広島が年間&2nd優勝に大きく前進! 東口負傷、パトリック退場のG大阪は年間4位に転落…《J1》
2015.11.07 16:18 Sat
▽明治安田生命J1リーグ2ndステージ第16節が7日に行われ、万博記念競技場でのG大阪(年間3位/2nd4位)vs広島(年間1位/2nd1位)は、アウェイの広島が2-0で勝利した。
▽2連勝で年間順位と2ndステージで首位に立つ広島は、今節の結果次第で2ndステージ優勝が決まる。この重要な一戦に向けて森保監督は、前節の甲府戦と同じ11人をピッチに送り出した。
▽一方、前節の仙台戦の勝利によって年間順位で3位に浮上したG大阪は、チャンピオンシップ進出に向けて絶対に負けられない状況。長谷川監督は鹿島に完敗した先週末のナビスコカップ決勝から先発2人を変更。西野と阿部に代えて岩下と井手口を起用し、遠藤をトップ下に配した[4-2-3-1]の布陣を採用した。
▽シーズン終盤の上位対決らしい緊迫感のある立ち上がりを経て試合は徐々に動きを見せていく。開始3分にミキッチのお膳立てから柴崎が両チームを通じて初めてのシュートを放つと、G大阪もボックス付近でパスを受けた宇佐美が続けてシュートを狙った。
▽時間の経過とともにボールポゼッションを高めたG大阪は、中に絞る両ウイングが効果的にボールサイドに顔を出して起点となる。15分には藤春のパスに抜け出したボックス左の宇佐美が得意の角度からシュートを放つが、ここはGK林の好セーブに阻まれた。
▽迎えた後半の立ち上がりは拮抗した展開となったが、ワンチャンスを生かした広島が均衡を破る。55分、高い位置でのボール奪取からボックス手前で仕掛けたドウグラスがDF岩下に倒されてFKを獲得。これをドウグラスが見事な左足のキックでゴール左隅に突き刺した。
▽ホームで先制を許したG大阪は井手口を下げて阿部を投入。ここから反撃に出たいところだったが、直後にアクシデント発生。右ヒザを負傷したGK東口がプレー続行不可能となり、担架でピッチを後に。これを受けて長谷川監督は、今シーズンのリーグ戦初出場となるベテランGK藤ヶ谷をピッチに送り出した。
▽一方、競り合いの場面での接触で水本が負傷した広島は、67分に佐々木を投入。さらに72分には佐藤を下げて浅野をピッチに送り出した。
▽押し込みながらもゴールが遠いG大阪は75分に岩下を下げて大森を投入。この交代で今野がセンターバックに下がり、宇佐美とパトリックを最前線に並べた[4-4-2]の布陣で攻勢をかける。81分にはボックス右に抜け出した宇佐美がGKと一対一を迎えるが、ここはシュートを枠の左に外してしまった。
▽試合終盤にかけてG大阪の猛攻を跳ね返した広島は、89分にカウンターからドウグラス、浅野と繋ぎ、最後は青山のパスを受けた清水が豪快な右足のシュートを突き刺し、試合を決定付ける2点目を奪取。その後、後半アディショナルタイムに暴力行為で一発退場となったパトリックを欠いたホームチームを寄せ付けず、敵地で2-0の勝利を掴んだ。
▽この結果、年間順位と2ndステージで首位をキープした広島は、ホームで行われる湘南との最終節を引き分け以上(勝ち点2差で年間2位の浦和との得失点差が12あるため)で終えれば、2ndステージと年間優勝が決定する。一方、敗れたG大阪は同日勝利したFC東京に抜かれ、年間4位に転落した。
▽2連勝で年間順位と2ndステージで首位に立つ広島は、今節の結果次第で2ndステージ優勝が決まる。この重要な一戦に向けて森保監督は、前節の甲府戦と同じ11人をピッチに送り出した。
▽シーズン終盤の上位対決らしい緊迫感のある立ち上がりを経て試合は徐々に動きを見せていく。開始3分にミキッチのお膳立てから柴崎が両チームを通じて初めてのシュートを放つと、G大阪もボックス付近でパスを受けた宇佐美が続けてシュートを狙った。
▽時間の経過とともにボールポゼッションを高めたG大阪は、中に絞る両ウイングが効果的にボールサイドに顔を出して起点となる。15分には藤春のパスに抜け出したボックス左の宇佐美が得意の角度からシュートを放つが、ここはGK林の好セーブに阻まれた。
▽少し押し込まれる時間が続いた広島だったが、慌てず相手の攻撃を跳ね返すと、ここから反撃に転じる。まずは22分、ドウグラスの股抜きパスに反応した佐藤がゴール至近距離からシュートも、ここはミートできない。さらに27分にドウグラス、35分には数的優位のカウンターからボックス内の柴崎に決定機も、ここもGK東口の牙城を破れない。その後も広島ペースで進んだ前半はゴールレスのまま終了した。
▽迎えた後半の立ち上がりは拮抗した展開となったが、ワンチャンスを生かした広島が均衡を破る。55分、高い位置でのボール奪取からボックス手前で仕掛けたドウグラスがDF岩下に倒されてFKを獲得。これをドウグラスが見事な左足のキックでゴール左隅に突き刺した。
▽ホームで先制を許したG大阪は井手口を下げて阿部を投入。ここから反撃に出たいところだったが、直後にアクシデント発生。右ヒザを負傷したGK東口がプレー続行不可能となり、担架でピッチを後に。これを受けて長谷川監督は、今シーズンのリーグ戦初出場となるベテランGK藤ヶ谷をピッチに送り出した。
▽一方、競り合いの場面での接触で水本が負傷した広島は、67分に佐々木を投入。さらに72分には佐藤を下げて浅野をピッチに送り出した。
▽押し込みながらもゴールが遠いG大阪は75分に岩下を下げて大森を投入。この交代で今野がセンターバックに下がり、宇佐美とパトリックを最前線に並べた[4-4-2]の布陣で攻勢をかける。81分にはボックス右に抜け出した宇佐美がGKと一対一を迎えるが、ここはシュートを枠の左に外してしまった。
▽試合終盤にかけてG大阪の猛攻を跳ね返した広島は、89分にカウンターからドウグラス、浅野と繋ぎ、最後は青山のパスを受けた清水が豪快な右足のシュートを突き刺し、試合を決定付ける2点目を奪取。その後、後半アディショナルタイムに暴力行為で一発退場となったパトリックを欠いたホームチームを寄せ付けず、敵地で2-0の勝利を掴んだ。
▽この結果、年間順位と2ndステージで首位をキープした広島は、ホームで行われる湘南との最終節を引き分け以上(勝ち点2差で年間2位の浦和との得失点差が12あるため)で終えれば、2ndステージと年間優勝が決定する。一方、敗れたG大阪は同日勝利したFC東京に抜かれ、年間4位に転落した。
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