グループ本命バイエルンがサネ躍動で白星発進…ホームで完敗インテルは公式戦連敗に…《CL》
2022.09.08 06:01 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)のグループC開幕節、インテルvsバイエルンが7日にジュゼッペ・メアッツァで行われ、アウェイのバイエルンが0-2で勝利した。
昨季ベスト16のインテルは、開幕したセリエA5試合ですでに2敗を喫するなど、難しい序盤戦に。直近ではミラノとのダービーに2-3で敗れた。そのダービー敗戦からのバウンスバックを図るインザーギのチームは先発5人を変更。GKオナナが新天地デビューを飾り、デ・フライ、ダルミアン、バレッラ、コレアに代わってダンブロージオ、ゴセンス、ムヒタリアン、ジェコが起用された。
一方、今グループステージで首位通過の本命となるバイエルンだが、ブンデスリーガでは直近2試合連続ドローと足踏みが続く。3試合ぶりの白星を目指すアウェイゲームでは、ウニオン・ベルリン戦から先発2人を変更。ウパメカノ、ミュージアラに代えてリュカ、ミュラーを起用した。
注目の強豪対決は戦前の予想通り、地力で勝るアウェイチームが立ち上がりから主導権を握る。インテルを押し込んで早い時間帯からフィニッシュのシーンを作り出すと、8分にはサネの左からのクロスをゴール前のミュラーが右足ワンタッチで合わすが、これはGKオナナの守備範囲。
その後は再びバイエルンが攻勢を強めると、23分にはボックス中央でマネの丁寧な落としに反応したミュラーが左足のダイレクトシュートを狙うが、これもGKオナナの好守に遭う。
だが、直後の25分にはキミッヒからのロングフィードに反応したサネが完璧に相手ディフェンスラインの背後を取ると、太ももと胸を使った巧みなボールタッチで足元にボールを収め、飛び出したオナナを右への持ち出しで冷静にかわして無人のゴールへ右足のシュートを流し込んだ。
良い時間帯に先制に成功したアウェイチームは、前に出てきたインテルの攻撃を危なげなく撥ね返しながら、遅攻と速攻を織り交ぜた攻撃から追加点を目指す。その流れでアルフォンソ・デイビスやサネらが良い形でフィニッシュに絡むが、2点目を奪うまでには至らなかった。
互いに選手交代なしで迎えた後半、ビハインドを追うインテルはジェコがいきなり枠内シュートを放つなど、勢いを持って試合に入る。だが、時間の経過とともにバイエルンが押し返していく。
ホームチームを完全に押し込んだアウェイチームは、幾度かの決定機を経た66分に待望の追加点を奪う。ボックス手前右でボールを持ったサネが中央のコマンと2度のダイレクトパスの交換でゴール右に抜け出して右足のシュート。GKオナナが触ったボールがゴール前のダンブロージオにディフレクトする形でゴールネットに吸い込まれた。
記録上はオウンゴールもコマンとサネの鮮やかなコンビプレーでリードを広げたバイエルンは、直後にもコマンのお膳立てからマネに決定機も、ここはGKオナナが意地のセーブで試合を決める3点目は与えない。
とはいえ敗色濃厚のインテルは70分過ぎに4枚替えを敢行。ジェコに代えてコレアを投入したほか、疲労を考慮かバストーニ、シュクリニアル、ダンフリースの主力を下げて控え選手をピッチに送り込む。
一方、相手の交代を白旗宣言と受け取ったか、バイエルンもコマンやデ・リフト、リュカ、サネらをベンチに下げてウパメカノ、ニャブリ、スタニッチ、ミュージアラをピッチへ送り込んで試合をクローズにかかった。
その後、試合終盤にはバイエルン守備のミスからコレアに一矢報いるチャンスが訪れたものの、ボックス内での絶好機でシュートを枠外に外してしまい万事休す。
サネの躍動に加えて、スコア以上のチーム力の差を見せつけたバイエルンが、敵地でインテルを粉砕。難しいグループステージ初戦を快勝で飾った。一方、敗れたインテルは今季初の公式戦連敗となった。
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今季のグループステージ再激戦区となったグループCの行方を大きく左右する強豪同士の開幕戦。一方、今グループステージで首位通過の本命となるバイエルンだが、ブンデスリーガでは直近2試合連続ドローと足踏みが続く。3試合ぶりの白星を目指すアウェイゲームでは、ウニオン・ベルリン戦から先発2人を変更。ウパメカノ、ミュージアラに代えてリュカ、ミュラーを起用した。
注目の強豪対決は戦前の予想通り、地力で勝るアウェイチームが立ち上がりから主導権を握る。インテルを押し込んで早い時間帯からフィニッシュのシーンを作り出すと、8分にはサネの左からのクロスをゴール前のミュラーが右足ワンタッチで合わすが、これはGKオナナの守備範囲。
一方、ボールは握られながらも堅固な守備ブロックで相手の攻撃を撥ね返しつつ、ジェコのキープ力を生かしたカウンターでワンチャンスを狙うインテル。17分には3バックの一角を担うダンブロージオが機を見た攻撃参加から最初の枠内シュートを放つ。
その後は再びバイエルンが攻勢を強めると、23分にはボックス中央でマネの丁寧な落としに反応したミュラーが左足のダイレクトシュートを狙うが、これもGKオナナの好守に遭う。
だが、直後の25分にはキミッヒからのロングフィードに反応したサネが完璧に相手ディフェンスラインの背後を取ると、太ももと胸を使った巧みなボールタッチで足元にボールを収め、飛び出したオナナを右への持ち出しで冷静にかわして無人のゴールへ右足のシュートを流し込んだ。
良い時間帯に先制に成功したアウェイチームは、前に出てきたインテルの攻撃を危なげなく撥ね返しながら、遅攻と速攻を織り交ぜた攻撃から追加点を目指す。その流れでアルフォンソ・デイビスやサネらが良い形でフィニッシュに絡むが、2点目を奪うまでには至らなかった。
互いに選手交代なしで迎えた後半、ビハインドを追うインテルはジェコがいきなり枠内シュートを放つなど、勢いを持って試合に入る。だが、時間の経過とともにバイエルンが押し返していく。
ホームチームを完全に押し込んだアウェイチームは、幾度かの決定機を経た66分に待望の追加点を奪う。ボックス手前右でボールを持ったサネが中央のコマンと2度のダイレクトパスの交換でゴール右に抜け出して右足のシュート。GKオナナが触ったボールがゴール前のダンブロージオにディフレクトする形でゴールネットに吸い込まれた。
記録上はオウンゴールもコマンとサネの鮮やかなコンビプレーでリードを広げたバイエルンは、直後にもコマンのお膳立てからマネに決定機も、ここはGKオナナが意地のセーブで試合を決める3点目は与えない。
とはいえ敗色濃厚のインテルは70分過ぎに4枚替えを敢行。ジェコに代えてコレアを投入したほか、疲労を考慮かバストーニ、シュクリニアル、ダンフリースの主力を下げて控え選手をピッチに送り込む。
一方、相手の交代を白旗宣言と受け取ったか、バイエルンもコマンやデ・リフト、リュカ、サネらをベンチに下げてウパメカノ、ニャブリ、スタニッチ、ミュージアラをピッチへ送り込んで試合をクローズにかかった。
その後、試合終盤にはバイエルン守備のミスからコレアに一矢報いるチャンスが訪れたものの、ボックス内での絶好機でシュートを枠外に外してしまい万事休す。
サネの躍動に加えて、スコア以上のチーム力の差を見せつけたバイエルンが、敵地でインテルを粉砕。難しいグループステージ初戦を快勝で飾った。一方、敗れたインテルは今季初の公式戦連敗となった。
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