ライス1G1Aのアーセナルが4連勝で暫定首位キープ! 冨安健洋もフル出場で次節ユナイテッド戦へ弾み【プレミアリーグ】

2024.05.04 22:35 Sat
Getty Images
プレミアリーグ第36節、アーセナルvsボーンマスが4日にエミレーツ・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが3-0で勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋はフル出場した。
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首位キープを狙うアーセナルは、10位のボーンマスをホームで迎え撃った。前節、アウェイ開催のノースロンドン・ダービーを3-2で勝ち切り、チェルシー戦に続く重要なダービー連戦を白星で飾ったアルテタのチーム。
ランチタイムキックオフ特有の難しさに加え、直近2試合連続で完封勝利を収めるなど好調を維持する難敵との一戦ではトッテナム戦と全く同じスタメンを採用。冨安は引き続き左サイドバックに入った。
立ち上がりからエンジン全開のアーセナルが攻守にボーンマスを圧倒。フィールドプレーヤー全員が相手陣内に入って細かなボールの循環、ボールを失った際の即時奪回でハーフコートゲームを展開する。

セットプレーを含めた波状攻撃で、攻撃陣が再三足を振っていくが、至近距離からのシュートブロックに阻まれる。14分には冨安のスルーパスに抜け出したハヴァーツ、18分には意表を突いた攻撃参加で右のポケットを取ったサリバがシュートを放つが、枠を捉えたシュートはGKトラバーズにはじき出される。

一方、防戦一方のボーンマスも相手のカウンタープレスを回避すると、オープンスペースで、打開力がある3トップが勝負を仕掛ける形で一発を狙う。その形でDFガブリエウを振り切ったソランケにビッグチャンスも、ここはDFサリバの見事なカバーリングに阻まれる。
前半半ばから終盤にかけても試合展開に大きな変化はなし。一時的にボーンマスが押し返して相手陣内でのプレータイムを増やしたが、アーセナルがすぐに主導権を奪い返す。そして、幅と深みを使った多彩な崩しで揺さぶり続けたが、トーマスやライスが決定機で仕留め切れない。

それでも、前半終了場際の42分にはウーデゴールの絶妙なスルーパスに抜け出したハヴァーツがボックス内でGKトラバーズと交錯して倒れ込む。足はかかっていたものの、大げさにファウルをもらいにいったようにも見える微妙なプレーとなったが、VAR介入後も主審の当初の判定通りにPKが与えられた。

これをキッカーのサカが冷静に左へ蹴り込み、45分の先制ゴールとした。そして、相手の粘りの守備に手を焼きながらも1点リードで試合を折り返すことに成功した。

互いに同じメンバーで臨んだ後半もアーセナルが先に決定機を創出。49分、ショートカウンターの形からボックス内でDFに囲まれながらも粘ったハヴァーツの丁寧なラストパスを受けたフリーのサカが左足ダイレクトシュートを狙うが、これはコース、威力ともに甘くGKトラバーズにセーブされる。

ビハインドを追うボーンマスも、後半はより攻撃的に入ると、53分には相手陣での潰しからアレックス・スコットのラストパスをボックス左で受けたソランケが左足シュート。GKラヤに好守を強いる。

以降はオープンな展開が続いていくと、ボーンマスも要所で相手の背後を突いてセメンヨやクライファートが際どいシーンを作り出すが、DFサリバを中心にソリッドなホームチームの守備を崩し切れない。

一方、前半に比べて決定機、シュートの数が減っていたアーセナルだったが、ワンチャンスを活かして2点目を奪い切る。70分、右サイドのサカを起点に中央のウーデゴールのパスはDFに引っかかるが、良いサポートでマイボールにしたライスがボックス左でフリーのトロサールに繋ぐと、ベルギー代表FWが狙いすました右足シュートをゴール右に突き刺した。

これで厳しい2失点目を喫したボーンマスだったが、直後の73分にはビッグチャンス。セネシの左クロスの流れからゴール前で混戦を生むと、GKラヤの短くなったパンチングのクリアに反応したスミスがクロスバー直撃のダイレクトシュート。この撥ね返りをゴール前のセメンヨがゴール左に蹴り込む。だが、このゴールは競り合いの際のソランケとGKラヤの微妙な接触プレーでのファウルを取られて認められず。ボーンマスにとっては前半のPK判定に続く不利なジャッジとなった。

判定にも救われて2点差を維持したアーセナルはトロサール、サカと殊勲のゴールスコアラー2人を下げてマルティネッリ、ガブリエウ・ジェズスを投入し、試合をクローズに入る。

危なげなく相手の攻撃を撥ね返し続けると、試合終了間際の97分にはジェズスがボックス付近でタメを作って、斜めのランニングでボックス右に走り込んだライスを使うと、ライスが相手GKの股間を抜くシュートを突き刺し、トドメの3点目まで奪った。

