ようやくの連敗ストップにトゥヘル監督が安堵… ミュラーも勝利の重要性を強調 「このような試合をものにできたのは大きい」

2024.02.25 17:54 Sun
勝利への満足感を示したトゥヘル監督
Getty Images
勝利への満足感を示したトゥヘル監督
バイエルンの久々の勝利をトーマス・トゥヘル監督らが振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
PR
ブンデスリーガ前節のボーフム戦で逆転負けし、公式戦3連敗中のバイエルン。トゥヘル監督の今シーズン限りでの退任が決まった中、立て直しに向け、24日の第23節ライプツィヒ戦に臨んだ。
前半はゴールレスで終えるも、56分にイングランド代表FWハリー・ケインが左足でシュートを決めきり、バイエルンが先制。その後は一度追いつかれたが、80分に今度はケインがボレーシュートを叩き込み、公式戦の連敗をストップした。

トゥヘル監督は内容を振り返り、接戦ながらも勝ちきれたことが大きいとコメント。次節のフライブルク戦に繋がると語った。

「前半は非常に良いプレーをしたが、2点のリードを奪い損ねた。後半はライプツィヒのプレー強度が上がり、前半のようにスペースを埋めることができなくなり、状況が複雑になった」
「ライプツィヒがプレッシャーを強めた時にゴールを決めた。そして1-1になってからも良い反応を見せた。強い相手との接戦だったが、最終的には勝利に値した」

「互角の状況もあったが、全体的には非常に集中していた。良いパフォーマンスだった。この勝利は我々にとって良いことだし、フライブルク戦に向けた土台となるはずだ。我々は今、さらに上を目指さなければならない」

また、この試合で先発し、65分までプレーしたドイツ代表MFトーマス・ミュラーも勝利に言及。このタイミングでの白星の重要性を説いている。

「僕らは皆同じ船に乗っている。3連敗したし、簡単な週ではなかった。だから、ライプツィヒという手強い相手に勝てたことに満足している。このような試合をものにできたのは大きい」

PR
関連ニュース

後任監督探しが難航するバイエルン、クリスタル・パレスのグラスナー監督を狙うもオファーは門前払い

バイエルンがクリスタル・パレスのオリバー・グラスナー監督(49)の獲得に動いたものの、交渉は破談に終わったようだ。ドイツ『ビルト』が報じている。 バイエルンはブンデスリーガのタイトルレースでレバークーゼンに大きく後れを取っていたこともあり、2月にトーマス・トゥヘル監督の今シーズン限りの退任を発表。 すぐに後任探しを始めたクラブだが、レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督や過去にクラブを率いたドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督、現在オーストリア代表を率いるラルフ・ラングニック監督らにアプローチをかけるも、交渉はまとまらず破談に終わっていた。 そういったなか、バイエルンは新たにドイツでの監督経験を持ち、フランクフルトでは日本代表MF鎌田大地(現ラツィオ)や元日本代表MF長谷部誠らと共にヨーロッパリーグ(EL)制覇を成し遂げたクリスタル・パレスのグラスナー監督にオファーを提示したようだ。 『ビルト』によれば、バイエルンはクリスタル・パレスに対して移籍金1800万ユーロ(約30億円)のオファーを送ったが、2026年まで契約を残すグラスナー監督に対して1億ユーロ(約169億円)の移籍金を求めるクリスタル・パレスはこれを拒否。バイエルンも獲得を諦めたと報じている。 またも新監督の確保に失敗したバイエルンの新指揮官候補には、フリーのハンジ・フリック氏(59)や ブライトン&ホーヴ・アルビオンのロベルト・デ・ゼルビ監督(44)の名が挙がっている。 2024.05.14 00:45 Tue

