ギグス監督が恋人への暴行で指揮を執らないウェールズ代表メンバーが発表!《UEFAネーションズリーグ》

2020.11.05 20:50 Thu
Getty Images
ウェールズサッカー協会(FAW)は5日、11月に行われる国際親善試合とUEFAネーションズリーグ2020-21に向けたウェールズ代表メンバー29名を発表した。

ライアン・ギグス監督は、今回のメンバーにFWガレス・ベイル(トッテナム)やMFアーロン・ラムジー(ユベントス)、DFベン・デイビス(トッテナム)らを選出。また、正守護神を務めていたGKウェイン・ヘネシー(クリスタル・パレス)は負傷のため招集外となっている。また、MFジョシュ・シーハン(ニューポート・カウンティ)が初選出となった。
なお、ギグス監督は恋人への暴行容疑により、11月の3試合に関しては指揮を執らず。アシスタントマネージャーのロバート・ページ氏が暫定監督を務める。

ウェールズは、12日にアメリカ代表と国際親善試合を戦い、15日にネーションズリーグのリーグBグループ4のアイルランド代表戦、18日にフィンランド代表戦を戦うこととなる。今回発表されたウェールズ代表メンバーは以下のとおり。

◆ウェールズ代表メンバー29名
GK
ダニー・ウォード(レスター・シティ/イングランド)
オーウェイン・フォン・ウィリアムズ(ダンファームリン/スコットランド)
トム・キング(ニューポート・カウンティ)
DF
クリス・ガンター(チャールトン/イングランド)
ベン・デイビス(トッテナム/イングランド)
ジョー・ロドン(トッテナム/イングランド)
コナー・ロバーツ(スウォンジー)
ベン・カバンゴ(スウォンジー)
リース・ノリントン=デイビス(ルートン・タウン/イングランド)
トム・ロックヤー(ルートン・タウン/イングランド)
クリス・メファム(ボーンマス/イングランド)
イーサン・アンパドゥ(シェフィールド・ユナイテッド/イングランド)
ネコ・ウィリアムズ(リバプール/イングランド)
ジェームズ・ローレンス(ザンクト・パウリ/ドイツ)

MF
ジョシュ・シーハン(ニューポート・カウンティ)
ジョー・モレル(ブリストル・シティ/イングランド)
ブレナン・ジョンソン(リンカーン・シティ/イングランド)
マシュー・スミス(マンチェスター・シティ/イングランド)
ジョナサン・ウィリアムズ(チャールトン/イングランド)
デイビッド・ブルックス(ボーンマス/イングランド)
ディラン・レビット(チャールトン/イングランド)
アーロン・ラムジー(ユベントス/イタリア)
ハリー・ウィルソン(リバプール/イングランド)

FW
ガレス・ベイル(トッテナム/イングランド)
ダニエル・ジェームズ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
ラビ・マトンド(シャルケ/ドイツ)
タイラー・ロバーツ(リーズ・ユナイテッド/イングランド)
キーファー・ムーア(カーディフ)
トム・ローレンス(ダービー・カウンティ/イングランド)

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「ミトマは別格」 三笘薫に元チェルシーFWが舌を巻く! 「全盛期のギグスみたい」

あるプレミアリーグOBからすると、ブライトン&ホーブ・アルビオンの日本代表MF三笘薫が残すインパクトは元マンチェスター・ユナイテッドのライアン・ギグス氏に重なるようだ。 ブライトン2年目の三笘。今季のプレミアリーグは始まったばかりだが、開幕戦で1アシストをマークすると、第2節も第一号となるゴールに1アシストのハイパフォーマンスを披露した。 しかも、ゴールを奪った形も相手DF4人を次々と抜き去ってとインパクト絶大。ドリブルは昨季の段階で相手も警戒を強めるはずだが、わかっていながら止められない領域を感じさせる。 そんな日本が誇るドリブラーに言及したのが現役時代にアイルランド代表として活躍し、チェルシーなどでもプレーしたトニー・カスカリーノ氏。イギリス『talkSPORT』で話した。 同氏は「ミトマは別格だ」と絶賛すると、自身のなかで、同じく切れ味鋭いドリブラーとしてユナイテッドひと筋のキャリアを送ったギグス氏と重なる部分があるようだ。 「私は放送外だったが、全盛期のライアン・ギグスを目にしているようだと言った」 「彼は直線的だ。私はライアン・ギグスがキャリアをスタートしたとき、彼を目の当たりにし、相手として対戦した。それは幸運だったし、恵まれたよ」 「ライアン・ギグスは恐ろしかった。ウィンガーだった頃の彼はとにかく向かってくる。で、明らかに試合を変えるんだ」 2023.08.21 21:20 Mon

グリーンウッドのキャリアはどうなる? ユナイテッド、テン・ハグの売却反対でレンタル検討か

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UEFA女子ネーションズリーグ(UWNL)の昇格・降格プレーオフの2ndレグが27日から29日にかけて各地で行われ、スウェーデン女子代表はボスニア・ヘルツェゴビナ女子代表と対戦。2戦合計スコア10-0で、リーグA残留を決めた。 スウェーデンはUWNLのグループステージでグループA4に属したが、スペイン女子代表、イタリア女子代表に次ぐ3位に終わった。このため、フランスを除いたUWNLの上位2カ国に与えられるパリ・オリンピックの出場権を逃すこととなり、グループB4で2位となったボスニア・ヘルツェゴビナとの昇格・降格プレーオフに回った。 今回のUWNLの結果で決まるリーグランキングは、2025年の女子欧州選手権(ユーロ)予選に関わる。4月に始まるユーロ予選はUWNL同様、リーグAからリーグCに分かれて行われるが、リーグAなら上位2チームが本戦へストレートイン、最下位でもプレーオフの救済があるのに対し、リーグBでは首位でもプレーオフを戦わなければならない。 そのため、この昇格・降格プレーオフは各国にとって大きな意味を持っている。 ましてや、東京オリンピックでは銀メダル獲得、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)で3位に入りながらも、パリ・オリンピック出場権を逃したスウェーデンにとっては、ユーロのタイトルは是が非でも欲しいものになっている。 こういった背景のもとにUWNLの昇格・降格プレーオフに臨んだスウェーデンは、アウェイでの1stレグで5-0と大差で先勝すると、1万1463人が詰め掛けたホームの一戦でも再び大勝。 26分にサインプレーを駆使したグラウンダーのFKからマチルダ・ヴィンバーグ(トッテナム)が先制点を挙げると、45分には裏へ抜けたスティーナ・ブラックステニウス(アーセナル)が追加点を奪取。直後にはローザ・カファニ(ヘッケン)が足裏の見事なタッチでGKをかわして流し込み、リードを広げる。 折り返しても82分にはフィリパ・アンイエルダール(マンチェスター・シティ)が自らのボール奪取を起点にネットを揺らし、89分にはポーリーン・ハマランド(ヘッケン)のヘディング弾と、トータルで10得点を挙げ、リーグA残留を果たした。 代表初ゴールとなった先制点を含む1得点1アシストのヴィンバーグはスウェーデンサッカー協会(SvFF)にて、「私たちは新しいやり方に取り組んでいて、それが機能するか実戦でテストしましたが、完璧に機能したのでとてもよかったです」とコメントしている。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】スウェーデン女子がボスニア・ヘルツェゴビナを圧倒し5得点の大勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="o1khKm9S-uc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.29 20:45 Thu

3位決定戦勝者のドイツ女子がオリンピック出場権獲得!敗れたオランダはパリ行きを逃す【UWNL】

28日、第1回UEFA女子ネーションズリーグ(UWNL)の3位決定戦、オランダ女子代表vsドイツ女子代表がオランダのアベ・レンストラ・スタディオンで行われ、0-2でドイツ代表が勝利を収めた。 今大会は、パリ・オリンピックの欧州予選も兼ねており、五輪開催国のフランスを除いた上位2カ国に出場権が与えられる。 フランスが決勝に進出したため、この試合の勝者がパリ行きの切符を手にするという状況の一戦は、準決勝でスペインの後塵を拝したオランダが7分にヴィーケ・カプテインのミドルと、この日最初の好機を迎えた。 だが、以降は速攻からのサイド攻撃で盛り返したドイツの流れが続き、25分にはシェーケ・ニュスケンの反転シュートが左ポストを叩くと、折り返しての49分には後半頭から投入されたレア・シュラーがネットを揺らす。これはオフサイドと判定されたが、徐々にゴールに近づき始めたドイツは66分に均衡を破る。 中盤でのボール奪取からショートカウンターへ転じると、持ち運んだレナ・オーバードルフが敵陣中央から右前方のスペースを使い、右ポケットからユーレ・ブラントがクロス。クリアされたボールをオーバードルフが頭でつなぎ、最後はクララ・ビュールが蹴り込んだ。 なおも攻勢続くドイツは78分、CKの二次攻撃から追加点を奪取。跳ね返れたボールをキッカーのビュールが自ら拾ってシンプルに上げると、シュラーが頭で合わせてネットを揺らす。 このまま逃げ切ったドイツが2-0で勝利し、3位入賞とともに、優勝したリオ・デ・ジャネイロ大会以来となる2大会ぶり6度目のオリンピック出場権を獲得した。 オランダ女子代表 0-2 ドイツ女子代表 【ドイツ】 クララ・ビュール(66分) レア・シュラー(78分) <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】ドイツがオランダを下しパリ五輪出場権獲得!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ZBhgY5DkHek";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.29 15:00 Thu

初の五輪行き決めたスペイン女子がW杯に続いてUWNLの初代女王に輝く! セクハラ問題で出場ボイコットの可能性もあった中、フランスを決勝で撃破【UWNL】

世界女王のスペイン女子代表が、ヨーロッパ制覇を達成した。 28日、UEFA女子ネーションズリーグ(UWNL)2023-24の決勝が行われ、スペインとフランス女子代表が対戦した。 パリ・オリンピックの出場権が懸かっていた大会。ファイナリストになったスペインとフランスが出場権を確保した中、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)を制したスペインにとっては、初のオリンピック出場となった。 W杯に続いてヨーロッパのタイトルも目指すスペイン。強豪フランスとの決勝は、序盤からスペインが押し込む展開となる。 左サイドを中心に積極的にフランスゴールに迫ると、26分には左CKからイレーネ・パレデスがニアでヘッドも、わずかに枠を外れる。 スペインの攻勢が続く中、32分についに先制。左サイドを崩すと、ボックス左からのオルガ・カルモナの低いクロスに飛び込んだアイタナ・ボンマティがダイレクトで合わせてリードを奪った。 先制されたフランスも徐々にギアを上げていくが、スペインペースは変わらず。幾度となくチャンスを迎えるが、1-0で試合を折り返す。 1点差で迎えた後半はフランスが攻め込む時間が続く中、53分にスペインが追加点。今度はボックス右からのアテネア・デル・カスティージョのグラウンダーのクロスに対し、ボックス中央で待ち構えたマリオナ・カルデンティがダイレクトシュート。リードを2点に広げた。 リードを広げてよりスペースができた中、スペインのペースは加速。しかし、フランスもこれ以上の失点は許さないと守る構図で時間は経過。そのまま2-0でスペインが勝利し、UWNL初代女王に輝くこととなった。 大会前は女子W杯時の元会長であるルイス・ルビアレス氏の問題行動により、大会出場をボイコットする可能性もあった中、パリ五輪出場を果たしたい気持ちから奮起して出場を決断。最後にはタイトルという結果が待っていた。 スペイン女子代表 2-0 フランス女子代表 【得点者】 1-0:32分 アイタナ・ボンマティ(スペイン) 2-0:53分 マリオナ・カルデンティ(スペイン) <span class="paragraph-title">【動画】スペイン女子が初代女王に! フランス撃破でUWNL制覇</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/mariona8co?ref_src=twsrc%5Etfw">@mariona8co</a><a href="https://twitter.com/hashtag/JugarLucharYGanar?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#JugarLucharYGanar</a> I <a href="https://twitter.com/hashtag/UWNL?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#UWNL</a> <a href="https://t.co/rx10TRDtT7">pic.twitter.com/rx10TRDtT7</a></p>&mdash; Selección Española Femenina de Fútbol (@SEFutbolFem) <a href="https://twitter.com/SEFutbolFem/status/1762980862679711950?ref_src=twsrc%5Etfw">February 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.29 12:25 Thu

初のオリンピック出場権を獲得したスペイン女子代表、先制点のエルモソ「今日夢が実現した、UWNLでも優勝したい」

スペイン女子代表のFWジェニファー・エルモソ(ティグレス/メキシコ)が、歴史的な一夜を喜んだ。スペインサッカー連盟(RFEF)が伝えた。 スペインは23日、UEFA女子ネーションズリーグ(UWNL)準決勝でオランダ女子代表と対戦し、3-0で勝利を収めた。 今大会はパリ・オリンピックの欧州予選も兼ねており、五輪開催国のフランスを除いた上位2カ国に出場権が与えられるため、スペインは決勝行きとともに、オリンピック出場権を獲得した。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)の優勝をはじめ、直近の年代別W杯もすべて制覇と、近年は育成年代からトップまで力を付けているスペインだが、オリンピックに出場するのはこれが初めて。 鮮やかなテクニックを披露し、先制点を挙げたエルモソは「私たちはオリンピックに参加することをいつも想像していましたが、今日その夢が実現しました」と歓喜。「とてもうれしいです。また一つのマイルストーンが達成できましたし、(W杯初優勝に続いて)また歴史を作ることができました」と喜びを語った。 自身のゴールについては「コントロールして、ボールを左右に振って、左足で対角を狙いました。このユニフォームでゴールを決められたことは誇りです」と振り返っている。 W杯優勝直後には、当時RFEFの会長だったルイス・ルビアレス氏がキス騒動を起こし、同氏派だったホルヘ・ビルダ監督が解任。ルビアレス氏も実質的更迭の辞任をするなど、スペインはネガティブな面で注目を集めてしまった。 今回は内部問題が一定の決着を見せてから迎える最初の大一番。エルモソは「このチームは、サッカーに対しての目標を非常に明確にしている。ワールドカップでは優勝を目指してプレーし、今日はオリンピック出場を目指してプレーしました。(次はもちろん)このネーションズリーグで優勝したいです」と、意気込みを語った。 今回が記念すべき第1回大会となるUWNL。スペインは初代女王の座を懸け、決勝ではフランス女子代表と、28日にエスタディオ・オリンピコ・セビージャで対戦する。 <span class="paragraph-title">【動画】オリンピック出場権獲得へ近づくエルモソの先制点</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="bwZ8VxW4l7E";var video_start = 7;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.25 17:30 Sun

女子W杯王者・スペインがオランダを下し、初のオリンピック出場権獲得!決勝は初タイトル目指すフランスと激突【UWNL】

今回が記念すべき第1回大会となるUEFA女子ネーションズリーグ(UWNL)は、パリ・オリンピックの欧州予選も兼ねており、五輪開催国のフランスを除いた上位2カ国に出場権が与えられる。 23日には準決勝の2試合が各地で行われ、スペインとフランスがそれぞれ決勝進出を決めた。 ◆スペインvsオランダ 2023年オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)の優勝チーム、スペイン女子代表は、2017年の欧州選手権(ユーロ)覇者・オランダ女子代表と、セビージャで対戦。3-0で勝利を収めた。 前半は互いに好機を作り、オランダはバルセロナでプレーするエスメ・ブルフツが右クロスから7分に、その直後にはスペインもバルセロナのサルマ・パラジュエロが立て続けにビッグチャンスを迎えたが、いずれもシュートは枠を外れた。 17分のオランダは、ヒザの前十字じん帯断裂から復帰後初の先発返り咲きとなったフィフィアネ・ミーデマのスルーパスからリネト・ベーレンスタインが右ポケットで右足を振るが、GKカタ・コルのセーブに遭う。 それでも試合を動かしたのは、総じてボールを支配していたスペインだった。41分、ペナルティアーク左でオナ・バトジェの横パス受けた10番、ジェニファー・エルモソが、1人、2人と相手をかわし、最後はダブルタッチからDF2枚の間を抜く左足のフィニッシュ。先制ゴールを右隅へと沈めた。 さらに前半終了間際の45分、マリオナ・カルデンティのクロスがニアのパラジュエロを抜けると、ゴール前へ飛び込んできたアイタナ・ボンマティが右足インサイドのボレーで合わせ、スペインが追加点を奪う。 73分には、2022年U-17女子W杯の最優秀選手である17歳MFヴィッキー・ロペスを、大一番でA代表デビューさせたスペイン。その4分後には、ゴール前での混戦からバトジェが押し込んでリードを広げると、無失点のままタイムアップを迎え、決勝進出とともに、初のオリンピック出場権を獲得した。 ◆フランスvsドイツ デシーヌでドイツ女子代表を迎え撃ったフランス女子代表は、2-1の逃げ切り勝ちで難敵を退けた。 エルヴェ・ルナール監督率いるフランスが、ホームの大声援を受けて序盤から攻勢を掛けたのに対し、ドイツは15分にCKからニアへ入ったアレクサンドラ・ポップが頭で狙う。 均衡を破ったのは、ハイプレスとサイド攻撃を軸に押し続けたフランスだった。40分、敵陣左サイドで獲得したFKをセルマ・バシャが放り込んで跳ね返されると、クリアボールに反応したカディディアトゥ・ディアニが強烈な右足のダイレクトボレーを叩き込み、ネットを揺らした。 なおも攻め込むフランスは前半のアディショナルタイム、ウジェニー・ル・ソマーがドイツの最終ラインからボールを奪ってショートカウンターに転じると、グレース・ゲヨロがボックス内で倒されてPKを獲得。これをサキナ・キャシャウィが沈め、点差を広げて前半を折り返した。 逆転で五輪へ切符を手にしたいドイツは、セットプレーを含めて反撃の姿勢を強め、72分にはポップの左足がクロスバーを直撃。足が重くなったフランスを押し込むと、VARチェックとオン・フィールド・レビューの結果、右CKに対応したアマンディーヌ・アンリのハンドが認められ、PKを獲得する。これをジュリア・グウィンが豪快に蹴り込み、82分に1点を返す。 それでも、フランスは残り時間を耐え切り、これ以上の追撃を許さずタイムアップ。女子W杯、ユーロと、主要国際大会ではベスト4の壁に阻まれ続けてきたレ・ブルーが、初のタイトル獲得に王手をかけた。 また、フランスが決勝に進出したため、パリ・オリンピックのもう1枠は、オランダvsドイツの3位決定戦の結果に委ねられることとなった。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】W杯王者スペインがオランダに3発快勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="MGMACYCykPA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.24 14:50 Sat

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世界一にもなれた稀代の創造主、ファン・セバスティアン・ベロン

これまでのサッカー界には、数多くのクリエイティブな選手が存在した。それは、サッカーのスタイルが大きく変化した現代にも存在しているが、当然のことながらそのプレースタイルも変化している。 一方で、自分のスタイルを崩さずに輝きを放ち続けようともがいた選手も多くいる。しかし、その多くが、サッカースタイルの波に敗れたり、リーグの特性、チームコンセプトの犠牲になっていった。 クリエイティブな選手としてパッと想像される中には、現在はレアル・マドリーで指揮を執るジネディーヌ・ジダンがいるだろう。ボールを持った時の立ち姿やドリブルで相手をかわす姿勢など、そのプレー自体がエレガントさに溢れており、現役ラストマッチとなった2006年ドイツ・ワールドカップ決勝での頭突きは世界が衝撃に包まれた。 そのジダンと肩を並べるクリエイティビティを持ち、自身のスタイルを貫き通したがために、意外なキャリアを歩むこととなったのが、元アルゼンチン代表MFファン・セバスティアン・ベロンだ。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆流浪の創造主 </div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/veron3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ベロンがキャリアをスタートさせたのは、母国のエストゥディアンテス。クラブの歴史において偉大な人物であり、“ブルッハ(魔法使い)”の愛称で親しまれたファン・ラモン・ベロン氏を父に持つベロンは、同じ道を歩んだ。 プロキャリアスタートから1年半で名門のボカ・ジュニアーズに移籍。すると半年で海を渡り、21歳でサンプドリアへと加入した。 当時からベロンのプレースタイルは異次元と言って良いもの。誰もが想像つかないような創造性を備え、独自のルールでプレーをしていた様にさえ見えるほど。ただ、その創造性がズバ抜けていたことで、チームの中心選手でもあった。 1998年に加入したパルマでは、同胞のFWエルナン・クレスポとのコンビがフィーバー。2人のコンビネーションの破壊力は抜群で、“ミラクル・パルマ”と呼ばれるチームの中心を担った。 プロビンチャ(地方クラブ)に過ぎなかったパルマだが、このシーズンは若きジャンルイジ・ブッフォンを守護神に、ファビオ・カンナバーロ、リリアン・テュラム、ネストル・センシーニの3バックが構えた。ベロンはトップ下で攻撃をコントロール。チームはUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)とコッパ・イタリアを制した。 強力なクレスポとのコンビは、1999年にそのままラツィオへと移籍。すると、ラツィオではスクデットとコッパ・イタリア優勝を成し遂げ、その創造性でチームを牽引した。 イタリアでの3クラブでは遺憾なく創造性を見せつけていたベロンは、2001年7月にマンチェスター・ユナイテッドへと加入。この移籍が1つの転機となった。 <div id="cws_ad">◆稀代の創造主 ベロンの魔法のようなプレーの数々<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiI2djQyV3dxayIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div><div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://web.ultra-soccer.jp/link.php?url=https://ryan.onelink.me/C7cD/1fb76a70&c=sega_20201102_1">バティストゥータ、サネッティ、ベロンが<br />「サカつくRTW」に登場!</a><hr></div><div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆守れなかった自分のスタイル </div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/veron2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 当時のイングランド史上最高の移籍金2810万ポンド(当時のレートで約50億円)でユナイテッドへと加入したベロンは、異色の存在だったと言える。当時のメンバーでは、92年組と呼ばれるデイビッド・ベッカムやポール・スコールズ、ライアン・ギグスの他、ロイ・キーンやオーレ・グンナー・スールシャール、ルート・ファン・ニステルローイなどがいた。 超名門であってもベロンはその持ち前の感覚で、チームに違いをもたらす。2002-03シーズンにはプレミアリーグを制覇と結果も残した。 しかし、ベロンが異彩を放てた試合はセリエA時代と比べると大きく制限がされていた。その理由の1つは、ポジションの変更だ。 当時トップ下を置いていたセリエAとは違い、イングランドでは伝統的にフラットな[4-4-2]が採用。そのため、ベロンのポジションは1列下がったところに置かれた。 加えてプレミアリーグの激しいスタイルもベロンを困らせる。創造的なプレーに集中できなくなったベロンは、ユナイテッドでは自ら汗をかき、守備のタスクもこなす必要があったのだ。 チャンピオンズリーグというヨーロッパの舞台や、守備を重点的にプレーするフィル・ネビルとのコンビではその力を存分に発揮したベロンだが、リーグ戦では結果が出せず。ロマン・アブラモビッチ氏がオーナーとなったチェルシーに2003年8月へ移籍。しかし、チェルシーでも結果を残せず、インテルへと移籍し、イタリアで再びプレーした。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆旅の終わりは故郷へ、そして会長に </div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/veron4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> インテルでプレーした後、2006年7月にプロキャリアをスタートさせたエストゥディアンテスへと復帰。すでに終わった選手としてのレッテルを剥がし、完全復活を果たした。 2009年には父と同じように愛するクラブをコパ・リベルタドーレス優勝に導き、自身も2008、2009年と2年連続で南米最優秀選手に選出。ベロンには欧州からのオファーもあったが、エストゥディアンテスへの愛情を示して残留すると、2014年にスパイクを脱ぐ。その後2017年に一度現役復帰するも、引退後はクラブの会長職を務めている。 キャリアを通してセリエAやプレミアリーグのタイトルも勝ち取ってきたベロンだが、キャリアで最も印象的な瞬間について、2009年のコパ・リベルタドーレス優勝だと語っており、いかにその瞬間がベロンにとって大きなものだったかが分かる。世界一にもなれた創造主は、母国で新たな才能を生み出すことに力を割いている。 <div style="text-align:left;" id="cws_ad"><hr>魔法のようなプレーとテクニックで往年のセリエAファンを魅了したベロンが、大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br /><br />ベロンとともにアルゼンチン代表として1998年のフランスW杯で日本代表と戦った、FWガブリエル・バティストゥータとDFハビエル・サネッティも同時に登場している。『サカつくRTW』で“小さな魔法使い”の姿を観たい方は是非一度チェックしよう。</div><hr> 2020.11.04 18:05 Wed
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ライセンスなしのセスク暫定監督が退任、セリエBのコモは育成に定評あるロバーツ氏が就任

セリエBのコモで暫定監督を務めていた元スペイン代表MFのセスク・ファブレガス監督だが、コーチに戻ることが決まった。 BチームとU-19で監督を務めていたセスク監督は、モレノ・ロンゴ監督(47)の解任を受けて11月に暫定指揮官に任命された。 チームはセリエA昇格を争っている中での監督交代となったが、ライセンスを持っていないセスク氏は、暫定監督が決まるまでのさらに暫定措置として指揮を許されていた。 しかし、30日間の免除期間が終了。コモは新たに暫定指揮官としてウェールズ人指揮官のオシアン・ロバーツ氏(58)が指揮を執ることとなった。 ロバーツ氏は、ウェールズの世代別代表の監督を務めたほか、A代表ではクリス・コールマン監督、ライアン・ギグス監督の下でアシスタントコーチとして従事。モロッコ代表のテクニカル・ディレクターを務めたのち、クリスタル・パレスではパトリック・ヴィエラ元監督のアシスタントコーチを務めていた。 育成力に手腕のあるロバーツ氏は、ファーストチームの指揮だけでなく、育成年代も見ることになるとのこと。今シーズン終了後は、アカデミーの職に就くことも決定した。 また、セスク氏は指導者ライセンスを取得しながら、コーチ陣としてチームに残るとのことだ 2023.12.20 22:15 Wed
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香川真司がユナイテッド退団の転機を明らかに 「ディ・マリアとファルカオがやって来て…」

レアル・サラゴサに所属する元日本代表MF香川真司がマンチェスター・ユナイテッド退団の経緯を激白した。 2010年夏から所属したドルトムントでユルゲン・クロップ氏の下、飛躍を遂げた香川は2012年夏、サー・アレックス・ファーガソン元監督に能力を買われ、当時イングランド屈指の強豪だったユナイテッドに移籍。その初年度のプレミアリーグで20試合に出場するなど、公式戦26試合6得点6アシストの数字を残した。 しかし、自身をドイツからイングランドに連れてきたファーガソン元監督が勇退の2013年夏以降は状況が一変。デイビッド・モイーズ氏、ライアン・ギグス氏、ルイス・ファン・ハール氏の下でプレーしたが、序列を上げられず、ブラジル・ワールドカップ(W杯)終了後の2014年夏にドルトムント復帰を決断した。 その結果、ユナイテッドの選手として公式戦通算57試合6得点10アシストという数字を収めるにとどまり、2シーズンでオールド・トラフォードでの挑戦に終止符を打った香川。あれから6年の月日が経とうとするなか、イギリス『The Athletic』のインタビューで、その当時をこう振り返り、退団の転機を明かした。 「(2013年夏から率いたモイーズが解任され、)新たに監督が変わり、(ギグス暫定体制を挟み、2014年夏から指揮を執ったファン・ハールは)たった2シーズンで4人目の監督でした」 「加入時は25年間にわたり、率いる監督(ファーガソン)の下でしたけど、その後、モイーズ、ギグス、ファン・ハールが指揮を執りました」 「ブラジルでのW杯でうまくプレーできず、日本代表もグループステージ最下位で敗退しました。自分のベストを取り戻すために、新たな挑戦の必要性を感じました」 「マンチェスターに残る選択肢もありましたけど、アンヘル・ディ・マリアとラダメル・ファルカオがやって来たことで、僕の状況をさらに悪くさせてしまいました」 「ファン・ハールから『シンジ、君は私の下でそんなにプレーさせられない』と告げられ、それで加入から2年が経った今、マンチェスターを去るときだと認識しました」 「そういう話を聞かされた選手であれば、誰しもが『出て行くタイミングだ』と考えるはずです」 「とても良い時期も、とても悪い時期もありました。マンチェスター時代の悪い時期は僕の学びになり、より強くしてくれました」 2020.03.08 12:25 Sun
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ウェールズの至宝、アーロン・ラムジー【ピックアップ・プレイヤー】

サッカーでは、GK、DF、MF、FWとそれぞれ役割の全く異なるポジションで、それぞれにスター選手がいる。今回の企画『Pick Up Player』では、現役を問わず各クラブを代表する選手たちをプレー動画付きで紹介していく。 今回はユベントスのウェールズ代表MFアーロン・ラムジー(29)だ。 <div id="cws_ad">◆ラムジー、ユベントスでの好プレー集<br /><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJ6ZXdnenl3dyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 母国ウェールズのカーディフ・シティでキャリアをスタートさせたラムジーは、2006-07シーズンに当時クラブ史上最年少となる16歳と124日という若さでトップチームデビューを果たした。 そして、2008年にアーセナルに完全移籍。その理由を「アーセナルなら若手が多くの出場機会を与えてもらえるから」と語っている。デビュー戦は同年8月13日のチャンピオンズリーグ予選のトゥベンテ戦。1カ月後の9月13日にはブラックバーン戦でプレミアリーグデビューも果たした。当時、元アーセナル指揮官のアーセン・ヴェンゲル氏は「彼の才能に疑いの余地はない。将来的にキャプテンに据えたいと考えている」と、その活躍ぶりを絶賛していた。 しかし、2010年2月には右足の腓骨と頸骨の骨折という大怪我に見舞われる。約10カ月のリハビリを経て、徐々に本来のパフォーマンスを取り戻していくと、2013-14シーズン頃から完全復活。より逞しくなった姿を見せた。 ラムジーのプレースタイルはボックス・トゥ・ボックス。足元の技術が高く運動量も豊富だ。自身が「お手本としている」と認める、同胞のレジェンド、ライアン・ギグスとは少し異なるが、ギグス以来の逸材としてウェールズでは常に期待の目が向けられている。 そのギグスとも共演したウェールズ代表では、2008年10月のデンマーク戦がデビュー戦となった。2012年のロンドン・オリンピックの際にはイギリス代表としてもプレーした経験がある。ちなみに、イギリス代表のオーバーエイジ枠にはギグスも選出されていた。 アーセナル在籍11シーズンで公式戦361試合に出場し62ゴール64アシストを記録するなど、3度のFAカップ制覇に加え、3度のコミュニティ・シールド獲得に貢献したラムジーだったが、クラブとの契約延長交渉がまとまらず、2019年の夏にフリーでイタリア王者ユベントスへ加入。層の厚い中盤でポジション争いに励み、度重なる故障に苦労したが、最終的に公式戦35試合4得点1アシストの数字を収め、チームのセリエA9連覇に貢献し、自身初のリーグ優勝を経験している。 2020.09.15 11:00 Tue
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グリーンウッドのキャリアはどうなる? ユナイテッド、テン・ハグの売却反対でレンタル検討か

マンチェスター・ユナイテッドが元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッド(21)のレンタルを検討しているようだ。 かつてはユナイテッドアカデミー産の新たな才能として注目を集め、あのライアン・ギグス氏も背負った背番号「11」を継承するグリーンウッド。まだ若く、これからの選手だが、2022年1月に恋人に対する暴力等々の罪で逮捕され、今に至るまで活動停止が続いている。 今年に入って起訴が取り下げられたが、クラブ内で復帰させるべきか否かで意見が別れ、いまだ練習にすら参加できず。そうしたなか、イギリス地元紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』によると、ユナイテッドでは他クラブに貸し出す案が浮上しているという。 あまりにもイメージが悪く、ユナイテッドで再起できるかすらもまだ見えてこないが、エリク・テン・ハグ監督が売却に反対派の態度を取っているとのことで、新シーズンが始まるまでに結論を出したい意向を示すクラブはレンタルの方向に傾いている模様だ。 なお、グリーンウッドとユナイテッドの契約は1年延長オプションを除くと、2025年まで。フットボーラーとしての才能は間違いないものがあるグリーンウッドだが、果たして。 2023.06.30 15:55 Fri

ウェールズの記事ランキング

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ユーロ本大会出場ならずも…ウェールズ指揮官は続投に意欲「チームは過渡期にある」

ウェールズ代表のロバート・ページ監督が、辞任の可能性を否定した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 ウェールズは26日に行われたユーロ2024予選プレーオフ決勝で、ポーランド代表と対戦。勝てば3大会連続で本大会出場となる試合だったが、120分間で決着はつかずPK戦へ。5人目まで全員が成功する拮抗した展開となったが、ウェールズのFWダニエル・ジェームズのシュートがストップされたことで、プレーオフ敗退が決定した。 ユーロ本大会出場を逃す結果となったウェールズだが、2026年夏まで契約を残すページ監督は続投の意思を明言。チームはFWガレス・ベイルが引退するなど過渡期にあり、指揮官は成長を見守りたい意向を示している。 「(続投の意思はあるかという質問に)もちろんだ。チームは現在過渡期にある。その状態であっても、本大会出場まであと一歩だった」 「6月にも試合があり、秋にはネーションズリーグ、そしてワールドカップ予選が待っている。私は今、そこに向けて全力で集中していきたい。すでに始めたことを含め、過渡期のチームを構築していく」 「素晴らしい選手のグループや、優れたスタッフがいることは理解している。我々はこれからも、適切なスタッフで仕事をしていきたい。そして、このグループに導入すべき若い選手もまだいるはずだ。それが私にとって次の目標となるだろう」 2024.03.27 12:10 Wed
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岡崎慎司に続き、レスター“奇跡の優勝”メンバーがまたも引退決断…アンディ・キングが幼少期からファンだったクラブでプロキャリアに終止符「これが完璧な引退の仕方」

ブリストル・シティに所属する元ウェールズ代表MFアンディ・キング(35)が、今シーズン限りでの現役引退を発表した。 キングはチェルシーユースからレスター・シティの下部組織に移籍。2007年7月にファーストチームに昇格しプロキャリアをスタートさせた。 レスターでプレーを続け、2015-16シーズンには元日本代表FW岡崎慎司らと共に、奇跡のプレミアリーグ優勝を経験。チームを支えたものの、その後はスウォンジー・シティ、ダービー・カウンティ、レンジャーズ、ハダースフィールド・タウンとレンタル移籍を繰り返し、2020年7月にレスターを退団。2021年1月にOHルーヴェンに加入すると、2021年7月に幼少期からファンだったブリストルへと完全移籍していた。 レスターでは公式戦通算379試合に出場し62ゴール24アシストを記録。ブリストルでも公式戦63試合で1ゴール5アシストを記録していた。 今シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)を戦うチームで出番が減り、公式戦17試合で616分間のプレーに終わっていた。 また、ウェールズ代表としてもプレーし、代表通算50試合2ゴールを記録していた。 レスター時代には2008-09シーズンにリーグ1(イングランド3部)、2013-14シーズンにチャンピオンシップでも優勝しており、同一チームで3つのリーグで優勝した最初で唯一の選手となっている。 キングはクラブを通じてコメントしている。 「素晴らしいサポートをしてくれた皆さんに感謝する。ここでの3年間は本当に大好きだった」 「僕が子供の頃から試合を見に来て、何年も過ごしてきたこのフットボールクラブでプレーすることができ、本当に光栄だった」 「自分のためにユニフォームを着て、家族と共にアシュトンゲートを出ることができるのは、僕の子供たちにとっても特別なことだった」 「最後の試合はブリストル・シティのシャツを着たいと思っていたし、それが僕にとって完璧な引退の仕方だと思っている」 2024.05.04 12:25 Sat
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ユーロ2024のプレーオフ組み合わせ決定! 残り3カ国を12カ国が3つのトーナメントで争う【ユーロ2024】

欧州サッカー連盟(UEFA)は23日、ユーロ2024プレーオフの組み合わせ抽選を実施した。 スイスのニヨンで行われた抽選会。12カ国が出場し、3つの枠を争うこととなる。 4カ国が3つに分かれてトーナメント方式で開催。準決勝は2024年3月21日、決勝は3月26日に予定されている。 パスAでは、ポーランドvsエストニア、ウェールズvsフィンランドが準決勝で実現。パスBでは、イスラエルvsアイスランド、ボスニア・ヘルツェゴビナvsウクライナ、パスCではジョージアvsルクセンブルク、ギリシャvsカザフスタンに決定した。 また、決勝は同じパス内の勝者が対戦。パスAはウェールズかフィンランド、パスBはボスニア・ヘルツェゴビナかウクライナ、パスCはジョージアかルクセンブルクで開催される。 ◆ユーロ2024プレーオフ 【パスA】 ◆準決勝 ▽2024/3/21(木) ポーランドvsエストニア ウェールズvsフィンランド ◆決勝 ▽2024/3/26(火) ウェールズ/フィンランド vs ポーランド/エストニア 【パスB】 ◆準決勝 ▽2024/3/21(木) イスラエルvsアイスランド ボスニア・ヘルツェゴビナvsウクライナ ◆決勝 ▽2024/3/26(火) ボスニア・ヘルツェゴビナ/ウクライナ vs イスラエル/アイスランド 【パスC】 ◆準決勝 ▽2024/3/21(木) ジョージアvsルクセンブルク ギリシャvsカザフスタン ◆決勝 ▽2024/3/26(火) ジョージア/ルクセンブルク vs ギリシャ/カザフスタン 2023.11.23 22:30 Thu
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ウェールズやポーランド、ウクライナなど強豪国が順当にPO決勝へ!【ユーロ2024予選】

ユーロ2024予選プレーオフ準決勝が21日に欧州各地で行われた。 ユーロ2024予選の各グループにて2位以下となったチームの中から、UEFAネーションズリーグ(UNL)2022-23の結果によって選定された12カ国が参加するプレーオフ。 パスAからCまでの3グループに分かれてミニトーナメントを実施し、各パスで優勝した3カ国にユーロ本大会の出場権が与えられる。 パスAに入ったウェールズ代表はホームでフィンランド代表と対戦し4-1で勝利した。ウェールズは開始早々の3分、ブレナン・ジョンソンとのパス交換からボックス内に侵入したハリー・ウィルソンがシュート。これは相手GKに弾かれたが、こぼれ球をブルックスが押し込み、幸先良く先制した。 先手を取ったウェールズは、38分にもペナルティアーク左でFKを獲得すると、デザインされたプレーからネコ・ウィリアムズが直接ゴール右にシュートを突き刺し、追加点を奪った。 その後、前半終了間際の45分にプッキのゴールで1点を返されたウェールズだが、後半開始早々の47分にセットプレーの流れからブレナン・ジョンソンットを揺らし、3点目。 攻勢を続けるウェールズは、79分にも左CKをベン・デイビスがヘディングで合わせると、これがゴールラインを割ったと思われたが、オンフィールドレビューの末にノーゴールと判定される。 それでもウェールズは、86分に追加点。自陣からのクリアを中盤で拾ったDFテンホにハイプレスをかけたダニエル・ジェームズがボールを奪うと、そのままドリブルでボックス内まで侵入。飛び出したGKを冷静にかわし、無人のゴールに流し込んだ。 結局、試合はそのまま4-1でウェールズが勝利。パスAの決勝へ駒を進めた。 また、パスAもう一試合のポーランド代表vsエストニア代表は5-1でポーランドが圧勝。ポーランドは22分にフランコフスキのゴールで先制すると、27分にはエストニアのパスコッチが2枚目のイエローカードで退場し数的優位となる。 その後も10人のエストニアを圧倒するポーランドは、50分にジエリンスキ、70分にピオトロウスキがネットを揺らすと、74分には相手MFメツのオウンゴールで追加点。 77分にもS・シマンスキのゴールでリードを5点に広げたポーランドは、直後の78分に1点を返されたが、そのまま5-1で圧勝し決勝へ駒を進めた。 【パスA決勝】 ▽3/26(火) ウェールズ代表vsポーランド代表 パスBのボスニア・ヘルツェゴビナ代表vsウクライナ代表は1-2でウクライナが勝利した。試合はゴールレスで迎えた後半に動く。ボスニア・ヘルツェゴビナは57分、ドリブルでボックス右から侵入したスダコフがグラウンダーのクロスを供給すると、これがマトヴィエンコのオウンゴールを誘った。 先制を許したウクライナは、81分にブラツコを下げてヤレムチュクを投入。すると85分、ムドリクのサイドチェンジからボックス右まで駆け上がったコノプリアの折り返しをヤレムチュクが流し込み、試合を振り出しに戻す。 同点弾で勢いづいたウクライナは、88分にもスルーパスを左サイドで受けたヤレムチュクが縦への突破からクロスを上げると、ドフビクがヘディングシュートをゴールに叩き込んだ。 結局、これが決勝点となり、逆転勝利を飾ったウクライナが決勝進出を決めた。 また、パスBもう一試合のイスラエル代表vsアイスランド代表は1-4でアイスランドが勝利した。アイスランドは31分にザハビのPKでイスラエルが先制を許したが、39分にグズムンドソン、42分にトラウスタソンがゴールネットを揺らし、1-2で前半を終える。 後半は一進一退の展開が続いたが、73分にイスラエルのDFレヴィヴォがレッドカードで一発退場となると、数的優位となったアイスランドは83分と87分にグズムンドソンがゴールを決め、そのまま1-4で勝利し、決勝へ駒を進めた。 【パスB決勝】 ▽3/26(火) ウクライナ代表vsアイスランド代表 パスCのジョージア代表vsルクセンブルク代表は2-0でジョージアが勝利した。試合は40分にジヴジヴァーゼのゴールでジョージアが先制する。 対するルクセンブルクは、後半立ち上がりの53分にロドリゲスがゴールネットを揺らしたが、これはVARの末にファウルと判定を取られ、ゴールは取り消された。 さらにルクセンブルクは、58分にチャーノットがレッドカードで一発退場となり、数的不利に。 するとジョージアは、63分に再びジヴジヴァーゼがネットを揺らし、そのまま2-0で勝利し、決勝へ駒を進めた。 また、パスCもう一試合のギリシャ代表vsカザフスタン代表は5-0でギリシャが圧勝した。開始早々の9分にバカセタスのPKで先制したギリシャは、15分にペルカス、37分にヨアニディス、40分にクルベリスがゴールネットを揺らし、前半を4-0で終える。 後半はカザフスタンが積極的な入りを見せたが、ギリシャは85分にDFマロキンのオウンゴールで試合を決定づける5点目を奪い、試合はそのままタイムアップ。圧勝したギリシャが決勝へ駒を進めた。 【パスC決勝】 ▽3/26(火) ジョージア代表vsギリシャ代表 2024.03.22 07:20 Fri
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レーティング:イングランド 2-1 ウェールズ《ユーロ2016》

▽ユーロ2016グループB第2節のイングランド代表vsウェールズ代表が16日にフェリックス・ボラールで行われ、2-1でイングランドが勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。 <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20160617_2_480_000.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽イングランド採点 GK 1 ハート 5.0 彼のポテンシャルを考えればベイルのシュートは弾けるチャンスがあった DF 2 ウォーカー 6.5 右サイドで常に高い位置を取り、ダイナミックな仕掛けを見せる 5 ケイヒル 6.0 ゴール前で好ブロックを見せるなど安定した守備 6 スモーリング 6.0 タイトなマークでロブソン=カヌに仕事をさせなかった 3 ローズ 5.5 攻撃参加時のクオリティを欠いたが、いつも通りエネルギッシュなプレーぶり MF 8 ララナ 6.0 スターリングに決定的なクロスを出すなど、相手のギャップを突きながらアクセントを付けた (→ラッシュフォード 5.5) ボールにはよく触ったが、打開しきれず 20 デレ・アリ 5.5 攻撃に関与していたが、直接的なチャンス創出は少なかった 17 E・ダイアー 6.0 アンカーポジションで良いカバーリングをしながら相手の起点を潰す 10 ルーニー 6.5 先輩のスコールズのように低い位置で組み立て、精度の高いサイドチェンジを続ける 7 スターリング 4.5 序盤に訪れた決定機は決めなければいけない。ほぼ何もできずHTに交代 (→スタリッジ 6.5) ヴァーディのゴールに絡み、決勝弾 FW 9 ケイン 5.0 初戦に続いて精彩を欠いてHTに交代 (→ヴァーディ 6.0) 好反応からゴールを奪った 監督 ホジソン 6.5 HT明けの2枚代えなど積極策で勝ち点3をもぎ取る <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20160617_3_480_000.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽ウェールズ採点 GK 1 ヘネシー 5.5 後半にルーニーのコントロールシュートをファインセーブ DF 5 チェスター 6.0 好インターセプトを見せるなど、質の高い守備を継続した 6 ウィリアムズ 5.0 クロスをクリアしきれずにヴァーディにネットを揺らされる 4 B・デイビス 6.0 大きなミスなく、自身の仕事はこなした MF 2 ガンター 6.0 低い位置で守備を重視し、自サイドを破綻させず 16 レドリー 5.5 負傷明け。中盤で守備に奔走した (→エドワーズ 5.5) 献身的に守備に回った 7 ジョー・アレン 5.0 前半の半ば以降、守備に労力をさかれて持ち味が出せず 10 ラムジー 5.5 よく走り、泥臭くプレーした 3 テイラー 5.0 対面のウォーカーの攻め上がりに苦慮し、押し込まれた FW 9 ロブソン=カヌ 5.0 相手CB陣に苦慮し、真ん中でほとんど起点になれず (→J・ウィリアムズ 5.5) ある程度、前線を活性化した 11 ベイル 6.5 初戦に続き見事な直接FKでゴールを奪った。守備にもよく参加 監督 コールマン 5.5 守備的な戦いぶり。攻撃面で低調だった ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! スタリッジ(イングランド) ▽やや独善的なプレーもあったが、2得点に絡む決定的な仕事を果たした。 イングランド 2-1 ウェールズ 【イングランド】 ヴァーディ(後11) スタリッジ(後46) 【ウェールズ】 ベイル(前42) 2016.06.17 00:06 Fri

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