大迫先発のケルンが敵地で6発惨敗…逆転での残留がさらに遠のく《ブンデスリーガ》

2018.04.01 01:53 Sun
Getty Images
▽日本代表FW大迫勇也の所属するケルンは3月31日、ブンデスリーガ第28節でホッフェンハイムと対戦し、0-6で大敗した。大迫は57分までプレーした。
PR
▽前節のレバークーゼン戦に勝利し最下位を脱出した17位ケルン(勝ち点20)が、リーグ戦4試合負けなしと好調の7位ホッフェンハイム(勝ち点39)のホームに乗り込んだ一戦。ケルンは前節同様に[3-4-2-1]の布陣を採用し、大迫は2シャドーの一角で先発した。
▽試合は立ち上がりからホームチームがゴールに迫る。7分、中盤でパスを受けたグリリッチュがボックス内にロングパスを送ると、ボックス左深くまで上がったウートがダイレクトクロス。このボールにニャブリが飛び込むが、わずかにボールに届かない。

▽ケルンの反撃は18分、リッセの左CKをゴール前に走り込んだヘーガーがフリーで合わせるも、ヘディングシュートはわずかに枠の上に外れた。

▽主導権を握るホッフェンハイムは22分、バイタルエリア中央でボールを受けたニャブリがドリブルで仕掛けると、中央突破からボックス内に持ち込みシュートをゴール左に突き刺した。先制点で勢いづくホームチームは25分にも、クラマリッチの右CKをヒュブナーがヘディングシュートをゴール左隅に流し込んだ。しかし、このゴールはゴール前のニャブリがプレーに関与したとして、オフサイドの判定で取り消された。
▽迎えた後半、早い時間帯に試合を決めたいホッフェンハイムが攻勢をかけると47分、センターサークル内でボールを受けたニャブリがドリブルで中央を突破すると、ペナルティアーク手前からミドルシュートをゴール左隅に突き刺した。

▽良い時間帯に追加点を奪い後半の主導権を握ったホッフェンハイムは、ここからゴールラッシュ。56分、相手バイタルエリアでルップがインターセプトするとこぼれ球を拾ったウートがボックス内まで持ち上がりシュートをゴール左隅に流し込んだ。さらに61分にも、ウートのラストパスからルップがゴールネットを揺らし、4点目を奪った。

▽攻撃の手を緩めないホッフェンハイムは、65分にスルーパスで左サイドをオーバーラップしたN・シュルツの折り返しをゴール前に走り込んだウートが流し込み、5点目。72分には、フォクトのロングパスで左サイドを抜け出したウートがマイナスの折り返しを供給。これを途中出場のツバーが左足で流し込み、ゴールショーを締めくくった。

▽結局、試合はそのまま0-6で終了。後半序盤で集中の切れたケルンは、敵地で惨敗を喫した。

PR
関連ニュース

バイエルンに痛手…先発復帰のコマンが内転筋のケガで再離脱

バイエルンは13日、フランス代表FWキングスレー・コマンが数週間の離脱になることを発表した。 コマンは同日に行われたブンデスリーガ第29節のケルン戦に先発出場。しかし、後半立ち上がりの50分に相手ボックス内のプレー中に負傷。プレー続行不可能となり、そのままMFジャマル・ムシアラとの交代を余儀なくされた。 クラブの発表によれば、右内転筋を負傷したコマンは数週間の離脱となり、17日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのアーセナル戦の欠場が確実となった。 今季のコマンは度重なるケガに見舞われ、ここまでブンデスリーガ17試合の出場にとどまっていた。 2024.04.14 07:00 Sun

