ダービーで人種差別発言疑惑のフィルミノはお咎めなし! FAが嫌疑不十分を理由に処分行わず
2018.02.22 04:23 Thu
▽イングランドサッカー協会(FA)は21日、先月5日に行われたFAカップ3回戦のリバプールvsエバートンで人種差別発言の容疑をかけられていたリバプールFWロベルト・フィルミノに対して、嫌疑不十分を理由に処分を科さないことを発表した。
▽その後、ロバート・マドレー主審がこのやり取りをフォースオフィシャルに申告した結果、試合後にイングランドサッカー協会(FA)が公式に調査を開始する事態となった。
▽そして、調査開始から1カ月半近く経った21日にFAは嫌疑不十分を理由に、フィルミノに対していかなる処分も科さないことを発表した。
「利用可能な証拠のすべてを考慮した結果、フィルミノに対する告発は十分なものではないと我々は考えている」
▽一部では10試合の出場停止処分が妥当との意見も出ていた中、フィルミノは最終的に処分を免れることになった。現在、熾烈なトップ4争いに巻き込まれているリバプールにとって、主力FWの処分回避は大きな朗報といえるだろう。
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▽先月5日に行われたFAカップ3回戦、リバプールとエバートンによるマージーサイド・ダービーは、リバプールが2-1で勝利した。だが、この試合ではフィルミノとエバートンDFメイソン・ホルゲイトがピッチ内で激しくやり合った結果、ピッチサイドにいたフィルミノはホルゲイトに両手で押されてスタンドに入ってしまう一幕もあった。このラフプレーをキッカケにヒートアップした中、フィルミノはホルゲイトに対して人種差別的な発言を行った模様。▽そして、調査開始から1カ月半近く経った21日にFAは嫌疑不十分を理由に、フィルミノに対していかなる処分も科さないことを発表した。
「利用可能な証拠のすべてを考慮した結果、フィルミノに対する告発は十分なものではないと我々は考えている」
▽なお、先日にイギリス『デイリー・ミラー』は読唇術の専門家の意見として、この場面でフィルミノはホルゲイトの肌の色に関して言及したわけではなく、「フィーリョ・ダ・プッタ(ポルトガル語で娼婦の息子の意)」という、挑発的な発言をしていたと伝えていた。
▽一部では10試合の出場停止処分が妥当との意見も出ていた中、フィルミノは最終的に処分を免れることになった。現在、熾烈なトップ4争いに巻き込まれているリバプールにとって、主力FWの処分回避は大きな朗報といえるだろう。
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