【ベガルタ仙台】終盤に見せたV字回復の勢いを2ndステージに引き継げるか《J1総括&展望》
2016.06.28 19:02 Tue
◆チーム採点
60点
◆1stステージ総括
▽泥沼の4連敗を喫し、一時は15位と降格圏内に飲み込まれそうになるも、V字回帰を果たして10位でシーズンを折り返した。序盤は前線のメンバーを固定できず、開幕から7試合は複数得点が取れないで勝ち点を落としていた。しかし、FWハモン・ロペスとMF野沢拓也の2トップが機能し始めるとチームの状態も上向きに。第13節から第16節まで4連勝を飾った。
▽また、守備陣ではDF渡部博文とDF平岡康裕のセンターバックコンビを軸に、両サイドをDF石川直樹、DF大岩一貴がスタメンとして活躍。しかし17試合25失点は堅守のチームとして物足りない数字であり、2ndステージに向けて守備の調整が必要だ。
◆1stステージ成績
10位 7勝2分け8敗 勝ち点23
得点:20(10位タイ)、失点:25(12位タイ)
得失点差:-5
◆フォーメーション
GK:六反勇治
DF:大岩一貴、平岡康裕、渡部博文、石川直樹
MF:奥埜博亮、富田晋伍、三田啓貴、梁勇基
FW:ハモン・ロペス、野沢拓也
FW野沢拓也
14試合(先発10試合)/3得点
◆2ndステージ展望
▽一時は残留争いに巻き込まれていたチームだったが、 10位でシーズンの折り返しを迎えた。2ndステージでは早々に残留を決めて、上位進出を狙っていきたい。そのためにも大きくチームに変化を加える必要はないが、2つのポイントが気になる。
▽1つはオフェンスのオプションだ。前線のハモン・ロペスが徐々に結果を残し始めている。しかし、そこにボールを運ぶまでのパターンは野沢や梁勇基を経由することが多く、攻撃のバリエーションは少ない。奥埜や金久保順などサイドで起点となれる選手もいるため、彼らが存在感を増していけばより多くのゴールが生まれるだろう。
▽もう1つは守備陣だ。上記にもあるように、ここまでは4選手がスタメンとして活躍している。今後、失点数を減らしていくには、バックラインだけでなくボランチとの連係が重要になってくる。また、ディフェンスラインはほぼメンバーが固定されている状態で1stステージを戦った。主力にケガや出場停止がある場合に、DF蜂須賀孝治やDF二見宏志などの控え選手が高いパフォーマンスを見せられるかが鍵を握る。
60点
◆1stステージ総括
▽泥沼の4連敗を喫し、一時は15位と降格圏内に飲み込まれそうになるも、V字回帰を果たして10位でシーズンを折り返した。序盤は前線のメンバーを固定できず、開幕から7試合は複数得点が取れないで勝ち点を落としていた。しかし、FWハモン・ロペスとMF野沢拓也の2トップが機能し始めるとチームの状態も上向きに。第13節から第16節まで4連勝を飾った。
◆1stステージ成績
10位 7勝2分け8敗 勝ち点23
得点:20(10位タイ)、失点:25(12位タイ)
得失点差:-5
◆フォーメーション
(c) CWS Brains, LTD.
【4-4-2】GK:六反勇治
DF:大岩一貴、平岡康裕、渡部博文、石川直樹
MF:奥埜博亮、富田晋伍、三田啓貴、梁勇基
FW:ハモン・ロペス、野沢拓也
◆1stステージMVP
FW野沢拓也
14試合(先発10試合)/3得点
(c)J.LEAGUE PHOTOS
▽手術により離脱したFW金園英学やコンディション不良のウィルソンら、前線の主力に変わってFWにコンバートされると、チームトップタイの3ゴールをマーク。相手のDFとMFの間でプレーすることが多く、バイタルエリアでタメを作り、持ち味のテクニックで攻撃のタクトを振るう。プレースキッカーとしても高精度のボールを配給するなど、攻撃を牽引した。文句なしの1stステージMVPだ。◆2ndステージ展望
▽一時は残留争いに巻き込まれていたチームだったが、 10位でシーズンの折り返しを迎えた。2ndステージでは早々に残留を決めて、上位進出を狙っていきたい。そのためにも大きくチームに変化を加える必要はないが、2つのポイントが気になる。
▽1つはオフェンスのオプションだ。前線のハモン・ロペスが徐々に結果を残し始めている。しかし、そこにボールを運ぶまでのパターンは野沢や梁勇基を経由することが多く、攻撃のバリエーションは少ない。奥埜や金久保順などサイドで起点となれる選手もいるため、彼らが存在感を増していけばより多くのゴールが生まれるだろう。
▽もう1つは守備陣だ。上記にもあるように、ここまでは4選手がスタメンとして活躍している。今後、失点数を減らしていくには、バックラインだけでなくボランチとの連係が重要になってくる。また、ディフェンスラインはほぼメンバーが固定されている状態で1stステージを戦った。主力にケガや出場停止がある場合に、DF蜂須賀孝治やDF二見宏志などの控え選手が高いパフォーマンスを見せられるかが鍵を握る。
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