CLアーセナル戦狭間のバイエルン、降格圏のケルンに苦戦も勝利【ブンデスリーガ】

バイエルンは13日、ブンデスリーガ第29節でケルンをホームに迎え、2-0で勝利した。 前節ハイデンハイムに不覚を取って逆転負けを喫し2連敗となった2位バイエルン(勝ち点60)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ではアーセナル相手に敵地で2-2のドロー。そのアーセナル戦のスタメンから6選手を変更。ノイアーが休養となり、ムシアラやゴレツカ、ライマーらがベンチスタートとなった。 17位ケルン(勝ち点22)に対し、最前線にケイン、2列目に右からコマン、ミュラー、テルと並べる[4-2-3-1]で臨んだバイエルンは序盤、ゴールに迫られる。9分、ボックス右に抜け出されたアリドゥに決定的なシュートを許した。 さらに20分、ゴール至近距離からアダムヤンのダイビングヘッドが枠を捉えたが、GKウルライヒがファインセーブで凌ぐと、30分に好機。ケインのパスをボックス内で受けたラファエル・ゲレイロがシュート。しかしシュヴェーベのファインセーブに阻まれた。 さらに34分、ケインのシュートがポストに直撃したバイエルンは、41分にもケインのヘディングシュートでゴールに迫ったが、ここもGKシュヴェーベのファインセーブに阻まれた。 さらに43分、テルのシュートが右ポストに直撃したバイエルンはゴールを奪いきれず、0-0で前半を終えた。 迎えた後半、早々にコマンが足を負傷するアクシデントに見舞われたバイエルンはムシアラを投入。53分にはテルのコントロールシュートでゴールに迫ったが、ここもGKシュヴェーベのセーブに阻まれた。 それでも65分、ついに均衡を破る。ショートコーナーの流れからボックス手前右のラファエル・ゲレイロがミドルシュートを流し込んだ。 その後はケルンの反撃を許さずにいたバイエルンだったが、終盤の89分にピンチ。ウパメカノのミスパスからティゲスに枠内シュートを打たれたが、GKウルライヒが凌いだ。 そして追加タイム3分、ミュラーがダメ押しゴールを挙げて勝負あり。苦しみながらも勝利し、アーセナル戦に弾みを付けている。 2024.04.14 00:31 Sun

J1広島、ブンデス1部ケルンとの育成業務提携を延長 2027年6月30日まで

サンフレッチェ広島は10日、ブンデスリーガ1部に属するケルンとの育成業務提携を延長することを発表した。 両チームは2021年9月1日に育成業務提携を結び、ジュニア世代からトップチームの選手育成・強化を目的とした選手・指導者の人的交流を行いながら、相互のチーム発展に寄与していくとしていた。 既存の提携期間は2024年8月31日までとなっていたが、3年間延長し、2024年7月1日から2027年6月30日まで、手を取ることとなった。 ケルンはブンデスリーガの初代王者で、リーグ戦を3度、カップ戦を4度制した名門クラブ。元西ドイツ代表MFピエール・リトバルスキ氏、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキなど、日本にも馴染みのある幾多のスーパースターを輩出しており、選手の育成にも定評がある。2010年冬には広島ユース出身の元日本代表DF槙野智章氏が加入していた。 2024.04.10 23:50 Wed

ケルンに痛手…チーム得点王のFWゼルケが左足首の手術で今季絶望に

ケルンは8日、ドイツ人FWダビー・ゼルケが左足首の手術で今季絶望となったことを発表した。 ゼルケは6日に行われたブンデスリーガ第28節ボーフム戦に先発出場したが、66分に中盤でこぼれ球を追おうとした場面でスプリントした際に左足を負傷。プレー続行不可能となり、MFデニス・フセインバシッチとの交代を余儀なくされた。 クラブの発表によれば、8日にMRI検査を受けたゼルケは左足首の骨折と診断されたとのこと。なお、メディカルチームはすでに負傷箇所を完治させるために手術の実施を決断しており、これにより今季中の復帰は絶望となった。 今季チーム最多の6ゴールをマークするゼルケの長期離脱は、残留争いの渦中にあるチームにとっては大きな痛手となる。 2024.04.09 00:35 Tue

ケルンDFキリアンが十字じん帯損傷で数カ月の離脱へ

ケルンは29日、ドイツ人DFルカ・キリアンが長期離脱になったことを発表した。 クラブの発表によれば、キリアンは29日に行われたトレーニングでヒザを負傷。その後、メディアパーククリニックで受診したMRI検査の結果、十字じん帯損傷と診断され、数カ月の離脱になるとのことだ。 2021年の夏にマインツからレンタル移籍でケルンに加入したキリアンは、すぐにレギュラーに定着すると、翌年に買い取りオプションを行使し完全移籍。これまでケルンでは公式戦67試合出場していた。 2024.03.30 06:00 Sat
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly