福田師王がPSMで初ゴール、PK2つ獲得に関与するなどボルシアMGの3-1勝利に貢献【PSM】

2024.07.27 13:40 Sat
PSMでゴールを記録した福田師王
Getty Images
PSMでゴールを記録した福田師王
ボルシアMGのFW福田師王が早速ゴールを記録した。
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25日、ボルシアMGはプレシーズンマッチでフォルトゥナ・シッタートと対戦した。日本代表DF板倉滉は欠場したこの試合、福田はベンチスタートとなる中、試合はゴールレスで前半を終える。
後半を前に、福田はハーフタイムから出場。すると49分、ボックス内で縦パスを受けた福田は、相手DFの激しいマークに体勢を崩しながらも、フランク・オノラとのワンツーで抜け出し、冷静にゴールに流し込んだ。

背番号も「13」と新たにした福田。貴重な先制ゴールを決め、ブンデスリーガでのプレーにアピールした。
その後すぐに追いつかれたボルシアMGだったが、54分にはスルーパスに抜けた福田がドリブルを仕掛けると、ボックス内で相手に対応されるも、ルーズボールを拾ったアラサン・プレアが倒されPKを獲得。グラント=レオン・ラノスがしっかり決めて勝ち越しに成功する。

さらに79分にもボックス際で縦パスを受けた福田が相手DFのハードな守備に耐えてキープすると、パスに反応したフロリアン・ノイハウスが倒れて再びPKを獲得。これを、クリストフ・クラマーが決めて3-1。福田が3つのゴールに絡む活躍で、3-1と勝利を収めた。




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慌ただしい最終日過ごすローマ…ダンソ破談で2選手補強目指す

移籍市場でドタバタ続きのローマが最終日に慌ただしい状況を強いられている。 格下相手に1分け1敗と低調なセリエAのスタートとなったローマ。今夏の移籍市場では序盤こそ順調な動きを見せてきたが、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(30)の電撃残留の影響もあって補強プランに変更を余儀なくされている。 さらに、今夏の市場閉幕が間近に迫った中、さらなる予想外の問題によって最終日に慌ただしい動きを強いられている。 元イングランド代表FWタミー・エイブラハム(26)とベルギー代表MFアレクシス・サーレマーケルス(25)の実質トレード移籍が進行中の中、ディフェンスラインと中盤の補強の動きにも大きな変化が起きた。 ローマは当初、RCランスのオーストリア代表DFケビン・ダンソ(25)の買い取り義務付きのレンタル移籍で合意し、選手自身は今週ミッドウィークにローマ入り。メディカルチェックを受診していたが、このメディカルチェックで問題が発生。 RCランスは29日、メディカルチェックで問題を抱えていたダンソがクラブに戻ってきたことを発表。 イタリア『TeleRadioStereo』によれば、同選手はこの検査で心室性期外収縮(不整脈)の診断を下されており、スポーツ選手の心臓の問題に関して厳格なプロトコルを持つイタリア国内でのプレーが許可されなかったことが原因だという。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によれば、これを受けてローマはダンソの代役としてユベントスで構想外となっているポルトガル代表DFチアゴ・ジャロ(24)の交渉を素早くまとめ上げ、買い取りオプション付のレンタル移籍で獲得する見込みとなった。 さらに、ダンソの獲得費用が浮いたことで、同じく補強ポイントに挙げていた守備的MFのポジションでトップターゲットに挙げていたボルシアMGのフランス代表MFマヌ・コネ(23)をこの土壇場で獲得すべく動いているという。 2024.08.30 16:00 Fri
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ベナセルに年俸32億円オファー…ミランの練習を3日連続で欠席中

ミランのアルジェリア代表MFイスマエル・ベナセル(26)が練習に顔を出さなくなった。 イタリア『カルチョメルカート』によると、ベナセルはパルマ戦翌日の26日からミラネッロに不在。ケガをしているわけではないという。 どうやらサウジアラビア1部のアル・カーディシーヤへの完全移籍が濃厚か。アルジェリア代表関係者の話として、ベナセルは現年俸の5倍にあたる2000万ユーロ(約32億円)を先方から提示されているそうだ。 ミランとベナセルの契約には解除条項5000万ユーロ(約80.5億円)があり、アル・カーディシーヤがミランを説得するには、3000万ユーロ(約48.3億円)前後が必要とのこと。 『カルチョメルカート』は、ミランがボルシアMGのパリ五輪フランス代表MFマヌ・コネ(23)を狙っており、資金確保へアル・カーディシーヤとの妥協点を見出すと伝えている。 2024.08.29 14:50 Thu
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ボルシアMG、司令塔ノイハウスが契約延長! 今季から背番号10に変更

ボルシアMGは28日、ドイツ代表MFフロリアン・ノイハウス(26)との契約を2027年6月30日まで延長したことを発表した。 また、これまで背番号32を着用していたノイハウスだが、2023-24シーズンから背番号10を背負うことが併せて伝えられている。 1860ミュンヘンの下部組織出身であるノイハウスは、2017年夏にボルシアMGに完全移籍。移籍後即デュッセルドルフにレンタル移籍し、2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)優勝に貢献。その後、2018-19シーズンに復帰を果たすと、以降セントラルMFの絶対的な主力に君臨。ここまで公式戦172試合に出場し、22ゴール24アシストを記録している。 ドイツ代表として通算10試合に出場しているプレーメーカーは、高精度の右足とパスセンスに加え、年々運動量やプレー強度にも磨きをかけており、これまでバイエルンやドルトムントからの関心も伝えられていた。 ボルシアMGは今夏の移籍市場でMFラース・シュティンドルやFWマルクス・テュラム、DFラミ・ベンセバイニ、MFヨナス・ホフマンと多くの主力が流出。 そういった中、現行契約が2024年までとなっていたノイハウスの慰留に成功したスポーツディレクターのロラン・ヴィルクス氏は、満足感を示している。 「フロー(ノイハウス)は才能のある若いプレーヤーとして我々の元にやって来て、代表チームの経験を持つ経験豊富なブンデスリーガのプレーヤーに成長した。ある意味で典型的なボルシアのプレーヤーだ」 「彼が今回の契約にサインし、フットボールのクラスが維持されることを我々に明確に知らせてくれたことを嬉しく思う」 2023.07.28 22:49 Fri

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