アンチェロッティはリーグ再開へ自信 「チームは順調に進んでおり、よく訓練されている」

2022.12.29 23:05 Thu
Getty Images
レアル・マドリーを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、リーグ戦再開に向けて意気込みを語った。

昨シーズンにラ・リーガとチャンピオンズリーグ(CL)のシーズン2冠を達成したマドリー。今シーズンはCLで順当にグループステージ突破を決めた一方、ラ・リーガでは中断前の取りこぼしによって首位のバルセロナと2ポイント差の2位に位置している。
カタール・ワールドカップ終了に伴い、30日に敵地で行われるバジャドリー戦でシーズンを再開するエル・ブランコの指揮官は、公式会見の場で今後の展望を語った。クラブ公式サイトが会見コメントを伝えている。

「我々は良い状態にあり、活動に戻ることを楽しみにしている。 チームは順調に進んでおり、よく訓練されている。ベンゼマが戻ってきた。これは我々にとって非常に重要だ。今日戻ってきたプレーヤーたちは、個別にトレーニングを行っており、起用可能だが、ここまでトレーニングを積んできた者を優先する。ただ、マリアーノは前回の親善試合で足首を捻挫したため出場できない」

「これから何が起こるかを評価するのは非常に難しい。2月にはスーペル・コパ、クラブ・ワールドカップがあり、カレンダーは我々に多くのことを要求する。3月まではたくさんの試合がある」
「我々にできることは、各プレーヤーを個別に評価することだ。一部のプレーヤーはあまり休むことができなかった。12月18日までプレーし、回復する必要がある。最近は各自の状態を観察している。我々は今後3日ごとにプレーし、休日はほぼないが、全員が休まなければならない」

また、W杯開幕直前に負ったケガによってW杯出場を逃したフランス代表FWカリム・ベンゼマだが、現在は完全とは言い難いものの、十分にプレー可能な状態にあるという。

「彼は12月10日に戻ってきた。彼が戻ってきたとき、それほど状態は悪くなく、チームでトレーニングを始めた。最初の親善試合で30分、2試合目の親善試合で45分間プレーした。彼自体は気分が良く、戻るのを楽しみにしている。最近のトレーニングで彼が見せてくれているものを見れば、自分のクオリティを示してくれるはずだ」

「フランス代表の決定について話すのは私ではない。彼らは当時カリムを評価したが、彼らにとってはワールドカップ出場にふさわしくなかったようだ。一方、我々にとっては非常に意欲的で準備ができているプレーヤーが戻ってきた。彼がシーズン後半にうまくやってくれると確信している」

後半戦に向けては、14試合で14失点と昨季に比べて安定感を欠く守備面の改善が急務。イタリア人指揮官は現在の得点ペースを維持しつつ、守備面の修正を意識している。

「クリーンシートを維持できないのはクルトワだけの問題ではなく、守備面を修正しなければならない。我々は多くのゴールを決めているが、昨年よりも守備が悪くなってしまった。シーズン後半は、より良い守備をしなければならない」

まもなく開幕を迎える今冬の移籍市場に関しては、前述の過密日程にも関わらず、現時点で補強に動く必要性はないと考えている。

「我々はかなり良いスカッドを持っている。チームは非常に強く、これ以上のプレーヤーは必要ない。一方で、まだ誰かが去るかどうかも分からない。おそらく、数人のプレーヤーはより多くの出場時間を得ることができるチームを探すだろう。2022年は素晴らしい年であり、2023年が記憶に残る年になることを願っている」

最後に、先日に2024年の加入が内定したパウメイラスのU-20ブラジル代表FWエンドリックに関しては、「去年彼に会い、少し話をした。彼が2024年に加入することを嬉しく思う。素晴らしいプレーヤーであり、素晴らしい才能を持っている。我々は彼が来ることに興奮しているよ」と、大きな期待を寄せている。

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レアル・マドリーが“2025年夏”の目玉補強としてロドリに照準?

レアル・マドリーが「2025年夏」の目玉補強として、マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリ(28)に照準か。 名実ともに世界最高峰の司令塔・ロドリ。シティでプレミアリーグ4連覇、チャンピオンズリーグ(CL)優勝などを経て、今夏はスペイン代表の核としてユーロ2024を制覇した。 そんなロドリはマドリード生まれにして、少年時代と若手のころにアトレティコ・マドリーでプレーしたが、来年の今ごろはエル・ブランコの一員となっている可能性もあるのか。 スペインのサッカージャーナリスト、ダンカン・キャッスルズ氏は自身のポッドキャスト番組で「マドリーがロドリをターゲットに」と紹介。今すぐにでも欲しい人材だそうだが、非現実的ゆえに時間をかけた準備だという。 まだ話半分で聞いてもよさそうな「2025年夏」に向けたトークテーマ。 そのひとつに過ぎないロドリの移籍噂だが、マドリーのスカッドに目を向けると、年々自国スペインの選手が減っていく現実が。 第二次カルロ・アンチェロッティ政権で“本物の強さ”を取り戻し、各国から獲得する若手が軒並み伸びていく一方、主力〜準主力の自国民は数えるほど。逞しく存在をアピールするFWブラヒム・ディアスもモロッコ代表を選択した。 2025年夏には29歳となっているロドリだが、マドリー行きは現実味があるものなのか。シティとの契約は2027年6月までとなっている。 <span class="paragraph-title">【動画】時折飛び出す、インパクト絶大のロドリ砲</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Late drama at Bramall Lane! <br><br>Highlights <a href="https://t.co/YQwW1dKqgY">pic.twitter.com/YQwW1dKqgY</a></p>&mdash; Manchester City (@ManCity) <a href="https://twitter.com/ManCity/status/1695904017438961917?ref_src=twsrc%5Etfw">August 27, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.29 21:00 Thu
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アンチェロッティがマドリーのチーム状況を語る「…がリーダーになりつつある」

