シティとのダービーで逆転勝利のユナイテッド、テン・ハグ監督は「正しい結果を得るために苦しみ、犠牲になる必要がある」

2023.01.15 10:33 Sun
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が、マンチェスター・シティ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
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14日、プレミアリーグ第20節でユナイテッドはシティをオールド・トラッフォードに迎え、“マンチェスター・ダービー”を戦った。
両者の勝ち点差は「4」。2位につけるシティと3位のユナイテッドのダービー。首位のアーセナルを追いかけるためにはどちらも負けられない一戦となった。

そんな中前半からペースを握ったのはユナイテッド。それでもシティも対応し、緊張感が漂う拮抗した展開となる。ユナイテッド優勢のまま後半を迎えたが、シティが先制。途中出場のジャック・グリーリッシュがヘディングでゴールを決めた。

シティに盛り返されて失点までしたユナイテッド。すると選手交代とポジションを変えたことで流れをもう一度掴むと、78分にブルーノ・フェルナンデス、82分にマーカス・ラッシュフォードがゴールを決めて逆転に成功。その後はシティの攻撃を防ぎ切り、2-1で逆転勝利を収め、勝ち点差「1」にまで迫った。
試合後、テン・ハグ監督は選手たちのパフォーマンスを称賛。前半のパフォーマンスを評価し、先発したアントニー・マルシャルを下げたことで戦い方を変えたものの、後半の立ち上がりは上手くいかなかったと振り返った。

「前半は非常に良いプレーをした。守備も良く、先が見えていた。我々は素早く崩し、崩すチャンスも作っていた。だから、ハーフタイムの時点ではとても満足していた」

「1-0になるはずだったが、そうではなかった。ハーフタイムの後、アントニー・マルシャルに不満があったので、彼を交代させる必要があった。それが試合を変化させ、我々は主体的ではなかった。変わりたいと思う直前に彼らがゴールを決めた」

「我々はマルシャルを下げなければならず、アントニーをストライカーとしてプレーさせた。彼は明らかに右サイドの方が優れていたので、あまり上手くいかなかった。前半ブルーノは右サイド、左足度、中でも外でも素晴らしかった」

「ストライカーのポジションでは、ゴールが来る前に変えたいと思い、アントニーを右サイドに持っていきたかった」

また、リーグ戦でも4戦連続ゴール、決勝点のラッシュフォードについても言及。チームとして我慢して耐えながらもやり続けることが結果に繋がると語った。

「彼のパフォーマンスにはもちろん満足している。もう一度信じるし、彼は前進し続け、常に自分の瞬間を掴むだろう」

「前半はGKとの一対一や、本当に良いシチュエーションが1度あったが、得点できずにガッカリして戻ってきた。でも、彼はゴールを決めた」

「選手たちは回復することが必要で、試合中に蹴られたりすることは明らかに起きていることだ。痛みがあってもやり続けなければならず、正しい結果、正しいパフォーマンスを出すためにやる必要がある」

「戦い、それに対処することで、たとえ苦しいことが続いても試合に貢献しなければいけない。それは必要だ。今日、彼は報われたし、チームも報われた。一流のフットボールでは、正しい結果を得るために苦しみ、犠牲になる必要がある」



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