でロメロは冷静にゴール左隅へ右足シュートを流し込んだ。 この1点でスタジアムのボルテージが一気に上がり、しばらくはホームチームの攻勢が続いたが、徐々に落ち着きを取り戻したアーセナルが自陣でブロックを構えながら対応していく。 後半半ば以降はアーセナルがうまく試合を落ち着かせて膠着状態が続いていたが、ダービーは終盤に動く。84分、ボックス内でのルーズボールの競り合いでライスがベン・デイビスを蹴り上げてしまう。一度プレーは流されたが、オンフィールド・レビューの結果、トッテナムにPKが与えられる。これをキッカーのソン・フンミンが左隅に蹴り込んで87分に1点差に詰め寄る。 これで一気に勝敗がわからなくなると、アーセナルはウーデゴールを下げてキヴィオルを投入。5バックでの逃げ切りに入る。 6分が加えられた緊迫の後半アディショナルタイムにはトッテナムが決死の猛攻を仕掛けてセットプレーから際どいシーンを作ったものの、試合はこのままタイムアップを迎えた。 この結果、敵地でのダービーを制したアーセナルが暫定首位キープに成功し、リーグ優勝への望みを繋いだ。一方、ホームで最後は意地を見せたものの敗れたトッテナムは、逆転でのトップ4フィニッシュへより厳しい立場に立たされた。 2024.04.29 00:11 Mon

【プレミア注目プレビュー】優勝争い左右するノースロンドンダービー! スパーズの意地か、ガナーズが優勝への望み繋ぐか

プレミアリーグ第35節、トッテナムvsアーセナルが、日本時間28日22:00にトッテナム・ホットスパースタジアムでキックオフされる。優勝争いに影響与える今季2度目のノースロンドン・ダービーだ。 5位のトッテナム(勝ち点60)は、13日に行われた前々節でニューカッスル戦相手に0-4で敗戦し、2年連続セント・ジェームズ・パークで惨敗。4位のアストン・ビラ(勝ち点66)との暫定勝ち点差が6ポイントに広がった。後半戦に入って以降、一時期の離脱者の多さは改善されたものの、対戦相手の徹底した対策を上回ることができず。大きな問題を抱えるセットプレーの守備、被カウンター時のソリッドさを欠く対応によって失点を重ねるなど勝ち点3奪取に苦戦している。 現状でも自力でのトップ4フィニッシュの可能性は残しているが、3強に加えてチェルシーとのダービーを残すなどアストン・ビラに比べて厳しい日程となっており、ここからの逆転は至難の業だ。その最終盤の重要な戦いに弾みを付けると共に、宿敵の優勝阻止を狙う上でもホーム開催のダービーでの勝利は必須だ。 対する首位のアーセナル(勝ち点77)は前節、ウォルバーハンプトンとのアウェイゲームに2-0の完勝。さらに、第29節延期分ではホーム開催のチェルシーとのダービーに5-0の歴史的大勝。DFホワイトとMFハヴァーツの2ゴール共演など5ゴールを挙げた上、相手に一矢報いることも許さない完璧なパフォーマンスを披露。70分過ぎに多くの主力をベンチに下げる余裕の采配もみせ、今回のダービーに万全の状態で臨む構えだ。 現状ではシティの取りこぼしが逆転優勝に必須となるが、このダービーを制することができれば、マンチェスター・ユナイテッド戦を除き比較的勝ち点3獲得が容易な相手と対戦するため、敵地での大一番を制して望みを繋げたいところだ。 なお、昨年9月にエミレーツ・スタジアムで行われた前回対戦は2-2のドロー決着。アーセナルがオウンゴールとサカのPKによるゴールで2度先行したが、マディソンのお膳立てからのソン・フンミンのゴールで2度追いついたトッテナムが敵地から勝ち点1を持ち帰る形となった。 ◆トッテナム◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240427_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ヴィカーリオ DF:ペドロ・ポロ、ロメロ、ファン・デ・フェン、ベン・デイビス MF:サール、ビスマ MF:クルゼフスキ、マディソン、ヴェルナー FW:ソン・フンミン 負傷者:GKフォースター、DFウドジェ、MFセセニョン、スキップ、FWソロモン 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者は手術を実施して今季絶望のウドジェに加え、軽傷を抱えるスキップが不在となる。一方でペドロ・ポロ、リシャルリソンが戦列に復帰する。 スタメンに関しては、セントラルMFと左右のウイングの組み合わせに注目。前者はベンタンクール、ホイビュア、後者はブレナン・ジョンソン、リシャルリソンの起用も見込まれる。 ◆アーセナル◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240427_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ラヤ DF:ホワイト、サリバ、ガブリエウ、冨安健洋 MF:ウーデゴール、ジョルジーニョ、ライス FW:サカ、ハヴァーツ、トロサール 負傷者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。ティンバーの戦列復帰によって主力全員が起用可能だ。 チェルシー戦から中4日の日程となるが、余裕の試合展開によって消耗はさほどなく、同じ11人で臨む可能性は十分にある。ただ、トーマスに代えてジョルジーニョの復帰を予想。また、相手の特殊なスタイルを考えれば、トロサールのところによりスピードと走力があるマルティネッリを起用する形も想定される。 ★注目選手 ◆トッテナム:MFジェームズ・マディソン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240427_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ダービーで完全復活なるか。エースのソン・フンミンやウドジェ代役を担うベン・デイビスのパフォーマンスにも注目集まるが、前回対戦で2アシストと絶大な存在感を示した司令塔の復活がダービー勝利のカギを握る。 新加入ながらケインの背番号10を引き継ぎ、バイスキャプテンを任された中、開幕から“アンジェ・ボール”の担い手として絶大な存在感を示したマディソン。だが、昨年11月に負った足首のケガで2カ月の戦線離脱を強いられて以降は、シーズン序盤の輝きを取り戻せず。チーム全体として対戦相手の分析が進んだ点に加え、同じく後半戦で不調のビスマ、クルゼフスキらと共に攻撃の全権を握ったイングランド代表MFの不振が失速に繋がった印象だ。 今回のダービーに向けては2週間以上の準備期間があり、コンディション面では万全の状態を整えられているだけにライスやジョルジーニョ、ウーデゴールといった相手中盤とのデュエルにおいてプレスの矢印を折る得意のプレーで局面を打開し、高精度のラストパスやフィニッシュでアシスト、ゴールという決定的な仕事を果たしたい。 ◆アーセナル:DF冨安健洋 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240427_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 久々のダービー先発で勝利に貢献できるか。今シーズンも度重なる負傷に悩まされて継続性という部分に大きな問題を抱えているが、出場試合では攻守に安定したパフォーマンスを披露。ジンチェンコやキヴィオルら左サイドバックのポジション争いのライバルを前に総合力で上回っている印象だ。 昨年12月以来のリーグ戦先発となった直近のチェルシー戦ではさすがのパフォーマンスを見せており、リバウンドが出ない限りは2試合連続でのスタメン起用は濃厚。今季前回対戦を欠場し、昨季の2度の対戦はいずれも試合終盤の途中出場となり、先発出場は2022年12月以来となる見込みだ。 相手の右サイドは左利きで技巧派のクルゼフスキか、推進力と動き出しに優れるブレナン・ジョンソンが想定される中、守備では神出鬼没のサイドバック、サールのスペースへの走り込みへの対応を含めて臨機応変な対応が求められるところ。一方、攻撃では逆サイドのホワイトとのバランスを意識しながらボールの経由点、相手サイドバックの背後を狙う味方に精度の高い縦パスを供給したい。 2024.04.28 12:00 Sun

ヒザに問題のリシャルリソンは2試合続けて欠場…2週間後のアーセナル戦が復帰目標に

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督がブラジル代表FWリシャルリソンの欠場を明言した。クラブ公式サイトが伝えた。 プレミアリーグ前節のノッティンガム・フォレスト戦では3-1の勝利を手にし、4位に浮上したトッテナム。しかし、今シーズンのここまでリーグ戦10ゴールを決めているリシャルリソンはヒザの問題で欠場していた。 13日に行われる第33節のニューカッスル戦で連勝を狙うポステコグルー監督は「今週は無理だ」とリシャルリソンの状態についてコメント。しかし、マンチェスター・シティとの第34節がFAカップ準決勝の影響で延期となったことから、2週間後の第35節アーセナル戦には間に合う見込みのようだ。 「彼は復帰に近づいているし、来週末は休みだから回復に向けた時間ができる。彼は順調に進んでいる」 また、リシャルリソンと長期離脱中の選手以外は引き続き出場可能とのこと。「先週末の試合に参加した他の選手たちは全員無事に過ごしており、プレーする準備ができている」と述べている。 2024.04.13 13:22 Sat