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、ラ・リーガ第3節のラス・パルマス戦へ向けた前日会見に臨んだ。スペイン『Relevo』が伝えている。 開幕戦でマジョルカとドローも、続く2節のレアル・バジャドリー撃破でギアが入ったと思われるマドリー。フェデリコ・バルベルデのさすがとしか言いようがない一発、18歳エンドリッキのデビュー弾などが飛び出した。 アンチェロッティ監督いわく、ここに来てDFダビド・アラバがランニングを再開したそうで、加入から2戦ノーゴールのFWキリアン・ムバッペについては「日に日に良くなっている。私が様子を見ているのだ」と今後へ自信。 前線3枚のスターターでゴールを決めているのはロドリゴだけ、という状況も「ゴールの問題はここでは起こらない。そんなことが過去にあったか? ヴィニシウスもムバッペも次でゴールを決めると誓っているさ」とした。 時代の変遷という点では、トニ・クロースの現役引退がもたらす影響を誰もが心配したところ。昨夏カリム・ベンゼマが退団した時と同じ“大きな穴”だが、やはりこのイタリア人指揮官に「焦り」など存在しない。 「チームと構造は毎年変わる。あわせて“挑戦”の定義も微妙に変化する。いたって普通のことだろう? 昨年私が必要としたのは『時間』で、今年は『コスト』かな(笑)」 「クロースのような選手はそうそう現れない。オーレリアン・チュアメニが我々にとってベースの存在となり、重要な特徴の持ち主だ。彼に『クロースの代わりをやれ』だなんて私は言わない。それぞれの特徴をチームに適応させる」 その一方、「バルベルデには年間30ゴールを要求した」と冗談を放ち、「彼はロッカールームのリーダーになりつつあるよ」と称賛。 マドリーは今季良いスタートを切ったようだ。 2024.08.28 20:45 Wed
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CLリーグフェーズの組み合わせが決定!王者マドリーはドルトムント、リバプール、ミラン、アタランタらと激突

チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズの組み合わせ抽選会が8月30日、モナコ(フランス)で行われた。 今シーズンからレギュレーションが変更となり、36チームが参加し、グループステージが排除。リーグフェーズが行われ、ホームとアウェイで4試合ずつ、8チームとの対戦を行う。なお、リーグフェーズでは同国対決は行われない。 36チームは全チームが同じ順位表で争い、上位8チームがラウンド16に進出。9位から24位までがプレーオフを戦い、勝者がラウンド16に進むこととなる。今回決定した組み合わせは以下の通り。 ◆ポッド1 ●レアル・マドリー 【ホーム】 ドルトムント(ドイツ) ミラン(イタリア) ザルツブルク(オーストリア) シュツットガルト(ドイツ) 【アウェイ】 リバプール(イングランド) アタランタ(EL王者/イタリア) リール(フランス) ブレスト(フランス) ●マンチェスター・シティ 【ホーム】 インテル(イタリア) クラブ・ブルージュ(ベルギー) フェイエノールト(オランダ) スパルタ・プラハ(チェコ) 【アウェイ】 パリ・サンジェルマン(フランス) ユベントス(イタリア) スポルティングCP(ポルトガル) スロバン・ブラチスラヴァ(スロバキア) ●バイエルン 【ホーム】 パリ・サンジェルマン(フランス) ベンフィカ(ポルトガル) ディナモ・ザグレブ(クロアチア) スロバン・ブラチスラヴァ(スロバキア) 【アウェイ】 バルセロナ(スペイン) シャフタール・ドネツク(ウクライナ) フェイエノールト(オランダ) アストン・ビラ(イングランド) ●パリ・サンジェルマン 【ホーム】 マンチェスター・シティ(イングランド) アトレティコ・マドリー(スペイン) PSV(オランダ) ジローナ(スペイン) 【アウェイ】 バイエルン(ドイツ) アーセナル(イングランド) ザルツブルク(オーストリア) シュツットガルト(ドイツ) ●リバプール 【ホーム】 レアル・マドリー(CL王者/スペイン) レバークーゼン(ドイツ) リール(フランス) ボローニャ(イタリア) 【アウェイ】 RBライプツィヒ(ドイツ) ミラン(イタリア) PSV(オランダ) ジローナ(スペイン) ●インテル 【ホーム】 RBライプツィヒ(ドイツ) アーセナル(イングランド) ツルヴェナ・ズヴェズダ(セルビア) 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