そして、試合はこのままタイムアップを迎え、好調ボーンマスに3-0の快勝を収めたアーセナルがリーグ4連勝で暫定首位をキープ。次節に控えるマンチェスター・ユナイテッドとのアウェイゲームに弾みを付けた。

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去就不透明な今季21得点FWイサク…ニューカッスルの判断やいかに「売るならより年齢が上の選手を」

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ユーティリティ性を武器にしたセドリックが4年半過ごしたアーセナル退団を表明「本当にありがとう!」

アーセナルの元ポルトガル代表DFセドリック・ソアレス(32)が退団を表明した。 スポルティングCPで育ったセドリックは、2015年7月にサウサンプトンへと完全移籍。インテルへのレンタル移籍を経験すると、2020年1月にアーセナルへとレンタル移籍。同年7月にフリーでアーセナルに完全移籍を果たした。 2023年1月からは半年間フルアムへとレンタル移籍も経験したセドリック。ユーティリティさを武器に右サイドバックだけでなく、左サイドバックやサイドハーフでもプレー。アーセナルでは4シーズンを過ごし、公式戦64試合に出場し2ゴールを記録していた。 ただ、近年は右サイドバックにDFベン・ホワイトが君臨。左サイドバックもDFオレクサンドル・ジンチェンコが加わると、自身のユーティリティ性を凌駕したのが日本代表DF冨安健洋。左サイドバックを主戦場に、右サイドバック、時にはセンターバックでも起用され、今シーズンは左右のサイドバックでプレーできるDFユリエン・ティンバーも加入したことで出番がほとんどなく、公式戦5試合の出場に終わっていた。 セドリックは自身のインスタグラムを通じて退団の挨拶を行った。 「なんていうチーム、なんていうクラブなんだろう」 「僕がチームと言っている時、全ての選手のクオリティ、みんなが示すプロフェッショナリズム、そして素晴らしい人間性が、まさにそれを意味しているからだ。本当にありがとう!」 「僕がクラブという時、それは最高レベルで戦うことを可能にするためにピッチ内外で常に懸命な時間を費やしている全ての部門、全てのスタッフを意味する」 「そして全てのファンのみんな、本当にありがとう!あなたたちは、いつでも僕の心の中の特別な場所にいる!」 「アーセナル(ハート)」 これにはチームメイトのDFウィリアム・サリバやMFファビオ・ヴィエイラ、MFマルティン・ウーデゴール、GKダビド・ラヤらがコメント。別れを惜しんだ。 <span class="paragraph-title">【動画】4年半過ごしたセドリックが退団を表明</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/C7MB92htKBf/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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「多才ぶりを発揮」「冷静にゴールを決めた」先発フル出場、同点ゴール記録、SB&CBでプレーした冨安健洋に現地紙が最高評価

アーセナルの日本代表DF冨安健洋がチーム最高点の評価を受けている。 19日、プレミアリーグ最終節が行われ、アーセナルはホームにエバートンを迎えた。 最終節を前にマンチェスター・シティに首位の座を明け渡すこととなったアーセナル。この試合で勝利し、シティが引き分け以下に終われば逆転での優勝を果たすこととなる。 冨安は左サイドバックとして先発出場。不運な形で先制を許したが、43分に冨安が魅せる。 右サイドを崩したアーセナル。マルティン・ウーデゴールがニアゾーンへのスルーパスに反応すると、ボックス右からグラウンダーのクロス。これを冨安がダイレクトでシュート。シェイマス・コールマンの股を抜く鋭いシュートがゴール左に決まり、アーセナルに貴重な同点ゴールをもたらせた。 今シーズン2点目を決めた冨安。後半にはガブリエウ・マガリャンイスが右肩を痛めたことでセンターバックに入ってプレーすることに。2-1での勝利に大きく貢献した。 攻守にわたって活躍した冨安に対し、イギリス『フットボール・ロンドン』は8点(10点満点)をつけて、チーム内最高の評価を与えた。 「予想外にもアーセナルで最も脅威となる攻撃陣の1人。ゴールを決め、さらに得点できたかもしれない」 「最後の最後でも左サイドバックもこなし、またしても多才ぶりを発揮した」 また、イギリス『イブニング・スタンダード』も8点(10点満点)をつけ、2アシストのマルティン・ウーデゴールと並んで最高の評価となった。 「アーセナルの最初のチャンスをヘディングで合わせ、左サイドバックから積極的な攻撃を見せ、冷静にゴールを決めた」 「残り30分はセンターバックにポジションを移した」 今シーズンもケガに悩まされることとなった冨安だったが、シーズン最終盤は左サイドバックのポジションを掴むことに成功。来シーズはさらなる飛躍に期待がかかる。 <span class="paragraph-title">【動画】冨安健洋が圧巻の股抜きシュートで今季2点目を記録!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="cMqc4JlhDus";var video_start = 7;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.20 11:40 Mon
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