【日本代表プレビュー】目指すは優勝のみ!トルシエ率いる難敵相手に、5年前の悔しさ晴らす初戦で違いを見せられるか/vsベトナム代表【アジアカップ2023】
2024.01.14 11:40 Sun
12日に開幕したアジアカップ2023。2022年12月にワールドカップ(W杯)を戦ったカタールの地で、アジア最強を決める戦いがスタートしている。
2019年の全回大会では、今大会の開催国でもあるカタール代表と決勝で対戦した日本代表。しかし、苦戦続きで勝ち上がってきたチームは、決勝でカタールの前に惨敗。タイトルを目前で逃す結果となっていた。
森保一監督にとっては2度目のアジアカップ。あの悔しさを経験した選手は多くはないが、世界からも注目を集める最強・日本代表を示すチャンスがやってきた。
◆5年前の悔しさを晴らすため
2019年大会はグループステージから苦しんだ日本。ロシアW杯を終えてチームを率いた森保監督にとって最初の大会となったが、準優勝という結果に終わっていた。
世界からも注目を集めるチームになった日本だが、目標は当然優勝。W杯優勝を目指すチームにとっては通過点でしかないが、しっかりとそのタイトルを手にすることができなければ、最大の目標はただの夢物語になってしまう。期待の大きさと共に、プレッシャーも少なくないだろう。
その中で初戦の相手はベトナム。2019年大会では準々決勝で対戦し0-1でなんとか勝利。その後のカタールW杯予選でも苦しいまされた相手だ。そのチームを率いるのはフィリップ・トルシエ監督。日韓W杯で日本代表を指揮したことは有名で、大きくチームは変わっているが日本を知る指揮官だ。
加えて、日本は26名を招集している中でケガでコンディションが整っていない選手が多数いる。MF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)やDF冨安健洋(アーセナル)、MF久保建英(レアル・ソシエダ)は別メニューでの調整もしており、MF堂安律(フライブルク)、FW上田綺世(フェイエノールト)など、コンディションが上がりきっていない選手も多い。ベストではないメンバーになっても、チーム力が上がっていることを示せるのか注目だ。
森保監督は試合に向けた会見で「とても良い試合になるだろうが、我々は攻撃的になることと、相手の攻撃にも注意することの間のバランスをとらなければならない」とコメント。警戒をしながらも、日本の良さを出していきたいところだ。
◆かつて指揮した国との初戦
対するベトナムはトルシエ監督にとっての初陣。かつて自身も指揮した国との対戦となるが、鼻息は荒い。
グループの中で日本相手に勝ち点を取れれば、ラウンド16に進める可能性が高まるはず。初戦から思い切りぶつかっていくことになるだろう。
トルシエ監督は前日会見で日本戦へ意気込み。カタールの地で日本代表がドイツ代表とスペイン代表を破ったW杯での戦いを参考にするとした。
「受け身でいること、彼らを妨害すること、破壊すること、彼らの間のラインを分断ことが重要であり、我々が攻撃的になれることを彼らに知らせ、彼らがドイツに大きな問題を起こしたように、誰でもそのことができることを知らせることが重要となる」
「(スペインが負けたのは)日本の方が優れていたからではない。日本がスペインを破壊したからだ。今回我々がこの立場にいることは明白だ」
守備を固め、カウンターで隙をついて仕留めるという形で日本を崩したいと考えるトルシエ監督。今大会はグループ2位までが自動でラウンド16に、3位でも上位4カ国に入れば勝ち上がれるだけに、大量失点は避けたいところだ。
ボール保持にこだわらず、隙を突いて日本を仕留めたいベトナム。よく研究した相手に対してどんなパフォーマンスを見せるのか。日本としては早い時間帯で先にゴールを奪っていかなければ、苦しむ可能性も十分ありそうだ。
2019年の全回大会では、今大会の開催国でもあるカタール代表と決勝で対戦した日本代表。しかし、苦戦続きで勝ち上がってきたチームは、決勝でカタールの前に惨敗。タイトルを目前で逃す結果となっていた。
◆5年前の悔しさを晴らすため
©️超ワールドサッカー
2019年大会はグループステージから苦しんだ日本。ロシアW杯を終えてチームを率いた森保監督にとって最初の大会となったが、準優勝という結果に終わっていた。
当時の大会を知る選手で今回も招集されているのはたったの6名。20名が初めてアジアカップという舞台に立ち、日本代表としての公式戦が初めてという選手も少なくない。ただ、この5年で日本代表も激変。カタールW杯で世界を驚かせ、その後は2023年6月から9連勝中と勢いにも乗っている。
世界からも注目を集めるチームになった日本だが、目標は当然優勝。W杯優勝を目指すチームにとっては通過点でしかないが、しっかりとそのタイトルを手にすることができなければ、最大の目標はただの夢物語になってしまう。期待の大きさと共に、プレッシャーも少なくないだろう。
その中で初戦の相手はベトナム。2019年大会では準々決勝で対戦し0-1でなんとか勝利。その後のカタールW杯予選でも苦しいまされた相手だ。そのチームを率いるのはフィリップ・トルシエ監督。日韓W杯で日本代表を指揮したことは有名で、大きくチームは変わっているが日本を知る指揮官だ。
加えて、日本は26名を招集している中でケガでコンディションが整っていない選手が多数いる。MF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)やDF冨安健洋(アーセナル)、MF久保建英(レアル・ソシエダ)は別メニューでの調整もしており、MF堂安律(フライブルク)、FW上田綺世(フェイエノールト)など、コンディションが上がりきっていない選手も多い。ベストではないメンバーになっても、チーム力が上がっていることを示せるのか注目だ。
森保監督は試合に向けた会見で「とても良い試合になるだろうが、我々は攻撃的になることと、相手の攻撃にも注意することの間のバランスをとらなければならない」とコメント。警戒をしながらも、日本の良さを出していきたいところだ。
◆かつて指揮した国との初戦
Getty Images
対するベトナムはトルシエ監督にとっての初陣。かつて自身も指揮した国との対戦となるが、鼻息は荒い。
グループの中で日本相手に勝ち点を取れれば、ラウンド16に進める可能性が高まるはず。初戦から思い切りぶつかっていくことになるだろう。
トルシエ監督は前日会見で日本戦へ意気込み。カタールの地で日本代表がドイツ代表とスペイン代表を破ったW杯での戦いを参考にするとした。
「受け身でいること、彼らを妨害すること、破壊すること、彼らの間のラインを分断ことが重要であり、我々が攻撃的になれることを彼らに知らせ、彼らがドイツに大きな問題を起こしたように、誰でもそのことができることを知らせることが重要となる」
「(スペインが負けたのは)日本の方が優れていたからではない。日本がスペインを破壊したからだ。今回我々がこの立場にいることは明白だ」
守備を固め、カウンターで隙をついて仕留めるという形で日本を崩したいと考えるトルシエ監督。今大会はグループ2位までが自動でラウンド16に、3位でも上位4カ国に入れば勝ち上がれるだけに、大量失点は避けたいところだ。
ボール保持にこだわらず、隙を突いて日本を仕留めたいベトナム。よく研究した相手に対してどんなパフォーマンスを見せるのか。日本としては早い時間帯で先にゴールを奪っていかなければ、苦しむ可能性も十分ありそうだ。
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