CL敗退バイエルン、ズボナレクの初ゴールなどで快勝し2位堅守【ブンデスリーガ】

バイエルンは12日、ブンデスリーガ第33節でヴォルフスブルクをホームに迎え、2-0で勝利した。 前節シュツットガルトに敗れた2位バイエルン(勝ち点69)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグ準決勝ではレアル・マドリーの前に敗退。無冠が確定した中、ケインやムシアラ、サネらが負傷欠場となって控え主体のスタメンでサラゴサが移籍後初先発となった。 前節残留を確定させた12位ヴォルフスブルク(勝ち点37)に対し、テルを最前線に、2列目に右からミュラー、ズボナレク、サラゴサと並べたバイエルンが良い入りを見せると、開始4分に先制する。アルフォンソ・デイビスのクロスを受けたズボナレクがボックス右からシュートを決めきった。 19歳の初先発U-21クロアチア代表MFズボナレクの初ゴールで早々にリードしたバイエルンは続く13分に追加点。サラゴサの左クロスをファーサイドのズボナレクが頭で落とし、ミュラーがポスト。丁寧な落としを受けたゴレツカがシュートを蹴り込んだ。 さらに18分、右サイドを抜け出したミュラーのアシストからサラゴサに移籍後初ゴールが生まれたかと思われたが、VARが入ってミュラーのポジションがオフサイドを取られノーゴールに。 その後もハーフコートゲームとしたバイエルンが2-0で前半を終えた。 迎えた後半もバイエルンが一方的にボールを保持する展開の中、互いに決定機なく時間が経過。 73分にはノイアーをお役御免とした中、そのまま2-0で勝利。2位を堅守している。 2024.05.13 02:22 Mon

監督招へいで失敗続きのバイエルン、前指揮官フリックと交渉…本人も復帰に前向きか

バイエルンがハンジ・フリック前監督(59)の呼び戻しに動いているようだ。 トーマス・トゥヘル監督が今季限りで退任するため、次期監督探しが注目どころのバイエルン。レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督を本命視する報道からはじまり、招へいとなれば復帰となるドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督や、オーストリア代表のラルフ・ラングニック監督が挙がったが、いずれも不調に終わった。 後任選びが難航中のバイエルンだが、ドイツ『スカイ』によると、今度はフリック氏に白羽の矢。両者の間ですでに交渉が始められ、昨年9月にドイツ代表監督の座を追われてからというもの、フリーの状況が続くフリック氏も前向きだという。 フリック氏は2019-20シーズン途中からバイエルンを率いると、ブンデスリーガ、DFBポカール、チャンピオンズリーグ(CL)のタイトルを導き、見事に3冠を達成。翌シーズンのブンデスリーガも制したが、そのシーズンをもって退任した。 ちなみに、フリック氏がバイエルンで再び指揮を執るとなれば、元ドイツ代表FWのミロスラフ・クローゼ氏をアシスタントコーチの1人として置く構想があり、元GKコーチのトニ・タパロヴィッチ氏もスタッフに入閣させる計画もあるそうだ。 現在のバイエルンはフリック氏の一次政権下から首脳陣も刷新され、当時不仲とされたハサン・サリハミジッチ氏やカール・ハインツ・ルンメニゲ氏もクラブを後に。バイエルンの監督探しはフリック氏の復帰で決着となるのだろうか。 2024.05.11 14:45 Sat

負傷続きのニャブリ、左太もも肉離れで母国開催のユーロ出場ピンチ

左太もも肉離れで再離脱となったバイエルンのドイツ代表FWセルジュ・ニャブリがユーロ出場の危機にあるようだ。ドイツ『キッカー』が報じている。 ニャブリは8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグのレアル・マドリー戦に先発出場。しかし、相手との接触のない場所で左太ももを痛めると、プレー続行不可能となり27分にピッチを後にした。 同箇所は4月9日に行われたCL準々決勝1stレグのアーセナル戦で痛めた部位。約1カ月にわたる離脱から、1日のCL準決勝1stレグのマドリー戦で復帰した矢先の重傷再発となった。 今季4度目の離脱で残り2試合となったブンデスリーガ出場は当然絶望の上、キッカーは6月に母国で開催されるユーロ2024への出場も厳しくなったと報じている。 なお、ドイツ代表候補メンバーの発表は16日に行われる。 2024.05.11 07:00 Sat

PSVがリーグ優勝に貢献のバイエルンMFティルマンを完全移籍で買い取り

PSVは10日、バイエルンのアメリカ代表MFマリク・ティルマン(21)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月までの4年間となっている。 昨夏、レンタルでPSVに加入した攻撃的MFのティルマンはトップ下や左ウイングを主に務めた中、エールディビジで26試合に出場9ゴール11アシストと活躍。6季ぶりのリーグ制覇に貢献していた。 また、ベスト16に進出したチャンピオンズリーグでは全8試合に出場。3アシストをマークしていた。 PSVへの完全移籍加入を受けてティルマンは「PSVに長く在籍できることが決まってとても嬉しく思う。移籍初年度のシーズンは最高のものになったから今後も同じようにトロフィーを獲得できればと願っている。正しい場所に居ると思うし、ここで成長できている」と居心地の良さを口にした。 2024.05.11 06:30 Sat
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly