ユベントス、中国市場を見据えキックオフ時間前倒しをリーグに要求
2019.08.22 11:45 Thu
セリエAを8連覇中のユベントスが、アジア市場を見据えたキックオフ時間の変更を訴えている。イギリス『BBC』が報じた。
今シーズンは、インターナショナル・チャンピオンズカップでもインテルとの試合を中国で開催。多くのファンが駆けつけ、市場としての可能性は秘めている。
ユベントスが戦うセリエAは、24日に新シーズン開幕を控えているが、第2節までの全試合が、北京時間では深夜にキックオフとなる。そんな状況をユベントスのチーフ・レベニュー・オフィサーであるジョルジオ・リッチ氏が語った。
「国内の視聴者と世界の視聴者との適切なバランスを見つける必要がある」
プレミアリーグはいち早くアジア市場に目を向け、日本だけでなく中国や東南アジアでも人気は高い。その中で、ユベントスは中国と東南アジアでのマーケティングを重視し、リーグ側に早い時間帯でのキックオフを求めているとのことだ。
プレミアリーグではすでに、ランチタイムキックオフが定着。最新の試合を例に挙げれば、8月17日(土)に行われた第2節のアーセナルvsバーンリーは現地時間12時30分にキックオフを迎え、日本時間では20時30分(中国時間:19時30分)にキックオフすることとなる。プレミアリーグではほぼ毎節ランチタイムキックオフの試合が設定されており、アジア市場における効果は大きいだろう。
しかし、セリエAは気候の影響もあり、開幕節は現地時間17時キックオフが最も早く、日本では25時キックオフ(中国時間:24時)に。第2節も現地時間17時キックオフが最も早い状況。大半の試合が現地時間19時45分キックオフ(日本時間:27時45分/中国時間:26時45分)に設定されている。
セリエAのスポークスマンは、「セリエAは200の地域で放送されているため、世界のあらゆる場所を考慮に入れる必要がある」とコメント。リーグはバランスを取る必要性があることを認識しているようだ。果たして、ユベントスの訴えが受け入れられることはあるだろうか。
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近年、圧倒的な強さでセリエAを牽引しているユベントス。しかし、2018-19シーズンの収益はプレミアリーグのビッグ6を下回っている状況であり、クラブの成長のために中国市場に重きを置こうと考えている。ユベントスが戦うセリエAは、24日に新シーズン開幕を控えているが、第2節までの全試合が、北京時間では深夜にキックオフとなる。そんな状況をユベントスのチーフ・レベニュー・オフィサーであるジョルジオ・リッチ氏が語った。
「国内の視聴者と世界の視聴者との適切なバランスを見つける必要がある」
「それは放送時間だけでなく、放映権と誰が試合を観ているかでもある。そういった意味で、プレミアリーグとセリエAの違いは大きい」
プレミアリーグはいち早くアジア市場に目を向け、日本だけでなく中国や東南アジアでも人気は高い。その中で、ユベントスは中国と東南アジアでのマーケティングを重視し、リーグ側に早い時間帯でのキックオフを求めているとのことだ。
プレミアリーグではすでに、ランチタイムキックオフが定着。最新の試合を例に挙げれば、8月17日(土)に行われた第2節のアーセナルvsバーンリーは現地時間12時30分にキックオフを迎え、日本時間では20時30分(中国時間:19時30分)にキックオフすることとなる。プレミアリーグではほぼ毎節ランチタイムキックオフの試合が設定されており、アジア市場における効果は大きいだろう。
しかし、セリエAは気候の影響もあり、開幕節は現地時間17時キックオフが最も早く、日本では25時キックオフ(中国時間:24時)に。第2節も現地時間17時キックオフが最も早い状況。大半の試合が現地時間19時45分キックオフ(日本時間:27時45分/中国時間:26時45分)に設定されている。
セリエAのスポークスマンは、「セリエAは200の地域で放送されているため、世界のあらゆる場所を考慮に入れる必要がある」とコメント。リーグはバランスを取る必要性があることを認識しているようだ。果たして、ユベントスの訴えが受け入れられることはあるだろうか。
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