ウィーアー、レッズ! 浦和が10年ぶり決勝進出、フッキ&オスカル擁する上海上港を撃破《ACL2017》
2017.10.18 21:20 Wed
▽浦和レッズは18日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017準決勝2ndレグでホームに上海上港(中国)を迎え撃ち、1-0で勝利した。この結果、2戦合計2-1とした浦和の2007年以来となるファイナル進出が決定している。
▽9月27日に行われた敵地での1stレグを1-1で終え、1つのアウェイゴールをホームに持ち帰ることに成功した浦和。ゴールレスドローでも2007年以来の決勝進出が決まる2ndレグに向けては、インサイドハーフに長澤と柏木を起用。そのほか、前線にACL日本人最多得点記録の18点を誇る興梠を置くなど、オスカルやフッキ、ウー・レイら主力を先発につぎ込んできたビラス=ボアス監督率いる上海上港に対して、真っ向勝負を挑んだ。
▽平日開催ながら4万人以上の観客を集めた試合は、立ち上がりから浦和がボールの主導権を握る展開となる。ショートカウンター狙いの上海上港に対して焦れることなく、ボールを動かしていくと、11分に左CKのチャンスを獲得。キッカーを務める柏木の左足クロスにゴール前のラファエル・シルバが頭で合わせる。これが上海上港のゴールマウスに突き刺さり、浦和がトータルスコアでも優位に立つ貴重な先制点を手にした。
▽セットプレーからゴールマウスをこじ開けた浦和は続く17分、興梠のポストプレーから右サイドを攻略。右サイドを駆け上がった遠藤のクロスからファーサイドの武藤が頭でゴール右隅を狙うが、これは惜しくも外れてしまう。その中、24分には自陣中央付近で相手にFKのチャンスを献上。フッキの左足から放たれたパワフルなシュートがゴール右隅に飛ぶが、GK西川が何とか弾き、1点のリードを死守する。
▽その後、追いつきたい上海上港が攻めに力を注ぎ始めたことで後ろに重たい戦いを強いられた浦和だが、41分に細かいパスワークからフリーでバイタルエリアに抜け出したオディル・アフメドフのシュートをGK西川がセーブ。前半終盤にかけても相手の圧力に押し込まれる苦しい展開を強いられたが、最後まで気迫のこもった守備に綻びなく、トータルスコアをリードしてハーフタイムを迎えた。
▽集中を切らさない浦和は、68分にも絶好機。最終ラインからボールを持ち上がった阿部の浮き球パスから最終ラインの間にポジショニングの興梠がヘディングシュートを放つが、これはコースが甘くなり、相手GKに弾かれた。すると、70分にはラファエル・シルバに代えてズラタンを投入。85分には、華麗なパスワークで右サイドを崩して武藤の折り返しに興梠が頭で合わせにかかるが、押し込みきれない。
▽82分に柏木を下げて梅崎をピッチに送り込んだ浦和は、後半アディショナルタイムに興梠に代えて李を投入。相手の焦りに乗じてヒートアップした展開も冷静に乗り越えた浦和が2戦合計スコアでも上海上港を退け、10年ぶりの決勝進出を果たした。Jリーグ勢においては、ガンバ大阪以来、9年ぶりとなる。
▽勝ち上がった浦和の決勝の相手は、西地区の準決勝でペルセポリス(イラン)を退けたアル・ヒラル(サウジアラビア)。アジア王者を懸けた決勝戦は、11月18日に1stレグ、25日に2ndレグのホーム&アウェイ方式で行われる。
▽9月27日に行われた敵地での1stレグを1-1で終え、1つのアウェイゴールをホームに持ち帰ることに成功した浦和。ゴールレスドローでも2007年以来の決勝進出が決まる2ndレグに向けては、インサイドハーフに長澤と柏木を起用。そのほか、前線にACL日本人最多得点記録の18点を誇る興梠を置くなど、オスカルやフッキ、ウー・レイら主力を先発につぎ込んできたビラス=ボアス監督率いる上海上港に対して、真っ向勝負を挑んだ。
▽セットプレーからゴールマウスをこじ開けた浦和は続く17分、興梠のポストプレーから右サイドを攻略。右サイドを駆け上がった遠藤のクロスからファーサイドの武藤が頭でゴール右隅を狙うが、これは惜しくも外れてしまう。その中、24分には自陣中央付近で相手にFKのチャンスを献上。フッキの左足から放たれたパワフルなシュートがゴール右隅に飛ぶが、GK西川が何とか弾き、1点のリードを死守する。
▽その後、追いつきたい上海上港が攻めに力を注ぎ始めたことで後ろに重たい戦いを強いられた浦和だが、41分に細かいパスワークからフリーでバイタルエリアに抜け出したオディル・アフメドフのシュートをGK西川がセーブ。前半終盤にかけても相手の圧力に押し込まれる苦しい展開を強いられたが、最後まで気迫のこもった守備に綻びなく、トータルスコアをリードしてハーフタイムを迎えた。
▽残り45分で10年ぶりのファイナル進出が決まる浦和。後半の立ち上がりから自陣でFKのチャンスを与えるなど、守備に追われる展開となった。それでも、我慢の時間帯を乗り越えた56分には、追加点のチャンスに迫る。右CKから柏木が左足で蹴ったクロスを中央の槙野が渾身のヘディングシュート。ボールが相手GKもただただ見送るだけのコースに飛んだが、惜しくもクロスバーに嫌われてしまう。
▽集中を切らさない浦和は、68分にも絶好機。最終ラインからボールを持ち上がった阿部の浮き球パスから最終ラインの間にポジショニングの興梠がヘディングシュートを放つが、これはコースが甘くなり、相手GKに弾かれた。すると、70分にはラファエル・シルバに代えてズラタンを投入。85分には、華麗なパスワークで右サイドを崩して武藤の折り返しに興梠が頭で合わせにかかるが、押し込みきれない。
▽82分に柏木を下げて梅崎をピッチに送り込んだ浦和は、後半アディショナルタイムに興梠に代えて李を投入。相手の焦りに乗じてヒートアップした展開も冷静に乗り越えた浦和が2戦合計スコアでも上海上港を退け、10年ぶりの決勝進出を果たした。Jリーグ勢においては、ガンバ大阪以来、9年ぶりとなる。
▽勝ち上がった浦和の決勝の相手は、西地区の準決勝でペルセポリス(イラン)を退けたアル・ヒラル(サウジアラビア)。アジア王者を懸けた決勝戦は、11月18日に1stレグ、25日に2ndレグのホーム&アウェイ方式で行われる。
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