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ウィジョ初3発のG大阪、磐田連破で5年連続ベスト8《YBCルヴァンカップ》2018.06.09 17:58 Sat

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▽9日にヤマハスタジアムで行われたJリーグYBCルヴァンカップ プレーオフステージ第2戦のジュビロ磐田vsガンバ大阪は、アウェイのG大阪が3-2で勝利した。

▽先のパナソニック スタジアム 吹田で行われた第1戦は、ファン・ウィジョが長沢との華麗なコンビネーションプレーでゴールを陥れ、G大阪が先制。その後、アウェイゴールを目指して攻勢を強めた磐田だったが、ホームのG大阪が逃げ切り、1-0で先勝した。

▽2点差以上での勝利が絶対条件の磐田は、ミッドウィークに行われた天皇杯を欠場した中村俊輔ら主力が先発に復帰。一方、優位な状況でアウェイ戦に挑むG大阪は、関西学院大学にジャイアントキリングを許した天皇杯と同じ11名をスターティングメンバーに起用した。

▽試合は、勝利必須の磐田が前がかりな入りを見せる。その中で、7分にG大阪がカウンター。相手最終ライン背後を突く味方の縦パスに長沢が反応する。ボックス中央に侵攻するが、後方から小川大貴が決死のカバーリング。ゴールに向かったボールはGKカミンスキーに阻まれる。

▽立ち上がりから積極性が際立つ磐田は15分、小川大貴がバイタルエリア左の田口にパス。ボックス左で田口からボールを受けた松浦が厳しい角度から左足シュートを放つ。これがGK林と左ポストの間を貫き、ホームの声援を受ける磐田がトータルスコアでイーブンに戻した。

▽早々にアドバンテージを失ったG大阪だが、26分にロングカウンター。自陣右サイドから縦にボールを持ち上がったマテウスが追い越した倉田にパスを出す。バイタルエリア左で並走したファン・ウィジョが倉田からのラストパスを冷静に右足で沈め、2戦合計で再び優位に立つ。

▽磐田の反撃を受けつつ、ボールを握れば追加点を目指したG大阪。その中で迎えた42分、左CKの流れからキッカーを務めた遠藤が再びボールを受けて中央に右足でクロスを送る。これがゴール右に吸い込まれるが、ファビオがオフサイドの判定を取られ、幻のゴールとなる。

▽2戦合計スコアで再び優位な状況のG大阪は、ハーフタイム明けに長沢を下げて高江をピッチへ。すると、高い位置でボールを奪取した50分にその高江がシュートを放つ。こぼれ球を拾った遠藤のシュートが相手GKのファンブルを誘い、ルーズボールをゴール前のファン・ウィジョが右足で叩き込む。G大阪が2つの目のアウェイゴールを手にする。

▽逆転突破にあと3点が必要な状況に追い込まれた磐田。ハーフタイム明けの荒木に続き中野を投入するが、攻め手を欠き続ける。そうした中、G大阪は66分、再びロングカウンターに持ち込み、高江の繋ぎからファン・ウィジョがハットトリックとなる一発。勝負を決した。

▽その後、最後の交代枠で松本を入れた磐田に川又のゴールで1点を返されたG大阪だが、これ以上の反撃を許さず、先のホームに続きアウェイでも勝利。7年ぶりの8強入りを目指す磐田を退け、5年連続の準々決勝進出を果たしている。

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