天皇杯決勝再現カードは痛み分け…横浜FM逃げ切り失敗、C大阪は柿谷弾で敗戦回避《J1》
2018.02.25 18:00 Sun
▽明治安田生命J1リーグ第1節のセレッソ大阪vs横浜F・マリノスが25日にヤンマースタジアム長居で行われ、1-1の引き分けに終わった。
▽天皇杯決勝の再現カードとなる一戦。FUJI XEROX SUPER CUPで川崎フロンターレを下し、更にはAFCチャンピオンズリーグでは1勝1分けと快調な出だしを切ったC大阪は、[4-4-2]のフォーメーションを採用した。GKにキム・ジンヒョン、守備には右から松田、マテイ・ヨニッチ、木本、丸橋。山口と福満がボランチを務め、サイドは右に水沼、左に山村が張る。そして、2トップは柿谷と杉本という布陣になった。
▽一方の横浜FMは、新たにアンジェ・ポステコグルー監督を指揮官に据え、新たなスタイル構築を目指す。フォーメーションは[4-3-3]。GK飯倉に、ディフェンスラインは右から松原、中澤、ミロシュ・デゲネク、山中。中盤では喜田をアンカーに、中町と天野がインサイドハーフに。3トップは右に遠藤、左にユン・イルロク、センターにウーゴ・ヴィエイラを起用した。
▽試合は序盤からラインを高く保つ横浜FMが押し込む展開となる。4分、相手陣内でユン・イルロクがボールを奪うと、最後は中町がミドルシュートでGKを強襲。対してC大阪は6分に華麗なパス回しから柿谷がネットを揺らすも、オフサイドを取られゴールは認められず。
▽ヒヤリとする場面だったが、横浜FMは冷静にポゼッションサッカーを展開。サイド攻撃を中心に攻撃を組み立てる。すると17分、右サイドの組み立てから、最後は左サイドの山中がボックス手前からミドルシュートを突き刺し、横浜FMが先制した。
▽一進一退の攻防が続く中、横浜FMは35分にボックス外のゴール正面の位置でFKを獲得。天野が左足で狙ったシュートはクロスバーを直撃しゴールとはならなかった。
▽細かくパスを繋ぐ横浜FMだが、前半アディショナルタイムには中澤の横パスを柿谷に奪われあわやと言う場面に。GK飯倉がタイミングよく距離を詰めたことで事なきを得たが、前半はそういったパスミスが少なくなかった。
▽横浜FMの1点リードで迎えた後半、まずはアウェイチームがチャンスを作る。49分、左サイドを山中が突破。クロスを丁寧に繋ぎ最後は遠藤がシュートを放つも枠の左上へ外れた。その直後にはC大阪にも好機が訪れる。相手のパスを自陣で奪った杉本がドリブルでボックス内へ侵攻。味方のサポートもあったものの、単騎突破を選択。だがシュートは打てなかった。さらに56分には、福満から柿谷、柿谷から杉本と繋いでシュートまで運ぶが、枠を捉えられず。
▽ピンチを脱した横浜FMは62分、右サイドを抜け出した中町のクロスを天野が合わせるが相手に当たってしまう。その後はC大阪にやや流れを渡しかけた横浜FMだが、71分に自陣でボールを奪いカウンターを発動。中町から遠藤に渡り、遠藤はボックス外右からミドルシュート。GKが弾いたところにユン・イルロクが詰めるがDFにクリアされる。
▽さらに74分にも再びカウンターからウーゴ・ヴィエイラが狙うがゴールならず。80分には、遠藤に代わって入ったイッペイ・シノヅカがドリブルシュートで存在感を示す。
▽横浜FMがペースを握り、このまま終わるかに思われた86分、中澤が相手のクロスをクリアミス。ボールを拾った柿谷がゴールに流しこみC大阪が追いついた。
▽その後、両チームとも残りの交代枠を攻撃に費やしたものの、それ以降ゴールは生まれず1-1のドロー。開幕節屈指の好カードは痛み分けに終わった。
▽天皇杯決勝の再現カードとなる一戦。FUJI XEROX SUPER CUPで川崎フロンターレを下し、更にはAFCチャンピオンズリーグでは1勝1分けと快調な出だしを切ったC大阪は、[4-4-2]のフォーメーションを採用した。GKにキム・ジンヒョン、守備には右から松田、マテイ・ヨニッチ、木本、丸橋。山口と福満がボランチを務め、サイドは右に水沼、左に山村が張る。そして、2トップは柿谷と杉本という布陣になった。
▽試合は序盤からラインを高く保つ横浜FMが押し込む展開となる。4分、相手陣内でユン・イルロクがボールを奪うと、最後は中町がミドルシュートでGKを強襲。対してC大阪は6分に華麗なパス回しから柿谷がネットを揺らすも、オフサイドを取られゴールは認められず。
▽ヒヤリとする場面だったが、横浜FMは冷静にポゼッションサッカーを展開。サイド攻撃を中心に攻撃を組み立てる。すると17分、右サイドの組み立てから、最後は左サイドの山中がボックス手前からミドルシュートを突き刺し、横浜FMが先制した。
▽ホームで先制点を奪われたC大阪は21分に、味方のスルーパスに抜け出した山口がシュートを狙うが、GK飯倉が足に当ててゴールを守る。
▽一進一退の攻防が続く中、横浜FMは35分にボックス外のゴール正面の位置でFKを獲得。天野が左足で狙ったシュートはクロスバーを直撃しゴールとはならなかった。
▽細かくパスを繋ぐ横浜FMだが、前半アディショナルタイムには中澤の横パスを柿谷に奪われあわやと言う場面に。GK飯倉がタイミングよく距離を詰めたことで事なきを得たが、前半はそういったパスミスが少なくなかった。
▽横浜FMの1点リードで迎えた後半、まずはアウェイチームがチャンスを作る。49分、左サイドを山中が突破。クロスを丁寧に繋ぎ最後は遠藤がシュートを放つも枠の左上へ外れた。その直後にはC大阪にも好機が訪れる。相手のパスを自陣で奪った杉本がドリブルでボックス内へ侵攻。味方のサポートもあったものの、単騎突破を選択。だがシュートは打てなかった。さらに56分には、福満から柿谷、柿谷から杉本と繋いでシュートまで運ぶが、枠を捉えられず。
▽ピンチを脱した横浜FMは62分、右サイドを抜け出した中町のクロスを天野が合わせるが相手に当たってしまう。その後はC大阪にやや流れを渡しかけた横浜FMだが、71分に自陣でボールを奪いカウンターを発動。中町から遠藤に渡り、遠藤はボックス外右からミドルシュート。GKが弾いたところにユン・イルロクが詰めるがDFにクリアされる。
▽さらに74分にも再びカウンターからウーゴ・ヴィエイラが狙うがゴールならず。80分には、遠藤に代わって入ったイッペイ・シノヅカがドリブルシュートで存在感を示す。
▽横浜FMがペースを握り、このまま終わるかに思われた86分、中澤が相手のクロスをクリアミス。ボールを拾った柿谷がゴールに流しこみC大阪が追いついた。
▽その後、両チームとも残りの交代枠を攻撃に費やしたものの、それ以降ゴールは生まれず1-1のドロー。開幕節屈指の好カードは痛み分けに終わった。
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