今季10発リシャルリソンがヒザの問題で今週末欠場に トッテナム監督が明らかに

トッテナムのブラジル代表FWリシャルリソンが今週末を負傷欠場するようだ。 この終盤戦のプレミアリーグでトップ4争いを演じる5位トッテナム。7日の第31節では17位ノッティンガム・フォレストをホームに迎え撃つ。 1つの未消化試合を残して4位アストン・ビラを2ポイント差で追い、今節も勝ちたいところだが、リシャルリソンを欠いた戦いになるという。 イギリス『デイリー・メール』によると、アンジェ・ポステコグルー監督は「(欠場は)リッチーだけだ。ここ数週間、ヒザが少し痛んでいた」と話した。 今季のプレミアで10得点3アシストのリシャルリソンだが、直近の3試合では途中出場が続いていた。 なお、先のウェストハム戦後にヒザを包帯を巻いた姿が目撃されたウェールズ代表FWブレナン・ジョンソンに関しては問題なく、今節も起用可能なようだ。 2024.04.06 10:45 Sat

フットボーラーの心の病は「珍しい話ではない」、トッテナム指揮官がメンタルケアについて見解「お金や名声は守ってくれない」

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、メンタルケアの重要性について語った。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えている。 トッテナムでは、今月にFWリシャルリソンがメンタル面で問題を抱えていたことを告白。心理カウンセラーの助けもあって立ち直れたと明かし、カウンセリングの重要性を説いていた。 この告白は大きな話題となったが、ポステコグルーからすると関係者にとって珍しい話ではないようだ。会見の場で指揮官は、メンタルヘルスの問題は多くの選手が抱え得るものであり、真摯に向き合う必要があると語っている。 「(リシャルリソンの告白がチームに影響を与えるかという質問に)それはない。理由として、それは珍しい話ではないからだ。彼らも人間だからね。ただ、ほとんどの場合この問題は内部で解決する」 「だから、あなたたち(メディア)が仕事をするのは本当に難しいと思う。あなたたちはすべての情報を持っているわけではないからだ。そしてそれは、これからも決して変わらないだろう」 「フットボールクラブでは本当に多くの出来事がある。そしてフットボールクラブを他の業界と同じように扱うことができれば、他のどの業界でも何かに苦しんでいる人々がいると気づくだろう」 「フットボールでもそれは例外ではないが、我々は強力なカーテンを張らなければならず、すべてはその背後に隠される。リシャルリソンの告白で衝撃が広がったのは、選手や監督がこれまで公の場であまりカミングアウトしてこなかったからだろう」 「フットボーラーが抱える問題は、社会の一部であってそれ以上でもそれ以下でもない。そして口座に入っているお金や得ている名声は、そうした問題から守ってくれるわけではないのだ」 「具体的なことについて話すのは気が進まないが、もし誰かが問題を抱えて私のところに来たのであれば、私はまず彼らを助けたいと思う。だが、私は年を重ね賢明であろうと思うが、人生のすべてを把握しているわけではない。私とて、自分が向き合うべき悪魔がいて、その時々で対処しなければならないのだ」 「だから、自分が経験したことのある分野でない限り、アドバイスするのは気が進まない。私にできるのは、悩みを抱えた人を本当に助けられる人物を紹介することだ。私がアドバイスをするとしたら、その人が何を必要としているか、バランスの取れた視点を心掛けるようにしている」 「フットボールの観点から言えば、私が彼(リシャルリソン)にしたアドバイスは、体の状態を正しくするようにという点だった。当時、彼は自分の体の状態に苦しんでいると知っていたからね。無理をしていることがあったら、一つずつ片づけていけば良いんだ。一度に全部をやろうとするより、その方が助けになる」 2024.03.30 17:15 Sat

