「中盤補強の必要性を見落とした」「何人かの選手を諦める必要がある」不振リバプールに厳しい声
2022.11.01 16:26 Tue
かつてチェルシーに所属した元アイルランド代表FWのトニー・カスカリーノ氏が、リバプールやユルゲン・クロップ監督のマネジメントを批判した。
クラブの夏の補強戦略やクロップ監督の采配、選手の低パフォーマンスに多くの批判が浴びせられる中、カスカリーノ氏もイギリス『タイムズ』のインタビューでクラブのマネジメントに苦言を呈しており、戦力の見極めが甘かったと指摘した。
「ユルゲン・クロップは少なくとも、現在の状況では何人かの選手を諦める必要があるだろう。ハーヴェイ・エリオットは本当にエキサイティングな選手だとは思うが、まだ19歳でリバプールのスタメンに求められるレベルには達していない。そしてジョー・ゴメスはマンチェスター・シティ戦では傑出していたが、それ以外の試合の出来はひどいものだった」
「もちろん、クロップもアンフィールドで多くの信用を得ているが、だからといって現状への非難を免れることはできないだろう。攻撃面では世界最高のサイドバックであるトレント(・アレクサンダー=アーノルド)を下げて、ジェームズ・ミルナーを投入したリーズ戦の采配は不可解だった。そしてクラブのリクルート面は何の役にも立っていない」
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プレミアリーグ開幕から思うような成績を残せず、不振に喘ぐリバプール。第13節では最下位のノッティング・フォレスト相手に不覚を取り、続く14節でも18位のリーズ・ユナイテッドにアンフィールドで敗戦。不甲斐ない戦いを続けるチームは、首位アーセナルと15ポイント差の9位まで順位を落としている。「ユルゲン・クロップは少なくとも、現在の状況では何人かの選手を諦める必要があるだろう。ハーヴェイ・エリオットは本当にエキサイティングな選手だとは思うが、まだ19歳でリバプールのスタメンに求められるレベルには達していない。そしてジョー・ゴメスはマンチェスター・シティ戦では傑出していたが、それ以外の試合の出来はひどいものだった」
「もちろん、クロップもアンフィールドで多くの信用を得ているが、だからといって現状への非難を免れることはできないだろう。攻撃面では世界最高のサイドバックであるトレント(・アレクサンダー=アーノルド)を下げて、ジェームズ・ミルナーを投入したリーズ戦の采配は不可解だった。そしてクラブのリクルート面は何の役にも立っていない」
「クラブはサディオ・マネを失った影響を気にするあまり、中盤を補強する必要性を見落としていたようだ。彼らが夏に契約した中盤は、ここまでファーストチームで13分間プレーしたアルトゥール(・メロ)だけだったからね」
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