「命を救われた」苦しい時期続いたリシャルリソンが心理カウンセラーの重要性説く「偏見もあるけど…」

トッテナムのブラジル代表FWリシャルリソンが、カウンセリングの重要性を主張した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 今シーズン、序盤は中々調子が上がらなかったリシャルリソン。プレミアリーグ開幕からの10試合で1ゴールしか挙げられず、11月には鼠径部の手術に踏み切ることとなった。また、本人が強い想いを抱くブラジル代表でも思うようなパフォーマンスを発揮できず。昨年9月に行われたワールドカップ南米予選のボリビア代表戦で途中交代となった際は涙を流し、試合後に「イギリスでカウンセリングを受けるつもりだ」と語っていた。 そんなリシャルリソンだったが、昨年12月からは急激な復調を果たし、プレミアリーグでは8試合9ゴールを記録。2月にヒザの負傷で離脱となったが、先週末のリーグ戦で復帰している。 今週のインターナショナルマッチウィークもブラジル代表に選出されたリシャルリソンは、昨年9月のどん底だった時期に言及。当時は心理カウンセラーの存在に大いに救われたと明かし、悩みを抱えた場合はすぐにカウンセリングを受けることの重要性を語っている。 「(昨年9月の)僕の言葉は、代表チームの人々にとっても非常に重要なものだったと思う。今回僕がチームに到着したとき、心理カウンセラーがすでにいたんだ。これまでそんなことはなかったはずだからね」 「当時の僕にとって(心理カウンセリングは)重要だった。もちろん、人々から受けた愛情も大事だったけどね。そして僕たちは、『助けてほしい』という声に生じる偏見も知っている。僕自身、偏見を持っていた人間だ。でも、もうそうした偏見は持っていないことを神に感謝する」 「発言力を持つ代表チームの選手として、僕は人々に助けを求めるよう言いたい。これが言えるのは、僕自身も命を救われたからだ。心理カウンセラーのジョアンが家にやって来た日、僕は彼に相談をした。その時の僕はどん底だったけど、彼が命を救ってくれたよ」 「代表チームにとって、アスリートを助けられる心理カウンセラーを置くことは非常に重要なんだ。選手たちは、ピッチ内だけでなくピッチ外でもプレッシャーを受けることを知っている。僕もどちらかというとピッチ外で苦しんだ。だから、カウンセラーが身近にいることは非常に重要だよ」 2024.03.21 11:30 Thu

新体制のブラジル代表が招集メンバー発表! 新顔もジローナFWサヴィオら5選手

ブラジル代表が1日に3月の招集メンバー26名を発表した。 北中米ワールドカップ(W杯)の南米予選で6位に落ち込み、ドリヴァウ・ジュニオール新監督で再建を期すブラジル。今月の活動では欧州遠征で2つの国際親善試合が組まれ、23日にロンドンでイングランド代表と対戦後、マドリードでスペイン代表戦に挑む。 新体制発足後の初陣となる今活動では負傷中のネイマールやアリソン・ベッカーがメンバーから外れた一方で、ジローナをリードするサヴィオをはじめ、パブロ・マイア、ルーカス・ベラウド、ムリロ、ラファエウの5選手が新顔として呼ばれている。 また、ルーカス・パケタが復帰。リシャルリソンはケガが明らかになっているが、このメンバーに名を連ねている。 ◆メンバーリスト GK ベント(アトレチコ・パラナエンセ) エデルソン(マンチェスター・シティ/イングランド) ラファエウ(サンパウロ) DF ダニーロ(ユベントス/イタリア) ヤン・コウト(ジローナ/スペイン) アイルトン・ルーカス(フラメンゴ) ヴェンデウ(ポルト/ポルトガル) ルーカス・ベラウド(パリ・サンジェルマン/フランス) ガブリエウ・マガリャンイス(アーセナル/イングランド) マルキーニョス(パリ・サンジェルマン/フランス) ムリロ(パウメイラス) MF アンドレ(フルミネンセ) アンドレアス・ペレイラ(フルアム/イングランド) ブルーノ・ギマランイス(ニューカッスル・ユナイテッド/イングランド) カゼミロ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) ドウグラス・ルイス(アストン・ビラ/イングランド) ジョアン・ゴメス(ウォルバーハンプトン/イングランド) ルーカス・パケタ(ウェストハム/イングランド) パブロ・マイア(サンパウロ) FW エンドリッキ(パウメイラス) ガブリエウ・マルティネッリ(アーセナル/イングランド) ハフィーニャ(バルセロナ/スペイン) リシャルリソン(トッテナム/イングランド) ロドリゴ・ゴエス(レアル・マドリー/スペイン) サヴィオ(ジローナ/スペイン) ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー/スペイン) 2024.03.02 11:50 Sat

選手冥利に尽きるリアクション…リシャルリソンファンの少女が大感激

トッテナムのブラジル代表FWリシャルリソンとファンの少女との微笑ましいやり取りが話題を集めている。 トッテナムは15日、本拠地トッテナム・ホットスパースタジアムでファンを招いた公開トレーニングを実施。世界屈指のトレーニング施設を誇るスパーズは普段から充実したトレーニングを行っているが、ひとつひとつのプレーに対して、ファンからの歓声や笑いが起きる本拠地でのトレーニングセッションは良い緊張感を生むポジティブなものとなった。 そういったなか、クラブ公式X(旧ツイッター)が投稿したリシャルリソンと、同選手のファンである一人の少女のやり取りを映した短い動画の投稿が話題に。 「一生残る思い出」とのコメントが付けられた動画では母親と共に、選手たちがドレッシングルームに下がる際に通る通路にいる少女の姿が映されていた。そこにトレーニング帰りのリシャルリソンが現れ、あらかじめクラブが用意していたサイン入りのユニフォームを少女にプレゼントした。 すると、憧れのリシャルリソンからユニフォームを手渡された少女は大きく口を開けて戸惑いと歓喜、嬉し涙という複雑な感情を表してフリーズ。そのわが子の想像以上のリアクションに母親はリシャルリソンと顔を見合わせる形で苦笑いの表情に。一方のリシャルリソンは少女のリアクションに驚きながらも、優しいまなざしと共にハグをしてなだめた。 その後、母親に促されてすぐさま笑顔へのリカバリーを果たした少女は、リシャルリソンとユニフォームを広げながらツーショット写真を撮ってもらい、束の間の夢の瞬間を終える形となった。 ややこわもてでピッチ上での闘争心溢れるプレーによって“いかつい選手”のレッテルを貼られることが多いリッチーの愛称で知られるブラジル代表FWだが、実際は貧しい幼少期の経験から地元での子供たちへの支援、恩人の闘病をきっかけにガン治療を行う病院への支援など慈善事業に積極的に取り組むナイスガイだ。そういった優しい性格が今回の少女とのやり取りでもうかがい知れた。 <span class="paragraph-title">【動画】選手冥利に尽きる少女のリアクション</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Memories to last a lifetime <a href="https://t.co/jJAxF4U2AX">pic.twitter.com/jJAxF4U2AX</a></p>&mdash; Tottenham Hotspur (@SpursOfficial) <a href="https://twitter.com/SpursOfficial/status/1758133117179842953?ref_src=twsrc%5Etfw">February 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2024.02.16 06:30 Fri

土壇場被弾でドロー、ポステコグルー監督が悔しさ滲ませる「大きな痛みを伴った」

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督がエバートン戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 3日、プレミアリーグ第23節でトッテナムはアウェイでエバートンと対戦した。 トップ4に食い込んでいきたいトッテナムと降格圏で苦しむエバートンの一戦。試合は開始4分にリシャルリソンのゴールでトッテナムが先制。30分に追いつかれるが、41分にもリシャルリソンがネットを揺らしてリードを奪った。 後半はトッテナムが主導権を握り、ゴールこそ生まれなかった中で勝ち切るかと思われたが、後半アディショナル4分に失点。土壇場で追いつかれ、2-2のドローに終わった。 試合後ポステコグルー監督は勝ち点1を持ち帰ったものの「良い勝ち点だとは決して言えない」とコメント。勝利を目指す中でのドローを悔やんだ。 「我々は試合で勝つことを目指している。あの遅い時間に失点し、勝利できなかったことは残念だ。結局のところ、我々は大きな痛みを伴った」 「ここには、流動的にプレーしようとするのが簡単な場所ではない。ほとんどの部分では問題なく対処できたと思う。前半は少し落ち着きを失っていた。後半、我々はまともにプレーをし、いくつかのチャンスを作り、彼らを倒すにはおそらく3点目が必要だったと思う」 「最後の10分間で全てが相手の思い通りに進むことはわかっていたし、残念ながら最後の1点は対処ができなかった。自分たちでコントロールできるのは自分たちだけのことだけであり、もっと上手くやれる場面は少なからずあった」 <span class="paragraph-title">【動画】トッテナムが最終盤に痛恨の失点…セットプレーに沈む</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="dHWny4d-7rU";var video_start = 418;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.04 12:35 Sun

「勝てなかったのは不運」満身創痍の中でアウェイでユナイテッドに追いつきドローのトッテナム、ポステコグルー監督は「パフォーマンスと努力は一流」と選手を称える

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、マンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 2024年のリーグ初戦となった両チーム。トッテナムはボーンマスに勝利した状態で迎え、ユナイテッドはノッティンガム・フォレストに負けた中で迎えた一戦だった。 互いにFAカップでは勝利を収めて迎えた中、試合は打ち合いに。3分にユナイテッドが先制するも、19分にリシャルリソンのゴールでトッテナムが追いつく。 しかし、40分にも失点。2-1で前半を終えたが、後半開始1分にロドリゴ・ベンタンクールが同点ゴール。そのまま2-2の引き分けに終わった。 上位に踏み留まりたいトッテナムとしては最低限の勝ち点1。ポステコグルー監督はアウェイゲームであったことに加え、ケガ人や体調不良などで選手がいない中でもよく戦ったとし、リードを許しても諦めずに見せたパフォーマンスを称えた。 「選手たちの素晴らしいパフォーマンスに本当に満足している。我々は厳しい一週間を過ごした。そして今日対処しなければいけなかったことに対処できたという事実、簡単に来られる場所ではなかった」 「相手はかなり結果を望んでいると思った。そして我々は早い段階で失点した。ただ、それに対する反応、そして経験したその他の逆境は素晴らしいと感じた。彼らをこれほど誇りに思うことはできない」 「素晴らしい取り組みであり、我々のサッカーは素晴らしかったと思う。試合に勝てなかったのは不運だと思った。それとは関係なく、選手たちのパフォーマンスと努力は一流のものだった」 2024.01.15 13:25 Mon
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移籍履歴
移籍日 移籍元 移籍先 種類
2022年7月1日 エバートン トッテナム 完全移籍
2018年7月24日 ワトフォード エバートン 完全移籍
2017年8月8日 フルミネンセ ワトフォード 完全移籍
2016年1月1日 アメリカ-MG フルミネンセ 完全移籍
2015年5月1日 アメリカ-MG 完全移籍
今季の成績
プレミアリーグ 26 1400’ 10 3 0
合計 26 1400’ 10 3 0
出場試合
プレミアリーグ
第1節 2023年8月13日 vs ブレントフォード 90′ 0
2 - 2
第2節 2023年8月19日 vs マンチェスター・ユナイテッド 70′ 0
2 - 0
第3節 2023年8月26日 vs ボーンマス 59′ 0 54′
0 - 2
第4節 2023年9月2日 vs バーンリー 18′ 0
2 - 5
第5節 2023年9月16日 vs シェフィールド・ユナイテッド 10′ 1 106′
2 - 1
第6節 2023年9月24日 vs アーセナル 12′ 0
2 - 2
第7節 2023年9月30日 vs リバプール 90′ 0
2 - 1
第8節 2023年10月7日 vs ルートン・タウン 45′ 0
0 - 1
第9節 2023年10月23日 vs フルアム 81′ 0
2 - 0
第10節 2023年10月27日 vs クリスタル・パレス 64′ 0
1 - 2
第11節 2023年11月6日 vs チェルシー ベンチ入り
1 - 4
第12節 2023年11月11日 vs ウォルバーハンプトン メンバー外
2 - 1
第13節 2023年11月26日 vs アストン・ビラ メンバー外
1 - 2
第14節 2023年12月3日 vs マンチェスター・シティ 3′ 0
3 - 3
第15節 2023年12月7日 vs ウェストハム 23′ 0
1 - 2
第16節 2023年12月10日 vs ニューカッスル 73′ 2
4 - 1
第17節 2023年12月15日 vs ノッティンガム・フォレスト 72′ 1
0 - 2
第18節 2023年12月23日 vs エバートン 63′ 1
2 - 1
第19節 2023年12月28日 vs ブライトン&ホーヴ・アルビオン 65′ 0 57′
4 - 2
第20節 2023年12月31日 vs ボーンマス 82′ 1
3 - 1
第21節 2024年1月14日 vs マンチェスター・ユナイテッド 90′ 1
2 - 2
第22節 2024年1月31日 vs ブレントフォード 90′ 1
3 - 2
第23節 2024年2月3日 vs エバートン 90′ 2
2 - 2
第24節 2024年2月10日 vs ブライトン&ホーヴ・アルビオン 90′ 0
2 - 1
第25節 2024年2月17日 vs ウォルバーハンプトン 71′ 0
1 - 2
第27節 2024年3月2日 vs クリスタル・パレス メンバー外
3 - 1
第28節 2024年3月10日 vs アストン・ビラ メンバー外
0 - 4
第29節 2024年3月16日 vs フルアム 10′ 0
3 - 0
第30節 2024年3月30日 vs ルートン・タウン 5′ 0
2 - 1
第31節 2024年4月2日 vs ウェストハム 8′ 0
1 - 1
第32節 2024年4月7日 vs ノッティンガム・フォレスト メンバー外
3 - 1
第33節 2024年4月13日 vs ニューカッスル メンバー外
4 - 0
第35節 2024年4月28日 vs アーセナル 26′ 0
2 - 3